Kindle Voyageを購入してから、ひとつだけ原因不明の不具合があります。その不具合とは、定期的にKindle Voyageを再起動しないといけなくなる不具合です。
どういうことか説明をしますと、Kindle Voyage純正のORIGAMIカバーを開けてスリープから解除し、本をタッチすると「アプリケーションを起動できません」という表示が出ます。この表示が出ると、他の本をタッチしても読むことができません。この状態になったら、Kindle Voyage背面の電源ボタンを長押しして、強制的に再起動するしかありません。しかも、長押しして表示される再起動という項目をタッチする再起動ではなく、そのまま電源ボタンを押し続けることで実行できる、強制的にする再起動しか受け付けてくれません。要するにタッチしても、操作ができないという状態になるのです。
先日のバージョンアップで修正されたと思ったのですが、その後もこの不具合が続くいていました。本体裏面の電源ボタンを長押しして強制的に再起動をすれば、また元に戻ります。しかし、毎回こんなことをしていては、快適な読書ができません。この不具合のせいで、やっぱりKindle Voyageを使うのが億劫になっていました。
同時期に、一番安いKindleも購入しましたが、こちらは再起動をする必要もなく、いつも快適に動きます。なぜKindle Voyageは動作がおかしくなって、一番安いKindleは快適に動作するのか。この2つを手に持って考えたときに、あることに気付きました。
Kindle Voyageにはケースが付いているけど、Kindleにはケースが付いていません。しかもKindle Voyageに付いているケースは、スマートフォンのようなケースとは違い、磁石でKindle Voyageの裏面がくっつくタイプのケースです。実際にKindle Voyageに装着してみると分かりますが、かなり強い磁石でKindle Voyageにくっつきます。
もしかしたら、この磁石でくっつくケースに問題があるような気がしました。あまりに磁石が強力すぐて、Kindle Voyageの動作に影響を与えているのではないだろうか。そう思い、ここ3日ほどKindle Voyage純正ORIGAMIケースを外して使ってみました。
純正ケースが動作に影響を与えている可能性が高い
Kindle Voyage純正ORIGAMIケースを使っているときは、ほぼ毎日動作がおかしくなりました。朝起きてから、Kindle Voyageに装着されているORIGAMIケースのカバーを開けると、必ずKindle Voyageを再起動する必要がありました。しかし、Kindle Voyage純正ORIGAMIケースを外してからは、一度も再起動をしていません。さらに、ページを捲ったりする通常の動作も若干早くなったような気がします。明らかにKindle Voyage純正ORIGAMIケースを付けていたときより快適に使うことができています。
ケースを付けるのはやめよう
Kindle Voyage純正ORIGAMIケースを外してみてもう一つ気付いたことがあります。それは、Kindle Voyageがとても軽いということです。軽いというのは数値を見れば分かるため、勿論知っていましたが、Kindle Voyage純正ORIGAMIケースを外して本を読んでいると、手がまったく疲れません。こんなに軽かったのかと改めて驚きました。
Kindle Voyageは値段が2万オーバーということで、傷を付けたくないという思いが強くなってしまいます。そのせいで、がっちりとガードされている純正のORIGAMIケースを購入しました。この純正ORIGAMIケースはスタンドにもなり、手でKindle Voyageを持つことなく、本を読むことができます。しかし、それと引き換えにKindle Voyageはかなりの重さになってしまいます。純正ORIGAMIケースの重さは、140gもあります。Kindle Voyage本体の重さが180gですから、合わせて320gになります。これではせっかくの軽さが台無しです。しかも、Kindle Voyageの動作に悪影響を与えている可能性もあるのです。
重い、磁石のせいで動作が不安定になる、純正ORIGAMIケースはまったく良いところがありません。もしケースを付けたい方は、磁石を使っていない、普通のケースにしましょう。読書中にケースが付いていると、Kindle Voyageが重くなってしまいますので、持ち運ぶときだけケースに入れて、普段は外して使うタイプのケースをお勧めします。
ORIGAMIカバーを付けなくなってからは快適そのもの。値段は張りますが、軽くて高精細な電子ペーパーは最高の電子書籍環境を提供してくれています。
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