毎日使っているガジェットこそ、素晴らしいガジェットの証。よく使うということは、それだけ生活になくてはならない商品ということになります。この法則に当てはまるのがAirPodsです。
AirPodsを購入するまでは、鞄の中には3つのBluetoothイヤホンが入っていました。iPhone用にひとつ、iPad用にひとつ、Androidスマートフォン用にひとつ、といった感じです。ほとんどのBluetoothイヤホンにはマルチペアリングという機能があり、iPhone、iPadでマルチペアリングしてあるので、実は3つもBluetoothイヤホンは必要ありませんが、バッテリーが切れた時のことを考えて、常に3つ体制を敷いていました。
3つのうちから1つBluetoothイヤホンのバッテリーが切れても、他の2つのBluetoothイヤホンでカバーすることができます。バッテリー切れを起こしたBluetoothイヤホンを充電している間は、他のBluetoothイヤホンで音楽を聞き続けることができます。
こういった涙ぐましい苦労をしながら、常に音楽を聴くという体制を整えていた訳ですが、AirPodsが全てのBluetoothイヤホンを不要にしてしまいました。
AirPodsだけで問題ない理由
他のBluetoothイヤホンを持つ必要がなくなった理由は何でしょうか。
- アップル製品は全てペアリング
- 電源を入れる必要がない
- 再生する端末の切り替えが早い
- バッテリーの持続時間が長い
- 充電が簡単
- 短い充電でも長時間使える
- 音質がいい
この6つの理由により、他のBluetoothイヤホンを不要になりました。
なかなか一般の人にBluetoothイヤホンが普及しないのは、ペアリング作業という面倒なものがあるからです。Bluetoothイヤホンのボタンを長押しすると、スマートフォンのBluetooth設定画面に、そのBluetoothイヤホンが表示されます。それをタッチすることでペアリング作業が完了しますが、長押しするという微妙な動作が必要で、うまくペアリングができなかったりします。
AirPodsなら面倒なペアリング作業は不要です。AirPodsのケースからヘッド部分を取り出せば、近くにあるApple製品にペアリングされます。他にもMacやiPadなどのApple製品を持っていても、同じApple IDを使っているのなら、ペアリング作業をやり直す必要はありません。Bluetooth設定画面から、AirPodsをタッチするだけで、瞬時に音の再生される端末が変わるからです。
今までのBluetooth製品はなんだったのかと思わせるほどシームレスな体験です。これだけでもAirPodsを購入する価値があると言えます。機械が苦手なユーザーがつまずくポイントを、AirPodsは解決してくれたのです。
何気に凄いのが、バッテリー持続時間が長いところ。このサイズで本当に5時間ぐらい再生ができます。他のBluetoothイヤホンは、3時間程度でバッテリーが切れるものが多いので、5時間も再生してくれれば十分すぎます。さらに嬉しいのは、少し充電するだけでバッテリーがかなり回復します。15分充電するだけで、3時間程度再生ができるようになるとオフィシャルサイトで謳っていますが、本当にそのレベルで充電されています。そろそろバッテリーが無くなってきたなぁと思ったら、耳を休める感じで、AirPodsのケースに入れてしまえば、あっという間にバッテリーが回復しています。イヤホンを充電しないといけないという面倒さも、AirPodsは解決してしまいました。
音質がいいというのも、何気にポイントが高いところです。いくらワイヤレスでコンパクトなサイズだからといって、音が悪かったらユーザーに評価されません。最低限必要なレベルの音質を満たしているからこそ、細かい使い勝手の良さが光るのです。
イヤホンとして基本的なことをクリアーした上で、Bluetoothイヤホンの問題点を全て解決したAirPodsは、万人が満足する世界初のワイヤレスイヤホンと言えるでしょう。
新しいiPhoneを買うよりAirPodsを
AirPodsはiPhone5まで対応しています。そろそろ処理速度が辛くなってきているiPhone5ですが、iPhone7に買い替えるより、AirPodsを購入した方が幸せになれます。
勿論一番は、最新のiPhone7/7 PlusとAirPodsを購入することですが、かなりの金額になってしまいます。大手キャリアでiPhoneを契約していて、今使っているiPhoneが2年経とうとしている方は、きっちりとiPhone7/7 Plusに機種変更をした上でAirPodsを入手しましょう。
きっとあなたの生活を一変させてくれるはずです。さぁ新しい音楽体験を味わいましょう。
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