11月30日で新規受付終了予定だったソフトバンクの「ホワイトプラン」が、12月1日以降も契約できるようになりました。当初の予定では、11月30日終了予定でした。
これでauとソフトバンクの2社のみ、旧料金プランでの契約が可能という状況になりました。スマートフォンの料金プランは、ドコモが先手を切った通話し放題(カケホーダイ)に、auとソフトバンクが追随するという形になりました。
2社が追随してきて完全に横並びになったかと思いましたが、新料金プランの評判が悪かったため、旧料金プランで契約できるauとソフトバンクにユーザーが流れていました。
ドコモはどうする。
新料金プランの何が問題なのか
今年始まった新料金プランの何が問題なのでしょうか。それは、ほとんど通話をしなくなってきたときに、通話定額を強制させて、実質的な値上げをしているからです。
LINEやSNSの普及により、数年前より電話をすることが減っています。今の20代の方たちは、30代以上の僕らが思っている以上に通話をしていないのではないでしょうか。通話をするとしてもIP電話的なものを使い、音声回線を使っていないと思われます。
音声通話をしてしまうと、とにかくお金がかかります。声で話さなくてもコミュニケーションが取れるようになり、音声通話をすることがどんどん減っています。需要が減ってきているものを定額制にし、どれだけ使っても定額にするには、従量制より料金は高めになります。
ユーザーはより快適なデータ通信をしたいのに、ユーザーの声を無視して通話定額制を始めてしまったのが、ドコモの一人負けという状況を招いてしまいました。
どうするドコモ
あまりに旧料金プランでの契約が多いため、auとソフトバンクは、旧料金プランでの契約を当分続けるでしょう。対するドコモは、新料金プランで契約しないと、月々サポート(端末代の値引き)を無くすという暴挙を行いました。既存ユーザーに、ドコモと契約し続けるには、通話定額が絶対だということを示しました。これが反感を買い、嫌気が差したユーザーが、auとソフトバンクに流れていきました。
今更変更はできないし、、、
一気に事を進めてしまったのが裏目に出てしまいました。今更、旧料金プランでの契約を再開しますとも言えませんし、非常に難しい状況になってしまいました。
来年の春ごろに始める予定の、光回線とのセット割引を起爆剤にしたいようですが、現状の話し放題の割高の料金プランが前提になっているため、どう考えても起爆剤にならないと思います。
ドコモからiPhone、通話定額、行う施策がすべて裏目に出ているドコモ。今後も一人負けが続く可能性が高いと思うのですが、、、ドコモがどうでるか注目しましょう。
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