先日は、Gear VRがどういったものか紹介しました。体験したら凄いことが一発で分かるガジェットなのは間違いありませんが、ブログを書くものとしては、どうにかブログでその凄さを伝えなければいけません。Gear VRという製品の特性上文章では伝えきれないのを承知の上、これからGear VRのアプリなどを紹介していきます。
今回紹介するのは、Gear VRを装着して最初に操作することになる、UI(ユーザインタフェース)について書きます。
頭で操作する未来のUI
Gear VRにGalaxy S6 edgeを装着し、頭にそれを装着するとGear VRが自動的に立ち上がります。Gear VRのロゴが表示された後、Gear VRの注意事項が表示されます。
Gear VRの右側面にあるタッチパッドの中央部分をタップすると、Gear VRのホーム画面にいきます。このホーム画面に来た瞬間に未来を感じるでしょう。広いリビングのような場所に様々なアイコンが並んでいます。画面中央にはポインターが表示されています。頭を右に動かすと画面の視点が右に動きます。ポインターは中央に止まったままです。Gear VRの右側面にあるタッチパッドでポインターは動きません。頭を動かすことで自分の選択したいものを選ぶ仕組みになっているのです。そして、選択したいアプリを見つけたらタッチパッドの中央部分をタップすると決定になります。
正面に表示されているアイコンを無視して、グルっと後ろに回れば、広いリビングを見回すことができます。このリビングがシンプルだけどお洒落な感じで、ただこのホーム画面で頭を動かしているだけでも充分楽しいと感じるはずです。
Galaxy S6 edgeのジャイロセンサーを活かし、精度の高いトラッキング機能を使ったUI。このホーム画面を体験するだけでも、Gear VRの凄さを体験できます。
これこそが未来のUI。そう確信できる素晴らしいUIです。
細かい選択が必要な場面ではトラックパッドも
Gear VRのUIの素晴らしい点は、頭を動かすトラッキング機能を使ったUIだけではく、Gear VRの右側面にある、トラックパッドも使うことができるという点です。ホーム画面に表示されている主要なアプリ以外を選択するときは、右側にあるライブラリという項目を選択します。ライブラリを選択すると、自分が購入したアプリがズラッと並んでいます。このライブラリの画面には、かなりの数のアイコンが並んでいます。勿論頭を動かすことでポインターを動かしますが、基本的にはポインターはアプリの選択のみに使います。下の段に表示されているアプリのほうを選択しにいくときは、Gear VRの右側面にあるタッチパッドを触ってアイコンの段を下に移動させます。さらに下の段に行きたいときは、トラックパッドを下に動かすと、下の段に行きます。上の段に戻りたいときは、トラックパッドを上に動かすと、上の段に戻ることができます。
頭を動かすという操作と、指でトラックパッドを操作するという、2つの操作方法をうまく融合させています。一番簡単で重要な操作を頭で動かすという操作方法に限定し、補助的な操作をトラックパッドに受け持たせる。この違和感のない2つの操作形態の融合は見事としか言いようがありません。
あまりに完成度が高いため、Gear VRのアプリだけではなく、Galaxy S6 edgeに入っているすべてのアプリを、このUIで操作させてほしいと思うほどです。
完成度の高い新しいUIがGear VRを支える
Gear VRを使い始めた瞬間に鳥肌が立ったのは、この素晴らしいUIがあったからです。このUIを体験した瞬間、これはとんでもないものを体験しているんだと分かったとき、Gear VRの世界から離れられなくなってしまいました。
Gear VRには凄いアプリがたくさんあります。それらのアプリを体験するのが楽しいのは間違いありませんが、ただホーム画面でアプリを選択しているだけでも、未来を感じることができるでしょう。
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