せっかくハワイに来たのですから、海に行かなければ意味がありません。ただ海に行くだけではなく、できることなら、潜ってみたいと思うのが自然でしょう。これでも私、一応ダイビングのライセンスを持っています。この海を潜らないわけにはいきません。ネットでダイビングの申し込みをし、水深30m辺りまで潜ってきました。

水深30mぐらいまで潜ろうとすると、防水対応のデジカメではなく、ハウジングと呼ばれる物を装着しないと潜ることができません。最近はハウジングを付けなくても、水中に潜れるデジカメが出てきていますが、水深30mまで潜れるカメラはほとんどありませんでした。そんな状況の中、Nikonから革新的な水中用デジタルカメラが登場しました。「COOLPIX AW130」というデジカメは、なんと水深30mまで対応とのこと。今回のハワイ旅行に合わせたかのような発売です。「COOLPIX AW130」を購入してハワイの海を潜ってきましたのでレビューします。

本当に水深30mまで大丈夫

ハウジングを付けずに、水深30mまで潜れるか心配でしたが、とくに問題なく使えました。海から出た後も、不具合は出ていません。本当に水深30mまで潜っても大丈夫のようです。

※実機写真

一般的なデジカメと比べるとやや大きいかもしれませんが、それでも充分コンパクトなサイズ。普段使いのデジタルカメラとしても使えるサイズで、脅威の水深30mまで耐えうる防水性能です。

写真の画質

30mまで潜れるとしても、画質が悪かったら意味がありません。せっかく潜ったけど、ボヤッとした写真では感動も薄れてしまいます。

「AW130」はあまり難しい操作をすることなく、オートで写真を撮るのが前提のデジカメです。RAWデータで撮ることはできませんし、絞りなどを操作し、マニュアル的に撮るようなこともできません。付いているのは光学ズームぐらいです。

そういった上級者向けのデジカメは他のデジカメに任せておけばいいでしょう。「AW130」は難しいことを考えず、ガンガンアクティブに行動して撮っていくデジカメなのです。

簡単な「AW130」の説明はこれぐらいにして、肝心な写真を見てもらいましょう。

DSCN0130※写真のサイズを4608×3456から2304×1728にリサイズしてあります。

DSCN0031※写真のサイズを4608×3456から2304×1728にリサイズしてあります。

DSCN0204※写真のサイズを4608×3456から2304×1728にリサイズしてあります。

DSCN0180※写真のサイズを4608×3456から2304×1728にリサイズしてあります。

どうですか?なかなか綺麗じゃないでしょうか。なかなか水中で、ここまで綺麗に撮れるデジカメはないように思います。

動画の画質

続いては動画の画質も見てください。1080Pの30フレームから480Pの30フレームまで、画質の設定を変更できるようになっています。今回は、1080Pの30フレームで撮影してきました。

自分で見てみてビックリしました。ハワイの海の中で見た感動をそのまま再現しています。静止画の画質も素晴らしいと思いますが、動画の画質も期待以上の画質です。

GPS機能がいい

何気にいいと思った機能があります。「AW130」には、GPSが搭載されています。ただのGPSではございません。なんと、今いる海の名前が「AW130」の液晶モニターに表示されます。これにはビックリしました。今いる海の場所が出るだけで、本当にワクワクしました。

※写真

さらに「AW130」が凄いのは、パソコンにデータを転送して場所を確認しなくても、AW130だけで場所を確認することができるのです。旅にパソコンを持って行かなくても、撮ってすぐに手元のデジカメで場所を確認できます。

AW130で世界中の海を潜ろう

世の中には「AW130」より高画質な水中で撮影するデジカメもあります。もっと正確にログを取ることができる機械もあります。本格的にダイビングをしている人は、より本格的な機材を持っているでしょう。この「AW130」は、そこまで本格的には潜ったりしないけど、ダイビングが好きなヒトにピッタリのデジカメです。水深30mまで耐えることができれば、大抵のダイビングでは充分でしょう。さらにGPSや水中ログまでま取ってくれます。このサイズにこれだけの機能を詰め込んでいることに驚くしかありません。

ダイビングをしない人にとっても、魅力的なデジカメです。子供さんの水遊びしている写真、ちょっと海に行った時にはしゃいでいる写真を撮るとき。水深30mまで耐えうる強力な防水機能で、どんな状況でも撮影することができるのです。

防水機能が付いたデジカメの購入を考えている人に、1番に購入を検討してほしいデジタルカメラです。

 

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