実は、Osmo Pocket 3 クリエイター コンボ を購入しました。何を取ったらいいのか分からない状態ですが、画質の良さに満足しています。高いほうのクリエイターコンボを購入したので、同梱されているものがあります。
DJI Mic 2 トランスミッター(シャドーブラック)が同梱されています。
使い道がなかったDJI Mic 2を使ってみようと思って、色々と考えてみました。
普通に使うならOSMO Pocket 3との連携で、動画撮影時の外部マイクとして使うはずですが、OSMO Pocket 3の内蔵マイクの性能が高く、DJI Mic 2を使う機会がありません。
せっかくの機械を何か使い道がないか考えてみました。
スマホと接続して使えばいい!
スマートフォンとペアリングして使いますが、スマホで動画を撮るときに使うのではありません。スマホの音声入力用マイクとして使うのです。
iPhone 12 mini を再入手した理由
先日iPhone 12 miniを再入手しました。Galaxy Z Fold5を使っていますが、ひとつだけ不満があります。
音声入力
iPhoneの音声入力の優秀さを、iPhoneを失って気づきました。AndroidやWindowsでも音声入力は優秀なのですが、いちいち動作が止まってしまったり、句読点が入力されません。iPhone iPad Macの音声入力は、自動で句読点が入力されますし、音声入力中にキー操作をして、誤字脱字を修正することもできます。
音声入力が途中で止まることもなく、ボタンを押さない限りほぼずっと音声入力をし続けてくれる。
実際に使ってみるとと、iPhoneの音声入力の完成度が非常に高いのが分かります。他のプラットフォームの音声入力では替えが効かないので、iPhone 12 miniを再入手したわけです。
DJI Mic 2 とiPhoneのペアリング方法。
iPhoneとの接続は簡単です。
DJマイクツーの電源を入れた後、リンクボタンを長押しします。iPhoneのBluetooth設定画面に、DJI Mic 2出てきたらタップしてペアリング完了です。
ペアリング完了後は、音声入力ボタン押すと、DJI Mic 2が音声を拾ってくれます。iPhoneの内臓マイクではなく、DJI Mic 2から音声を拾ってくれますので、特に設定をする必要はありません。
文字入力だけではなく、ボイスメモでもDJI Mic 2を使う事ができます。いろいろ使い道があるので、ワイヤレスの外部マイクの使い道を色々と考えてみてください。
DJI Mic 2でiPhoneの音声入力の精度が大幅に向上
口元の近いところにマイクがあると、音声の認識精度が飛躍的に良くなります。iPhoneのマイクはとても優秀ですが、口から距離があると、どうしても誤字脱字が多くなります。音声入力での誤字脱字は、話し手の言葉の滑舌が悪かったりすることが大きな原因ですが、マイクが近くにあればそういった心配も軽減されます。
DJI Mic 2があることで、声が小さいから聞き取りにくいということは格段に減り、スルスルと文字が入力されていきます。
自転車に乗りながら音声入力をやってみた
自転車に乗りながら音声入力をやってみました。自転車をこぐと、風切り音がします。iPhoneの内臓マイクで音声入力するには、口元にiPhoneがないと、音声入力されないでしょう。
ワイシャツにDJI Mic 2をクリップで止めます。これで口元の近くにDJI Mic 2を固定できます。この位置でiPhoneとDJI Mic 2が接続していれば、音声入力の音声をDJI Mic 2が拾ってくれます。
特別大きな声を出さなくても、ドンドンとiPhoneに文字が入力されていきます。
環境的に厳しいところでもやってみた
国道で騒音がうるさい場所でも音声入力を試してみました。いくらマイクが口元近くにあるとはいえ、騒音が激しい場所では認識してくれないかもしれません。国道19号沿いの信号待ち時に、音声入力をしてみました。最高速度60キロで、車がかけ抜けて行きます。
誰かと会話をしても声が聞き取りにくい状況です。騒音がかなり煩い状況でも、ドンドンとテキストが入力されていきます。
DJI Mic 2のマイク品質が高いのか、iPhoneのシステムが優秀なのか。その両方かもしれませんが、DJI Mic 2とiPhoneの音声入力を組み合わせたシステムは素晴らしいです。
電車の中では音声入力は厳しい
電車に乗りながら音声入力ができるかテストしました。もちろん音声入力はできますが、電車と言う公共の場所です。周囲の目が気になります。周囲の目が気になるのは、自分の気持ちの問題です。気合で克服できます。今回のテストの趣旨はそこではありません。電車の中でも騒音や車内アナウンスに耐えられるのかということです。
結論ですが、電車では音声入力は厳しい。
電車の走行音は問題ありません。問題なのは、車内アナウンスです。車内アナウンスが流れているときは、音声入力が反応してくれません。かなり大きな声で音声を発しても、車内アナウンスと混同してしまうのか、テキストが入力されていきません。
今の電車内は、スマホを使っている人やイヤホンで音楽を聴いている人が多いため、必要以上に車内アナウンスの音が大きくなっており、音声入力には厳しい環境になっています。
車内アナウンスが流れていないときは、問題なく音声入力ができます。
スリープ状態では音声入力されない
次に違うテストをしてみました。画面のスリープ状態で、音声入力されるのかということです。画面に表示されるソフトキーボードで文字を打つテキストエディターなので、画面が表示されていない状態では音声が入力されないかもしれません。
試してみたところ、やはり画面がスリープ状態では、音声入力がされませんでした。何事もなかったかのように文字は入力されておらず、画面を点灯したときには普通にソフトやキーボードが表示されているだけでした。もちろん音声入力ボタンのスイッチはオンになっておりません。
やはり音声入力中でも画面をつけておく必要はあるようです。
音声入力の入力スピード
音声入力の効率の良さは、実際に音声で文字を入力してみると分かります。
30分で4000文字近い文字入力ができました。
30分キーボードで一生懸命入力しても、4000文字は打てないでしょう。自転車に乗っているという生産性がない時間に、4,000文字もテキストが打てる。
DJI Mic 2とiPhone 12 miniの組み合わせることで実現する音声入力システム。場所を選ばず、どこでもテキストを打ちましょう!
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