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iCloudの写真がいつの間にか進化していた

いつの間にか、それなりに使えるようになっていました。AppleのクラウドサービスといったらiCloud。おそらく日本で一番有名なクラウドサービスじゃないでしょうか。このiCloudですが、ブラウザーからiCloudのサイトに行くことで使えるサービスがあることを知っていますでしょうか。ブラウザーでiCloudのサイトに行くという説明自体が、分かりにくさに拍車をかけているかもしれません。分かりやすく説明しますと、パソコンからインターネットをして、iCloudのサイトへ行ってください。iCloudのサイトへ行って、自分のApple IDでログインしますと、様々なサービスを使うことができます。

上記の写真のように、思った以上に便利な機能が揃えられています。自分のiPhoneをGPSで探すことができる「iPhoneを探す」や、オフィス文章が作れる「Pages」「Numbers」「Keynote」は、とても便利なサービスだと思います。数あるサービスの中でも、一番みんなが使いそうなサービスは「写真」じゃないでしょうか。スマートフォンを持っている人は、何かあればスマートフォンで写真を撮っていますから、写真は貯まる一方です。

この「写真」ですが、iPhoneやiPadで撮影した写真が、このiCloud上の写真に貯まっていきます。iOS8とYosemiteになっていからiCloudがバージョンアップし、撮った写真すべてが、自分のiCloud上に保存されています。

Macには、「iPhoto」と「Aperture」いうアプリケーションがありますが、この2つの開発はすでに終了しているようで、Macで新しくなった「写真」アプリケーションが、2015年初頭に使えるようになる予定でしたが、いつの間にか話を聞かなくなりました。本日久しぶりにiCloud上の写真アプリを開いてみたら、ビックリするぐらい進化していました。ほぼiPhoneやiPadの写真アプリと同じことが、ブラウザーのiCloud上からできてしまうのです。

写真の編集以外はすべて使えます

画面の操作形態も、iPhoneやiPadに近い感じで、とても使いやすくなっています。個々の写真を見て、ダウンロードすることもできますし、メールで送ることもできます。さらには、ハートマークをクリックすることで、お気に入りに追加することもできます。

お気に入りに追加しますと、iPhoneやiPadの「写真」アプリとも同期されます。自分のApple IDで使っているApple製端末は、すべて同じ状況になるということです。ただし、このお気に入りの同期機能ですが、Wi-Fi環境にいかないと同期されないようです。写真1枚をダウンロードして同期する訳ではないので、お気に入りぐらいは、LTEや3G回線でも同期してほしいところです(設定でも変更できません)。

写真のアップロードも、ブラウザー上のiCloudからできます。画面右上のアップロードをクリックして、写真を選択すればアップロードできます。

写真が入っているフォルダーをドラッグしてのアップロードには対応していないようですが、写真を一枚一枚選択した状態でドラッグすれば、複数枚のアップロードにも対応していました。もし、昔撮影したデジカメの写真がパソコンにあれば、iCloud上から写真をアップロードすることで、Appleのクラウド上に写真が保存されます。こうすることで、パソコンが壊れても、昔の写真を損失せずに済みます。スマートフォンやパソコンが壊れて、写真が無くなったという方をよく見かけますが、iCloud上にアップしておくことで、iPhoneやパソコンが壊れても、写真が無くなることはありません。無造作にアップロードしても、時系列に写真が並んでくれますので、写真の管理もしやすいでしょう。データが消える前に、iCloudに写真をアップしておきましょう。

非常に便利な機能ですが、バンバン写真をアップロードしていくと、iCloudの容量がいっぱになってしまいます。その場合は、iCloudのストレージ容量をアップグレードしてください。

20GBで月額100円
200GBで月額400円
500GBで月額1,200円
1TBで月額2,400円
となっています。20GBで月額100円のプランにすれば、ほとんどの人は容量が足りるでしょう。

Appleのクラウドサービスは、イマイチ使えないという印象でしたが、少しずつ良くなってきています。あとは、ブラウザー上で写真の編集ができるようになれば、真のクラウドサービスになるでしょう。

 

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