あまり使わないけど鞄に入れてあるものがあります。それはKindle Voyageです。使わなくはないのですが、手持ちのスマートフォンでKindleの本が読めてしまうため、Kindle Voyageを鞄から取り出してまで読む必要性を感じなくなっています。バッテリーが持つ、目にやさしい、本を読むことに集中できるという利点がありますが、それ以上に致命的な欠点があるため、使うのをためらってしまいます。
サクサクじゃない
Kindle Voyageを使っていると、何かとストレスが溜まってしまうのです。何をするにしてもモッサリしています。一番致命的なのは、本を読んでいる時に気になった部分にマーカーを引こうと思っても、思ったところにマーカーが引けません。
線を引こうと思って、ディスプレイを長押ししてマーカーを出したときからイライラが始まります。まず思ったところに線が引けません。意図してないところに線が付いてしまっても、すぐに修正できればいいのですが、自分の意図したところになかなか線を持っていくことができません。うまくいかないときは何度やっても線がうまく引けません。今どきありえないぐらいの精度の低さです。結局マーカーを引くのを諦めてしまうことが多々あります。
スマートフォンやタブレットのKindleアプリで本を読むときには、線が引きにくいということはありません。意図したところにサクサクと線を引くことができます。スマートフォンのKindleアプリの完成度から推測すると、Kindle Voyageのソフトウェアが悪いのではなく、ハードウェア的な仕様のせいでしょう。電子ペーパーという特殊な表示方式のため、タッチ操作の反応が悪すぎます。
Galaxy Note3が最強の電子書籍端末
スマートフォンやタブレットのギラギラとした画面で読書をするのは、目にはあまりよくありません。目への影響を考えてKindle Voyageで本を読むようにしていましたが、Galaxy Note3で久しぶりにKindleアプリを立ち上げて気付きました。
Galaxy Note3は目に優しい。
なぜ目に優しい感じがするのかというと、Galaxy Note3は液晶ではなく、有機ELディスプレイだからでしょう。液晶ディスプレイは、バックライトがないと光らせることができませんが、有機ELディスプレイは点自体が発光しているため、バックライトが必要ありません。ディスプレイ自体の光り方が違うため、目に優しいのでしょう。
もうひとつGalaxy Note3の良い点があります。それは、ディスプレイのサイズです。大きすぎず小さすぎない文庫本に近いサイズが読書にピッタリです。
Kindle Voyageは余白部分が大きいため、片手で持つのが辛いサイズ。反対にGALAXY Note3は、片手でも持つことができます。ディスプレイも大きいため、画面に多くの文字を表示させることができて、片手で持つことができる端末です。
さにGalaxy Note3のいいところは、ディスプレイがカラーということ。活字の本だけではなく、カラー写真を使っている本や、雑誌、漫画なども違和感なく読むことができます。Kindle Voyageでこれらの本を読むと、とても味気なく感じます。
ディスプレイよし、サイズよし、サクサク。三拍子揃ったGalaxy Note3は、読書専用端末のKindle Voyageを上回っています。Kindle Voyageが上回っているのは、バッテリーの持ちだけです。スマートフォンはバッテリーが持ちませんが、常に充電できる環境を整えておけば、その問題も解決できます。
Kindle Voyageは素晴らしい電子書籍端末だとは思いますが、応答速度の悪さから、現状ではスマートフォンやタブレットで本を読んだほうが快適です。Galaxy Note3は、数あるスマートフォンやタブレットの中でも、有機ELディスプレイという素晴らしいディスプレイを搭載しているため、現状では最強の電子書籍端末だと思います。
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