とんでもないモノを手に入れてしまいました。ここまで驚くモノに出会えたことに感動しています。衝撃度から言えば、iPhoneやiPad以上です。あらゆるものが高性能化し、もう驚くようなデジタル機器は出てこないのではないかと思っていましたが、今回紹介する製品を体験した瞬間に度肝を抜かれました。その製品とは「Gear VR」という製品です。
写真を見れば、なんとなく頭につけて映像を見るものだというのが分かります。今までにもこういったタイプの製品はありましたが、まだまだ実用レベルではなく、どちらかと言えばネタ的な製品といったものばかりでした。しかし「Gear VR」は違います。今の段階で、すでに実用レベルにある製品になっています。「Gear VR」を装着すれば、きっと体験したことのない、脅威の映像体験をすることができるでしょう。
Gear VRとは
頭に付けて映像を見るものだというのは分かると思いますが、「Gear VR」とはいったいどういう製品なのでしょうか。このGear VRというヘッドマウントディスプレイを頭に装着することで、360°全方位を見渡せる映像を体験することができます。頭に装着することで、目の前に大画面を実現する製品はすでに世の中にありました。このGear VRが凄いのは、右を向くと映像も右に動き、左を向くと映像が左に動きます。勿論上を向けば、上を見ることができます。クルッと後ろを向けば、自分の後ろにある映像を見ることができます。その動きがまったく違和感なくスムーズに動くのがGear VRの素晴らしいところです。
映像の画質が悪かったり、頭の動きに合わせた映像の動きが遅れたりすると、脳に違和感を感じ、映像酔いをするはずです。しかし、Gear VRはそういった映像酔いをすることはありません。若干映像に粗さを感じる部分もありますが、今の段階でも必要十分といっていい画質を実現しています。そして何よりも素晴らしいのは、頭の動きに合わせた映像の動きです。この点に関しては、まったく違和感がありません。違和感がないどころか、あまりにスムーズ過ぎて、どっぷりとVRの世界に没入することができます。初めてGear VRを付けた時は、回転式の椅子をグルグルと回して、我を忘れて映像に没頭してしまいました。
もちろんヘッドフォンを付ければ、映像の音まで堪能できます。ヘッドフォンを装着して外部の音を遮断すると、本当にその世界に入ってしまいます。その世界に入ってしまう理由は、Gear VRの音がとてもリアルだからです。おまけのような音ではなく、しっかりと映像と音が連動しています。後ろを向けば、目の前にあった音が後ろから鳴ります。映像と音がセットになることで、現実を超えるリアルが実現しています。是非ともヘッドフォンを装着して、真のVR体験をしていほしいと思います。
用意するモノ
この脅威のヴァーチャル・リアリティ(VR)を体験するためには、何が必要なのでしょうか。
- Gear VR
- Galaxy S6 edge(もしくはGalaxy S6)
- ヘッドフォン(できたらBluetoothヘッドフォン)
この3つを用意すれば、今すぐに異次元の映像体験をすることができます。殆どの方は、ヘッドフォンは持っているでしょう。あと用意するものは、Gear VRとGalaxy S6 edgeです。この2つがないと、脅威の映像体験をすることはできません。最近Galaxy S6 edge(もしくはGalaxy S6)を購入したという方は、Gear VRを購入するだけ。Gear VRは、約25,000円です。最近Galaxy S6 edgeを購入したという方なら、あと25,000円ほど追加投資するだけで、異次元の世界を体験することができます。
Galaxy S6 edgeを持っていない方は、残念ながらGalaxy S6 edgeを購入しなければいけません。よくiPhoneでGear VRが使えないのか聞かれますが、iPhoneではできません。性能的にはiPhoneレベルの性能でもできるのかもしれませんが、iPhoneではGear VRにハマりません。あと、Galaxy S6 edge(Galaxy S6)以外のGALAXYシリーズでも使うことができません。Galaxy Note edgeだけは、Galaxy Note edge用のGear VRがありますので、そちらを購入してください。Galaxy Note edge用のGear VRを購入することで、異次元の世界を体験することができます。
基本的にGalaxy S6 edge(Galaxy S6)を持っていないと、Gear VRを使うことができません。わざわざGalaxy S6 edgeを購入してまでと思うかもしれませんが、Galaxy S6 edgeは非常に完成度が高いスマートフォンです。iPhone6を上回る超高精細ディスプレイに、スマートフォンとは思えない、素晴らしい写真を撮ることができます。Gear VRを体験するしないに関わらず、スマートフォンとしてみても、非常に完成度が高い1台に仕上がっています。使い慣れたiPhoneからAndroidに乗り換えるリスクもありますが、興味を持った方は、思い切ってGalaxy S6 edgeに乗り換えてほしいと思います。
Galaxy S6 edgeの端末代は8万から10万ほどです。高性能なスマートフォンのため、価格も高めになっていますが、端末代を分割で購入する方が殆どでしょう。端末代を分割で購入した場合の月々の支払は、6,000〜9,000円ぐらいになります。選択料金プランによって変わりますが、最新のスマートフォンを購入する場合の価格帯です。もし今スマートフォンの買い替えを検討されている方は、是非Galaxy S6 edgeの購入を検討してみてください。
5月末からSoftBankもGalaxy S6 edgeの取り扱いを開始しました。iPhoneやXperiaのように、どのキャリアでも購入できる端末になり、購入する条件は整ったと言えるでしょう。
何が凄いの
実際に頭に付けて体験したら凄さが分かります。Webの記事に映像のスクリーンショットを乗せて説明しても、この凄さを伝えることができません。360度広がる映像のため、Webに貼ることができません。大型家電量販店にある、Galaxy ShopにGear VRが置いてあります。ここに行けばGear VRを体験することができます。興味を持った方は、一度体験しに行ってください。
映像の凄さは実際に体験したら分かりますが、その他にもGear VRの素晴らしい点があります。それは、スマートフォン(Galaxy S6 edge)とGear VRだけあればいいという点です。Galaxy S6 edgeに搭載されたディスプレイ、ジャイロセンサー、バッテリーで、Gear VRの動作を実現しています。Gear VRに線で電源を繋ぐ必要がないため、いつでもどこでも驚異の世界を体験することができます。Gear VRとGalaxy S6 edgeの2つがあれば、いつでもどこでも異次元の世界を体験することができます。このお手軽さがあるのも、Galaxy S6 edgeという高性能なスマートフォンのおかげです。こんなに薄くて小さいスマートフォンに、これだけの機能が詰め込まれているのかと思うと、ますますGalaxy S6 edgeが好きになってしまいます。
今すぐ体験しよう
Gear VRを装着している写真を見ると、思わず吹き出しそうになるぐらい笑ってしまいます。Gear VRの世界を体験するまでは、半分冗談ぐらいのつもりでいました。しかし、頭に装着して体験した瞬間、あまりの凄さに鳥肌が立ちました。これは間違いなく、これからの世界を変える技術だと確信するのに時間はかかりませんでした。Gear VRを作っているのは、Oculus Rift(オキュラス・リフト)という会社ですが、2014年3月に20億ドルでFacebookに買収されました。さらにNYタイムズが、このVR技術を使ったVRジャーナリズムというものに取り組みだしています。そう遠くない将来に、このVR技術が世界を変えるはずです。
今はまだ頭に付ける装置もやや大掛かりなものですが、進化していく過程で、より小型化していくはずです。今は町のカフェや電車の中で使っている人はいませんが、3年後ぐらいのスターバックスでは、Gear VRのようなVR装置を頭に付けているのが普通の光景になると僕は思います。
半信半疑のあなた。騙されたと思って、Gear VRを体験してほしいと思います。きっと体験したことのない、現実を超えるリアルがあるはずです。
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