iPhone6、isai FL LGL24と、画面がかなり大きいスマートフォンを立て続けに購入しました。こういった大画面スマートフォンを使っていて気付いたことがあります。本体が熱をもちやすいということです。iPhone5sクラスの液晶のスマートフォンと比較すると、かなり本体が熱くなります。最初は気のせいかと思っていましたが、間違いなく画面が大きいスマートフォンは熱をもちます。
液晶面だけではなく反対側も熱い
液晶面が熱いのは、液晶ディスプレイに映像を表示していることによる熱です。画面が大きくなればなるほど、熱が出るのは仕方がないところです。iPhone6やisai FL LGL24は、ただ画面が大きくなっただけではなく、画面の解像度も上がっています。より高精細になればなるほど、熱を発します。とくに、isai FL LGL24は、5.5インチというサイズに、2560×1440という驚異の解像度。見てもらうと分かりますが、本当に画面が綺麗です。ここまで液晶が細かくなると、4K動画や、画素数の大きいデジカメで撮った写真をたくさん見たくなります。次から次に液晶に表示させていきますと、やはり熱をもちます。使えば使った分だけ熱をもちます。4K動画を再生させると、スマートフォンの処理のほうも大変です。高精細な動画データを処理するために、スマートフォンの中に入っているチップもフル稼働です。液晶もパワーを使い、チップもパワーを使う。そうなりますと、かなりスマートフォンが熱くなります。手でも持てないというレベルではありませんが、ここまで熱くなって大丈夫か、少々心配になってしまう熱さです。
熱くなると動作速度が遅くなる?!
Androidと聞くと、あまりサクサク動かないのではないかと思う方もいますが、それはすでに昔の話。今のAndroidスマートフォンは、ハードウェアがハイスペック化しただけではなく、OSも進化したことで、iPhoneに負けない快適な使用感を提供してくれます。あまりに快適ですから、あれやこれやアプリを立ち上げていくと、やはり熱をもちます。熱をもつときに気付いたことがあります。それは、熱をもつと動作速度が遅くなるのです。今まで快適に動いていたisai FL LGL24の動作が遅くなります。アプリの切り替えがうまくいかなかったり、スクロールがカクカクしたり。メモリーが足りないのかと思い、メモリーをクリアーするアプリを使っても改善しません。動作が遅くなったときに本体を触ってみると、いつもより本体が熱いことに気付きます。
一度熱くなると、熱はなかなか下がりません。またチップが熱くなると、スマートフォンが熱を下げようとするため、処理速度が落ちます。パソコンのようにファンがあればいいのですが、スマートフォンはファンのように熱を冷ますものを持っていません。そのために、なかなか熱が下がりにくい作りになっています。
水をかける
一番良い熱の冷まし方があります。それは水をかけることです。熱を冷ますには水が一番です。そんなことをしたら、スマートフォンが壊れるじゃないかって?!大丈夫です、多くのAndroidスマートフォンは防水機能が付いています。水をかけても大丈夫なように作ってあります。これはiPhoneにはない利点です。防水機能が思わぬところで役に立ちます。
これからスマートフォンが高性能化していくには、熱との戦いになると言われています。チップをより省電力化することで対応していくと思われますが、これ以上熱を下げることができないとなったとき、本体の熱を冷ますために、防水機能が役に立つ日がくるかもしれません。
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