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結局どのスマートフォンが良いのか?!

iPhone以外のスマートフォンを使い始めて1年が経とうとしています。元々iPhoneが大好きでしたが、SIMロックが掛かっていないスマートフォンに興味を持ち始めたとき、突然登場したNexus5。性能のわりに値段が安かったということもあり、Nexus5を購入しました。

様々なSIMが挿して使えるということで、今流行の格安SIMにMNPしました。日本通信に乗り換えたわけですが、あまりの通信速度の遅さに憤慨し、一気に回線を増やして、さらに複数台の端末を持つことにしました。

結局今所有しているスマートフォンは、
iPhone5s
iPhone5
Nexus5
Galaxy Note3
A301F
EM-01F
以上6台のスマートフォンを持っています。

常に6台持ち歩いていたときもありますが、最近は3台ほど選別して、持ち出して使っています。これだけ複数の端末を持ってみたからこそ気付いたことも多々あります。そろそろiPhone6も出そうですし、一度自分なりの考えを整理したいと思います。

今回は、「結局どのスマートフォンが良いのか?!」ということについて書きたいと思います。

iPhoneかAndroidか

まずスマートフォンを選択するときに考えることは、「iPhoneにするかAndroidにするか」ということです。たくさんのスマートフォンが世に出ていますが、今発売されているスマートフォンは、この2つに分けることができます。パソコンでいう「MacかWindowsか」みたいなものでしょうか。まずは、スマートフォンに使われているOSの違いで選択します。

iPhoneもAndroidも使って自分なりに感じたうえで、どちらを人に薦めるかと言いますと、人に薦めるならiPhoneです。どのスマートフォンを買ったらいい?と聞くような人に薦めるのならiPhoneです。何を買ったらいいか人に聞く時点で、あまりコンピュータに詳しくないのは間違いありません。詳しい人は、自分で色々調べて、欲しいスマートフォンを購入しています。

なぜ、機械が苦手な方はiPhoneなのか?それは、Androidより圧倒的に親切だからです。出来ることの選択肢が少ないため、使っている人が迷いにくいか作りになっています。iPhoneも少しづつ機能が増えてきて、若干難しくなってきていますが、それでもAndroidに比べれば、まだまだ操作が明快です。わりと道が1本道なんです。基本的にアプリを立ち上げて、そのアプリ内で完結するのがiPhone。そのアプリをやめたくなったら、ホームボタンを押せばいい。それがiPhoneです。

Androidは、もう少しコンピュータ的な操作の分かりにくさがあります。画面内に戻るボタンがあるのに、端末の下の部分に、戻るボタンがあります。ホームボタンを押してもホーム画面に戻れますが、戻るボタンを押してホーム画面に戻ることもできます。他にもiPhoneに慣れてしまっていると、あれっと思うようなことがたくさんあります。iPhoneはアプリ内で完結することがほとんどですが、Androidは他のアプリに渡して使うことがあります。例えばPDFを見るとき、iPhoneだとアプリ内でアプリのPDFビューワーが立ち上がってきますが、Androidですとどのアプリを開くか聞いてきます。この辺りの動き方は、パソコンに近いものがあります。

iPhoneはあまりやりたいことを悩まずに使えますが、Androidの場合は、使い手がある程度選択していく必要があります。自分のやりたいことの道が見えているiPhoneのほうが、コンピュータが苦手な方にとってはベストな選択でしょう。

どのAndroidスマートフォンを選べばよいの

Androidがお勧めしにくい理由のひとつとして、まずどれを買ったらいいのか分かりにくいということもあります。iPhoneは基本的に1年に1回新しいモデルが出るだけです。最近では2モデル発売されていますが、あまり大きな違いはないので、そのときの最新機種を選んでおけば問題ありません。反対にAndroidは、多数のメーカーから様々な端末が発売されています。同じAndroidというOSを使っていても、メーカーによって、独自機能を搭載することで、他社とは違うAndroidスマートフォンに仕上げています。Androidスマートフォンを選ぶ方は、自分がどういった機能がほしいのか、よく考えて選ぶ必要があります。これはiPhoneにはない良いところです。iPhoneは、Appleがこれですと提供されたもの以外はありません。Androidは、様々なメーカーが、より便利な機能を競って搭載してきます。ペンを内蔵したGALAXY Noteシリーズや、おサイフケータイ機能を搭載した、国産Androidスマートフォンなどがあります。これらの機能は、AppleがiPhoneに搭載しない限り、iPhoneユーザーは使うことができません。ニッチな要望に応えてくれるのが、Androidスマートフォンの良いところ。端末の性能が高性能化し、端末の完成度が横並びしたことで、一昔前のような、不具合も無くなりました。自分の欲しい機能があるAndroidスマートフォンを選択すればよいでしょう。

あとはアプリの差だけ

端末の性能が高性能化し、Androidスマートフォンも、とくに不都合な部分はありません。しかし、iPhoneとAndroidでは、アプリの完成度が違うという問題がありました。同じアプリながら、圧倒的にiPhone版のほうが出来の良いアプリがほとんどでした。しかし、その問題もほぼなくなりました。アプリ開発者の方々の努力で、Androidアプリも、iPhoneに引けを取らないアプリが揃っています。とくに最近のサービスはクラウドを前提としていますので、iPhoneからAndroidに変えても、IDとパスワードを入れれば、すぐに前と同じ状態にすることができます。なかなか口で説明しても意味が分かりにくいのですが、実際にやってみると、OSを変えてもまったく問題がないということに気付くでしょう。

もうどれでもいい

Androidのほうができることの自由度はありますが、結局そんなに自由じゃなくても、ユーザーは問題ありません。iPhoneのほうができることの選択肢が少ないので、迷わず使うことができます。しかし、今度はiPhoneが少しずつ選択肢が増えてきて、Android化してきています。反対にAndroidのほうが、ユーザーを迷わせないように、出来ることの選択肢を減らしつつあります。さらに、画面の大きいスマートフォンが欲しい方は、Androidスマートフォンしか選択肢がありませんでしたが、もうすぐ発表されるであろうiPhone6は、画面が大きくなります。iPhone6とiOS8が登場すると、ますますAndroidスマートフォンとの差が無くなるでしょう。

こうなってくると、OSの違いや、端末の違いの問題じゃなくなってきます。これからは、サービスを含めた、アプリの違いが勝負を分けるようになっていきます。ほとんどのサービスのアプリは、iPhone、Android両方でリリースされているため、余計に両者の差がありません。GoogleのサービスはAndroidだけではなく、iPhone版のアプリもリリースされています。反対にAppleのサービスは、Androidスマートフォンでは使えません。Appleのサービスが使えなくても、とくに困るようなことはありませんが、iTunesで購入した映画などは、Androidスマートフォンに持っていくことができません(音楽は持っていける)。気をつけないといけないのはこの点だけ。反対に、Androidで購入したサービスは、iPhoneでも使うことができます。この点だけを見ると、データの汎用性が聞くので、Androidスマートフォンのほうが良いかもしれません。

 

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