auのiPhone5sを入手しました。2月に入っていから、au、docomo、SoftBank3社とも、MNP(同じ番号で携帯電話キャリアを変えること)をすると、通常ですと7万円以上する、iPhone5sが、本体代が0円で入手できてしまいます。なぜ7万円以上もする物がタダなのかと言いますと、2年間その携帯電話キャリアを使い続けるという条件で、7万円以上もするiPhone5sを無料で手に入れることができる訳です。勿論それだけでは端末代を補いきれないので、色々オプションを付けることで、お店へバックがあるのだと思われます。さらに、よく分からないアプリを入れたりすることで、熾烈な値引合戦の中で、利益を確保していると思われます。

そんな恩恵にあずかり、僕もauのiPhone5sをゲットした訳です。各種設定を済ませて、auのLTE回線、3G回線を使ってみて感じたことを書きたいと思います。

わりと遅い

iPhone5sになり、LTEのプラチナバンドと呼ばれる800Mhz帯を受信できるようになりました。すでにAndroid向けのLTEを800Mhz帯で展開していた恩恵を、iPhone5sとiPhone5cユーザーは受けられるという訳です。残念ながらiPhone5は、800Mhz帯を受信することができないので、あまり電波状況が良くないというような話がチラホラと出ていました。それも、iPhone5sとiPhone5cなら解決というような風潮もありましたが、このたびauのiPhone5sを自分で使ってみて感じたのは、「わりと遅い」ということです。

このわりと遅いという比較対象は、SoftBankのLTEに対してです。11月までSoftBankのiPhone5を使用していましたが、今思えば、非常に快適な通信環境でした。LTEのエリアもわりと広く、回線速度もかなり速いため、うっかり通信速度規制に引っかかることもありました。LTEというものは、SoftBankのLTEの環境が当たり前だと思っていたのですが、今回auのiPhone5sを使ってみて、SoftBankの回線環境は相当良かったんだなと思いました。

auの回線は何が悪い

これは常々言われている「パケ詰まり」という現象でしょう。iPhoneの画面上では、電話状態を表すアンテナが全部立っているのに、全然Webページを読み込んでくれないときがあります。iPhone3GSの頃のSoftBankも、この現象が頻繁にありました。あのときも全然読み込んでくれないので、かなりイライラしましたが、それと同じ現象が、auでも起きているように思います。iPhoneの画面左上の電波表示を見ていると、たまに×1と表示されるときがあります。iPhone5のときは○が表示されていたようですが、iPhone5sは×1と表示されます。まだauのiPhone5sを使い始めて2日ですが、もうすでに頻繁に×1の表示を見ます。さらには圏外になることも。あと思ったよりLTEを掴まず3Gが多いということ。LTEの電波が来ていなければ、800Mhz帯の意味もありません。もっとauのLTEエリアは広いと思ったのですが、、、

auのiPhone、なぜ「パケ詰まり」が多いのか? 基地局環境、スマホ機器故障…  | ビジネスジャーナル
 ソフトバンクは小さな基地局をたくさん設置して、受け渡された先でも“空き”があるように工夫している。auは受け渡しを高速化して効率的にできるようにしている。ただ、この受け渡しを高速化する技術「Opti ...
データの処理の仕方が明暗を分けたか。

 ソフトバンクは小さな基地局をたくさん設置して、受け渡された先でも“空き”があるように工夫している。auは受け渡しを高速化して効率的にできるようにしている。ただ、この受け渡しを高速化する技術「Optimized Handover」にiPhoneが対応していないのだ。

 基地局が空いていればそれでもうまくつながるのかもしれないが、混んでいる上に高速切り替えができないのでは、詰まってしまうのも仕方ないといったところだろうか。もちろん、ユーザーが仕方ないと諦める必要はないのだが、しばらくは環境が整うのを待つしかない状況なのも事実だ。

と書いてあるように、どうもauのほうが、回線速度が遅いのは仕方がないようだ。

昔はSoftBankも遅かった

僕が最初にiPhone3GSを持ち始めた頃、SoftBankの回線も、お世辞には速いとは言えない状況だった。それから4年ほどで、ここまで改善された。きっとauも改善できるはずだ。自慢の800MHzプラチナバンドの名に恥じない回線網を、一刻も早く整備してほしいものだ。

 

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