自作PCが快適すぎます。何をやるにしても瞬時に反応してくれますし、比較的大きなディスプレイを複数同時に使うことができます。ノートパソコンではできなかった快適さを知ってしまうと、もう外でノートパソコンを使うのはやめようかなぁと考えています。軽くなったといっても、ノートパソコンは1Kgはある物体です。これを毎日鞄に入れて歩いているなんて、何かの罰ゲームでしょうか。常にパソコンを使うのなら重い荷物を背負う意味もありますが、ノートパソコンを使う時間なんて、賞味２時間もありません。その２時間も、スマートフォンで代用できるレベルです。ノートパソコンの小さい画面、打ちづらいキーボード、快適なようで快適じゃないトラックパッドでストレスを溜めるぐらいなら、全ての作業は自宅のデスクトップパソコンに任せ、外での作業はスマートフォンに任せるのが一番じゃないでしょうか。
それでも踏ん切りがつかないのは、スマートフォンにも色々と問題があるからです。処理速度、バッテリーの持ち、文字入力の３つが問題です。この３つを解決するために、Androidスマートフォンやタブレットを色々と試しましたが、どうもしっくりきません。まだまだプロセッサーのパワーが足りないのか、ちょっと込み入ったことをするとモタモタします。バッテリーの持ちも悪すぎます。何もしなくても結構バッテリーが減っていきます。文字入力に関してはまずまず合格点といったところでしょうか。外付けのキーボードを使えば、快適に文字を打つことができます。
Androidが僕の条件を満たしてくれないとなると、iPhoneしかありません。ここ１年距離をおいているiPhoneですが、あと１週間で待望の小型iPhoneが登場します。ここまで噂になっていて、発売されないことはないでしょう。iPhone5sとまったく同じデザインというところに微妙さを感じますが、発売が遅くなった恩恵もあります。6sと同等のプロセッサーが搭載されそうなのです。iPhone6sとiPhone6s Plusに搭載されているA9プロセッサーは、12インチのMacBookと同等の性能です。単純に比較はできませんが、ポケットに入る小さいiPhoneが、MacBookと同等の性能になります。収まりの悪い寸胴なiPhone6s、見た瞬間にお茶を吹きそうな馬鹿でかいiPhone6s Plus。この２つを購入する気にはなりませんでしたが、iPhone5sと同じデザインで、iPhone6s/6s Plus相当の性能なら文句ありません。これなら発売日に即買いです。
毎日使っているEARINのペアリング先をiPhone SEに変更し、打ちやすいキーボードを用意すれば、Androidスマートフォン、Androidタブレット、MacBookを外に持ち出す必要もありません。外でやりたいことは、目新しさのないiPhone SEが担ってくれます。
Lightningも問題なし
iPhoneやiPadで外付けキーボードを使うときに問題になるのが接続方法です。Bluetoothで接続するのが一番ですが、ワイヤレス接続だと遅延があります。微妙なレスポンスの悪さがストレスになります。線で繋ぐのが一番ですが、Lightningという特殊な端子を使っているために、使えるキーボードが限られてきます。Lightning端子のキーボードは種類が少なく、良いキーボードがありません。
個人的に気に入っているキーボードは、「サンワサプライ コンパクトキーボード ブラック SKB-KG3BKN」というキーボードです。自作パソコンでも使っていますが、基本をしっかりと抑えた素晴らしいキーボードです。ほどほどにコンパクトで重さも適度に軽くなっています(370g)。このキーボードをiPhoneで使うことができれば、すべての悩みがなくなります。
何とかならないかと考えていたら、iPhoneでもUSBキーボードを接続できることに気付きました。
「アップル Lightning - USBカメラアダプタ MD821ZM/A」という周辺機器を使うことで、USB機器を接続できるようになります。すべてのUSB機器が使えるようにはなりませんが、USBキーボードは概ね大丈夫のようです。
「iPhone SE」「サンワサプライ コンパクトキーボード ブラック SKB-KG3BKN」「Lightning - USBカメラアダプタ MD821ZM/A」、この３つを揃えれば、やっと重い荷物から開放されるかもしれません。
これらを揃えたら揃えたで、画面が小さいとイライラするかもしれませんが、重い荷物から開放されることを差し引けば、画面が小さいことはさしたる問題ではないでしょう。
あと１週間。あと１週間で春がやってきそうです。
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