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必読本「ノマドワーカーという生き方」「フリーで働く!と決めたら読む本」を紹介

今回、同時期にこの2つの本を読むことができた。「ノマドワーカーという生き方」と「フリーで働く!と決めたら読む本」の2冊。どちらもフリーランスで仕事をされている方が書かれた本です。どちらの本もフリーで働くということについて、著者がすべてをさらけ出して教えてくれた。

まずは立花岳志氏の著書「ノマドワーカーという生き方」について。

立花氏は39歳でサラリーマンを辞め、フリーになりブロガーとして生計を立てている。職業はプロブロガーだ。2011年の3月末に勤めていた会社を退社し、フリーになった。2011年の3月といえば、あの東日本大震災後に独立している。まず、あの時に独立するなんて考えられない。僕は名古屋にいて、関東の方々よりも地震の被害が無い地域にいたが、何を信じたらいいのか分からない状態の中で、何もできずに時が過ぎていた。そんな大混乱の中で立花氏はフリーになった。普通の人ならフリーになるのを辞めて、そのままサラリーマンをしていると思う。この時点で並大抵の精神力の持ち主ではないなと思わされた。

そんな精神力の強さは、毎日体を鍛えているところからも伺い知れる。なんと立花氏は毎日ランニングをしているのだが、その連続出走記録の日にちはなんと1,105日!!!約3年近く毎日走り続けている。もしかしたらプロのマラソン選手だって、正月ぐらいは休んだりしそうだし、3年近くも毎日走っている人なんて、彼だけじゃないだろうか。何故彼が3年も走り続けることができたのか?それは、iPhoneとソーシャルメディアを使うことで、毎日ランニングを記録し、ネット上に公開したからだ。公の場にさらすことで、逃げられないようにしたのだろう。毎日簡単に記録することができ、それを皆に知らしめる事ができる。昔では考えられなかったランニングとの付き合い方が、立花氏の今を作っているというのがよく分かります(実は立花氏は一時体重が100キロを越え、これではまずいと思いランニングに取り組み、25キロの減量に成功している)

ブログやソーシャルメディアが
孤独な仕事や孤独なトレーニングから、楽しむ仕事や楽しむことができるトレーニングに変え、
今の立花氏があります。

「ノマドワーカーという生き方」という本は、今話題のノマドワーカー的な働き方をする方の日常を覗くことが出できて、さらにどうしたら立花氏のような仕事とまではいかなくても、立花氏のような日々の過ごし方ができるのだろうか。その方法、ソーシャルメディアの使い方から、iPhoneのアプリの使い方まで、教えてくれます。

特に第4章の、フリーブロガーの「デジタル・セルフマネージメント」ノマド&クラウド徹底活用は、様々な物を駆使し、仕組みを作ることで夢を目標に変え、目標をタスクに変えてそれを実行し継続することで、自分の夢を実現するこができるという、立花氏が実行して実現したことが詳しく書いてありますので、必読です。

次の本は、中山マコト氏の著書「フリーで働く!と決めたら読む本」です。

中山氏はキキダスマーケティング実践者兼シンクロニストという変わった肩書きを持ち、(この変わった肩書きという時点で、すでに彼の思惑通りなのだが)数々の企業のマーケティングをしている方です。

第1章では、フリーランスで成功するための心構えが書いてあります。フリーランスになる前の、サラリーマン時代からの過ごし方から書いてあるので、フリーランスになろうと思っていない方にも読む価値があると思います。

第2章では、フリーランスになって苦労する、お金についての考え方について書いてあります。この1章と2章の考え方を理解しないと、フリーでやっていくのは難しいんだろうなぁという説得力がありました。この2章を読むだけで、フリーで働くということが、どれだけ大変かというのが分かります。

3章からは最後までは、フリーになってからどのように仕事をしていったらいいのかが書いてあります。フリーで働くと他に働く人がいません。自分1人で仕事をするということの意味、そして1人で仕事をするにはどうやって仕事をしていったらいいのかという点についても、とても分かりやすく説明してあります。第6章の、名刺等の自分や会社を宣伝するツールの使い方は、フリーじゃない方でも仕事に使えるやり方ではないでしょうか。

この本を読むと、フリーで働くことの厳しさも感じますが、フリーで働くことの楽しさや充実感を、厳しさ以上に感じることができ、自分もフリーで働くためにはどうしたらいいのか、いや、どのように行動したらいいのかということが分かりました。

今回この2冊を同時に読めたのは本当に良かったと思う。どちらもフリーで働くことの楽しさ、厳しさを勉強することができた。しかもとても具体的に書いてあり、読んでいてすぐに実践できそうなことばかりで、自分の中のモチベーションが大幅に上がった。同じようなテーマの本を同時に読むことができ、さらにどちらも良書で必読本だったのは、本当に良かったと思う。

改めて素晴らしい本に出会えたことに感謝したい。

 

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