iPhone5sからiPhone5sに乗り換えたという人がいました。聞いた瞬間に頭が?になりましたが、すぐに経緯を理解しました。
auのiPhone5sを使っていた方が、MNPでワイモバイルのiPhone5sに乗り換えたのです。
何気なく話を聞いていましたが、案外そういう人は多いのかもしれません。iPhone6が発売された頃、iPhone5sが一括0円で販売されていたからです。端末代が一括0円な上に、高額のキャッシュバックまで付いていました。たしか毎月割が減額されていたはずなので、月額料金はそこまで安くはなりませんが、コミュファ光に加入していればauスマートバリューが適用され、毎月1,410円の値引きが加わります。
おそらく毎月の料金は、auスマートバリューの値引1,410円を加わえて、4,000円から5,000円ぐらいに収まっていたのではないでしょうか。
非常にお値打ちにiPhoneを使えていたのですが、auスマートバリューの値引が、2年を過ぎると934円に減額にされます。934円でもなかなかの値引額ですが、2年経つことで、MNPをしたことによる基本料金980円の値引や、毎月割の値引も終了してしまいます。その結果、今まで5000円ぐらいで使えていたのが、7,000円近い料金になってしまうのです。一昔前なら、MNP(乗り換え)をすることで、同等の料金に持っていくことは可能でしたが、MNPよるメリットもなくなり、5,000円以下でiPhoneを持つことが不可能な状況になっています(通信量5GB以上のプランで)。
そんな状況の中、唯一5,000円ぐらいのお値段で、iPhoneを持つことができるのが、ワイモバイルのiPhone5sなのです(UQモバイルもありますが、店舗が少ない)。
しかし、今さら3年型落ちのiPhoneを契約するのは腑に落ちません。ましてや、iPhone SEが発売されているこの状況でです。さらに腑に落ちないのが、ワイモバイルが販売しているiPhone5sのお値段です。なんと32GBのiPhone5sで57,132円です。Apple Storeで販売されているiPhone SEの64GBモデルが税込53,784円。見た目はiPhone5sと同じですが、中身は最新のチップ(iPhone7の1世代まえですが)に積み替えてあるiPhone SE。どう考えても、iPhoneSEを買うのが正解です。ワイモバイルがiPhoneSEを扱ってくれればいいのですが、大人の事情で無理なのは想像に難くありません。このような状況ですから、やや敷居は高くなりますが、Apple StoreでSIMフリーのiPhoneSEを購入し、格安SIMカードを自分で契約するしかありません。
Appleのオンラインストアでも、24回分割で購入できます
最初にiPhone SEの代金を一括で支払うのが難しい場合は、ショッピングローンで購入しましょう。期間限定で行われていた金利無料キャンペーンが、いつの間にか期限が明記されなくなりました。24回払いまでは金利無料ですから、ドコモ、au、SoftBank、ワイモバイルで契約するのと変わりません。24回払いまで無料にしている理由は、SIMフリーのiPhoneを売るためでしょう。一括で代金を払うのが難しい人のために、Appleもしっかりと手を打ってくれているのです。
名称 | 金額 | 備考 |
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iPhone SE64GB | 2,241円 | オンラインのAppleで分割購入 |
格安SIM5GB(音声通話付き) | 2,322円 | OCNモバイルONE |
月の支払い額 | 4,563円 |
ワイモバイルと大差ない料金ですが、3年落ちのiPhoneではなく、iPhone SEを手に入れることができます。しかも、SIMロックのかかっていないiPhoneなので色使い道も々とありますし、iPhone SEが不要になったときの売却額も期待できます。
iPhone5sからiPhone5sに乗り換える前に、一度よく考えてみましょう。
AppleCareを付ければ、補償やサポートもバッチリです。Apple製品のサポートは、キャリアの保険ではあまり期待できません。AppleCareを付けたほうがいいでしょう。
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