「レッツノートのCtrlキーを、ほかのパソコンと同じ一番左下にしたい」。結論から書くと、BIOSの「Fn/Ctrlキー」という項目を「入れ替え」に変えるだけでできます。ソフトのインストールは不要で、作業は数分で終わります。
僕はこれまで中古のレッツノートを3台使ってきましたが、手に入れたらまずこの設定をしています。この記事では実機の画面で手順を解説し、うまくいかない時の対処や、入れ替えた後にやっておきたい設定もまとめました。
結論:BIOSの「Fn/Ctrlキー」を「入れ替え」にするだけ
- レッツノートを再起動し、「Panasonic」のロゴが出る前にF2キーを連打
- BIOS(セットアップユーティリティ)が開いたら「メイン」を選ぶ
- 「Fn/Ctrlキー」を選び、F5かF6キーで「標準」から「入れ替え」に変更
- F10キーを押し、「はい」を選んでEnterで保存・再起動
再起動すると、左下の「Fn」と書かれたキーがCtrlキーとして動きます。キーの印字は変わらないので、そこだけ覚えておいてください。

レッツノートのFnキーとCtrlキーの位置は何が違う?
一般的なパソコンのキーボードは、Ctrlキーが一番左下にあります。ところがレッツノートは、左下が「Fn」で、Ctrlはその一つ内側。左上も「Esc」と「半角/全角」の並びが一般的なキーボードとは違います。


上が普通のキーボード、下がレッツノートのキーボード。同じように見えても、こうやって比べると違いがわかります。
Ctrlはコピー(Ctrl+C)や貼り付け(Ctrl+V)など、ショートカット操作で何度も使うキーです。位置が違うと、そのたびに手元を見たり、Fnを押し間違えたりしてしまいます。会社のパソコンと自宅のレッツノートを行き来する人ほど、ストレスが大きいポイントです。
入れ替え手順(実機の画面で解説)
1. 再起動してF2キーを連打する
レッツノートを再起動します。画面が一度消えて「Panasonic」のロゴが表示される前から、F2キーを連打してください。

F2キーは、キーボードの一番上の段にあります。

2. 「メイン」から「Fn/Ctrlキー」を選ぶ
BIOSという、白黒の機械っぽい画面が開きます。マウスは使えないので、落ち着いて矢印キーで操作しましょう。「メイン」を開き、下に並んでいる「Fn/Ctrlキー」を選びます。

僕のCF-MX3では「右に1回、下に3回」で項目にたどり着きました。機種やBIOSのバージョンによって位置は変わるので、回数ではなく項目名で探してください。英語表示の場合は「Fn/Ctrl Key」のような表記になっています。
3. 「入れ替え」に変更してF10で保存
「Fn/Ctrlキー」を選んだ状態でF5かF6キーを押すと、「標準」と「入れ替え」が切り替わります。「入れ替え」にしたら、F10キーを押して「はい」を選び、Enterキーで保存して終了です。

自動で再起動したら、メモ帳などで左下のキーを押しながらCやVを押して、Ctrlとして動くか確認してみてください。
うまくいかない時の対処法
F2キーを押してもBIOSに入れない
押し始めるのが遅いと、そのままWindowsが起動してしまいます。電源が入った直後から連打するのがコツです。それでも入れない時は、Windowsの画面からBIOSを開く方法があります(Windows 11の場合)。
- 「設定」→「システム」→「回復」を開く
- 「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」を押す
- 青い画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」→「再起動」を選ぶ
スタートメニューの「電源」で、Shiftキーを押しながら「再起動」を選んでも、同じ青い画面を開けます。
BIOSのパスワードを求められる
会社から支給されたレッツノートは、BIOSにパスワードがかかっていることがよくあります。この場合は自分では変更できないので、社内の情報システム担当に相談しましょう。
「Fn/Ctrlキー」の項目が見つからない
「メイン」以外のタブに入っていることもあるので、矢印キーで左右のタブも確認してみてください。Fnキーはパソコン本体側で処理される特殊なキーなので、Windowsのソフトでは入れ替えられません。どうしても項目がない場合は、Microsoftの「PowerToys」でCaps LockキーをCtrlにするなど、別のキーで代用する方法があります。
入れ替えた直後に動作が不安定
読者の方から「CF-NX4で入れ替えは成功したけれど、全体の挙動が不安定だった。もう一度再起動したら安定した」という報告をいただきました。おかしいと感じたら、まず再起動を試してみてください。
入れ替えた後にやっておきたいこと
キーの表示をシールで書き換える
BIOSで入れ替えても、キーの印字は「Fn」「Ctrl」のままです。パナソニックも、キートップの変更はできないと案内しています。慣れるまでは、マスキングテープやシールに「Ctrl」「Fn」と書いて貼っておくと迷いません。先ほどの読者の方は、印刷したシールをメンディングテープで保護して貼ったそうです。
「半角/全角」と「Esc」も入れ替える
左上の「Esc」と「半角/全角」は、BIOSでは入れ替えられません。こちらはキー入れ替えソフトを使います。読者の方はフリーソフトの「KeySwap」で入れ替えたそうです。MicrosoftのPowerToysにある「Keyboard Manager」でもキーの割り当てを変更できます。
「変換」「無変換」キーでMacのように切り替える
これも読者の方に教えてもらった方法です。日本語入力(IME)の設定で、「変換」キーをひらがな、「無変換」キーを半角英数に割り当てると、Macと同じ感覚で日本語と英語を切り替えられます。「半角のつもりで打ったら全角だった」というイライラが減りますよ。
実際に入れ替えを試したレッツノート
僕がこれまでに使ってきたレッツノートは、以下の3台です。
どれも中古で購入しましたが、十分に戦力として使えるノートパソコンです。
よくある質問
元に戻すにはどうすればいい?
同じ手順でBIOSを開き、「Fn/Ctrlキー」を「標準」に戻してF10で保存するだけです。
Windowsの設定だけで入れ替えできる?
できません。Fnキーはパソコン本体側で処理されるキーなので、Windowsの設定やキー入れ替えソフトでは変更できず、BIOSでの設定が必要です。
入れ替えるデメリットはある?
ほかの人がそのパソコンを使うと戸惑うくらいです。家族や職場で共有しているレッツノートなら、ひと言伝えておきましょう。
まとめ
レッツノートのFnとCtrlの入れ替えは、BIOSの設定を1か所変えるだけ。Ctrlが左下に来るだけで、ショートカット操作のミスがぐっと減ります。キーボードの打ちやすさはレッツノートの大きな魅力なので、自分の手に合わせて、さらに使いやすくしてみてください。
Amazonでも中古のレッツノートが販売されています。これまで中古のレッツノートを3台使ってきましたが、中古でも十分に使えるノートパソコンがレッツノートです。自分にあった1台を探してみてください。




CF-NX4で成功しました。
レッツノート2台目ですが、以前から変更したいと思いながらようやく実現しました。
BIOSで設定して普通に起動後使用できましたが、全体に挙動が不安定で再起動させたら
安定しました。
キーの表示が逆になるので、CtrlとFnのシールを印刷シールで作成し表面をメンディング
テープでカバーして貼り付けました。
また、半角/全角とEscも逆のほうが使いやすかったので、フリーソフトのKeySwapで
入替えました。この2つはキーの大きさが同じだったのでキーそのものを入替でき
すっきりしました。
レッツノートは使いやすいのですが、ctrlとfnの位置が逆のほうがいいですよね。
色んな事情があるのでしょうが、お役に立てて良かったです。
レッツノートはFnの位置だけで使い勝手が半減していたので大変助かりました。
ちなみに、「半角/全角」キーではないですが、IMEの設定で「変換」キーを全角(ひらがな)、「無変換」キーを半角(半角英数)というMacOSスタイルにすることで、「半角と思って入力したら全角だった」というイライラがなくなりました笑
ご参考までに。
はい、その設定にすると、Macっぽくて使いやすいですよね。