本日の日本経済新聞朝刊記事で気になった記事はこちら。「JTB、全旅行ガイドを電子書籍に 」です。
本はできるだけ電子書籍で入手したいと思っています。特にガイドブックのような情報本は、あればあるだけ便利ですが、すべての情報が必要という訳ではありません。必要なページだけ破って持っていく方法もありますが、何冊も常に持ち歩くことのできる電子書籍という形態が一番でしょう。
当初るるぶは、アプリ単体でガイドブックを出しておりましたが、これからは「るるぶDigitalストア」というアプリから、コンテンツ(旅行本)を購入する形態になっていくようです。
実際に「るるぶDigitalストア」を使ってみた
「原則すべての旅行ガイドブックで電子書籍版をつくる。」と記事には書いてあります。すべて電子化するぐらいですから、かなり気合いが入っているはずです。実際にアプリを使ってみて、その本気度を確認してみました。
るるぶデジタルストア 1.0.1 (無料)
カテゴリ: 旅行
現在の価格: 無料(サイズ: 2.1 MB)
販売元: JTB Publishing, Inc. - JTB Publishing
リリース日: 2012/12/06
現在のバージョンの評価: 無し(0件の評価)
全てのバージョンの評価: (5件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
current application
思ったよりいい。旅行ガイドブックでは一番かも。
正直あまり期待していなかったのですが、思ったより使用感は良好でした。何故期待していなかったのかと言いますと、日本の大手が手がける電子書籍は、ロクな物がないからです。日本の電子書籍が盛り上がらない原因のひとつは、電子書籍のラインナップが少ないのと、アプリの出来が悪い。この2つが大きな要因です。
るるぶの電子版も、そんな感じだろうと思っていたら違いました。まず、ラインナップが豊富です。現段階で、これだけのラインナップがあれば心配はないでしょう。そして一番肝心なアプリの出来ですが、ページめくりの操作感も悪くありませんし、電子書籍ならではの、利便性もありました。
画面下の索引から、ジャンル別にお店やスポットを探しにいけるようになっています。一通りガイドブックを読み、内容が頭に入っていれば、索引のほうからそのページまで飛ぶことができます。また、しおり機能で、気になったページをブックマークしておくこともできます。
紙の本をただ電子化しただけの電子版が多い中、しっかりとこういった機能を搭載しているのは、評価できる点だと思います。
iPhoneとiPadで購入した本は共通
もう一つこのアプリの良い点があります。今や当たり前とも言えますが、アプリ内で購入したガイドブックは、iPhone版とiPad版どちらでも使えます。一度購入してしまえば、どちらの端末でも閲覧可能です。この仕様のおかげで、カフェや飲食店では、iPad版でじっくりと旅行の内容を決め、実際に旅行に行ったときには、iPhone版でサっと確認するという使い方ができます。
意外にこういうところを別々の扱いにし、2倍料金を取ろうとするアプリもあります。「るるぶデジタルガイドブック」はしっかりと基本を押さえた作りになっていますので、安心して使用することができます。
旅行本はるるぶデジタルガイドブックで決まり!
これからますます本の種類も増えていきますし、何冊購入してもiPadにすべて集約できるということで、利ガイドブックは、「るるぶデジタルガイドブック」で決まりでしょう。まだまだアプリに改善してほしい点はありますが、電子版が売れれば売れるほど、改善されていくと思います。近い将来観光地に行くと、iPadやiPhoneでるるぶのガイドブックを読んでいる人ばかりになるのかもしれません。
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