10年後のトヨタは大丈夫だろうか?新型クラウンを見ても、まったく希望が持てない。

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年の瀬に日本を代表するセダン、クラウンがモデルチェンジされました。

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toyota.jp クラウン ロイヤル
オフィシャルサイト

トヨタ「クラウン」が約5年ぶり全面改良、保守的なイメージ一新 | Reuters
大胆なグリルになったけど、全体的な雰囲気はクラウン。
焦点:トヨタがデザイン改革に本腰、個性打ち出しブランド強化へ | ビジネスニュース | Reuters
デザイン改革へ!

クラウンといえば日本のセダンのトップモデル。いつかはクラウン。そんな合い言葉を元に、団塊の世代の方々は汗を流して働いてきた訳です。そのクラウンが5年ぶりにフルモデルチェンジされました。記事には大胆なデザインにしたと書かれています。実際の車もかなり攻撃的なグリルになっていますが、トヨタの根本的にダメな所は、大胆とか攻撃的とか、デザインの本質をまったく理解せずに小手先のデザインで車を作っているところ。車というのは平面ではありません。立体物です。だから全体のフォルムのバランスというのが、とても大事なのです。

トヨタの車は全体のラインがメチャクチャなのは何故なのだろうか?とよく考えることがあります。僕は冗談で、「きっと無能な上司が、せっかくデザイナーが頑張って作ったデザインを、もっとライトを大きくしないと若者に受けないだろう!と言ってグチャグチャにデザインに手を加えてくるからじゃないか」とよく言っていたのですが、どうやら本当のようです。

新車のデザインは、一般社員による評価を3回繰り返した後、最終候補を役員が参加する審査会にかける。各部署から選ばれた約100人の社員が、原寸大のクレイ(工業用粘土)模型をみながら得点をつけ、高得点を獲得したものが次の段階に進む。問題はその過程で社員の意見を反映した修正が加えられること。グリルが大きいと言われれば小さくし、ランプが小さいと言われれば大きくする。様々な意見を聞き入れ、修正を重ねれば重ねるほど、デザインは平準形に近付き、クルマの個性となりうる「芽」を摘みとる格好になる。

※ロイター記事より引用

冗談で言っていたことは本当だったようです。せっかく完成したデザインを、途中でドンドン変わっていってしまう。グリルを大きくしたり、ライトを大きくしたり、そんなことを途中でしていたら、全体のフォルムが崩れて、最初のデザインコンセプトなんて物はなくなってしまう。そんなことをしているから、トヨタはデザインが悪いと言われる。もっと本質的な部分から、車のデザインという点に向き合っていかないと、これから先もダメだと思います。この後の文章を読んで、これはもう本当にダメかもしれないと絶望的な気分になりました。

プロセス修正のもう1つの狙いは、社内の評価担当者の目線を先に向けること。社員も役員も現在の目線でモノを評価しがちだが、それではデザインが商品化される1年半─2年後には陳腐化している危険性がある。「かっこいいクルマをつくろうと思うなら、現時点では、ちょっと変じゃないかと思われたり、抵抗感があったりするくらいがちょうどいい」。福市常務が目指すのは、個性的なデザインをつぶさないために必要な社内の意識改革だ。

※ロイター記事より引用
かっこいい車を作ろうと思うなら、現時点でちょっと変なデザインぐらいでいいって、、、根本的に本質をはき違えています。いいデザインは時代が変わっても変わりません。勿論その時のトレンドという物があり、時が流れることで古くさくなることもあります。でも本当にいい物って、時代が変わっても変わらない良さがある。1年や2年ぐらい経って廃れるようなデザインなら、最初からダメなデザインなのです。

そういったことを分からずに、相変わらずの車作りをしているから、新型クラウンもこんなデザインで登場してしまいました。フロントマスクは攻撃的になったけど、どこからどう見ても昔からある平凡なクラウンのフォルムそのもの。

あっ、その平凡なフォルムこそが、クラウンのデザインの本質でした。この車の本質を分かっていないのは、どうやら僕のほうでした。

 

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YUYA

IT機器が大好きです。

ファミコンブームで初めてデジタル製品の虜になり、それからパソコン、スマートフォン、タブレットと、一通りデジタル製品を使ってきました。

大きく時代は変わり、IT機器なしでは生きていけない世の中になりました。しかし、使うことに疲れてしまい、あまり有効に使えていない人をたくさん見かけます。

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