突然12月に日本でも発売されることになった「ASUS Eeebook X205TA ダークブルー」。海外では秋ごろから発売になっていましたが、ここ日本でもついに発売となりました。「ASUS Eeebook X205TA」の最大の特徴は、本体重量が軽いということ。なんと重さ980gというノートPCです。結局はBluetoothのキーボードを購入しないといけないWindowsタブレットと違い、しっかりとキーボードと液晶ディスプレイがセットになっている、クラムシェル型の端末です。 ありそうでないのが、重さ1kgを切るノートPC。Panasonicのレッツノート RZ4 という2in1タイプのノートPCが780gという衝撃の重さを実現していますが、やや値段が高いのが難点。もう少しこなれた価格で、そこそこの性能を有して、1kgを切るノートPCは出ないものかと思っていたところ、ASUS Eeebook X205TAを日本でも発売してくれました。
ASUS Eeebook X205TAってどんなノートPC
「ASUS Eeebook X205TA」の最大の特徴は軽いということです。このノートPCを購入する最大の理由は、軽さでしょう。手に持った瞬間、軽い!と思いました。MacBook Air /11インチモデルもわりと軽いほうですが、持った時にまずまず軽いかなという感じで、軽い!とまではいきません。数値で比較しますと、Macbook Airの11インチモデルの重さが1080g。「ASUS Eeebook X205TA」が980gで、その差100g。わずか100gですが、1kg前後の重さの端末で100g違うと、体感的にかなり重さが違ってきます。持った瞬間に軽いと体感できるほどの軽さが、「ASUS Eeebook X205TA」最大の特徴です。
軽いとは言っても、性能が悪かったら意味がないじゃないかという声が聞こえてきそうですが、心配だった性能面も、大きな不満はありません。いや、思った以上にストレスなく使えるので、思わぬ誤算でした。「ASUS Eeebook X205TA」の本体性能は、いわゆるWindowsの格安タブレットの性能です。CPUはインテルのAtom Z3735F(4コア4スレ 1.33-1.83GHz)を採用し、2GBのメモリを搭載しています。今時2GBのメモリーで、ATOMなんて低スペックのCPUで大丈夫かと思いますが、普通にWebブラウジング、メール、文章や表などのオフィス資料を作成する分には、わりとサクサク動いてくれます。動画編集などの重たい処理をしたら遅くなるでしょうが、一般的な使い方であれば、まったく問題ないでしょう。 本体性能は問題なくて、あとは液晶ディスプレイが綺麗だったら言うことはありません。11.6インチワイドのグレア液晶ディスプレイ、解像度は1366×768という液晶ディスプレイです。最初「ASUS Eeebook X205TA」の画面を見たとき、「粗い!」と思いましたが、すぐに慣れました。粗いと思ったのは、普段はMacbook Pro Retina13インチディスプレイモデルを使っているからでしょう。さすがに、Retinaディスプレイと比べれば、明らかに粗いのは事実です。しかし、普通に使う分には、使うのに支障の出る粗さではありません。視野角も狭いといえば狭いのですが、Macbook Airと同じぐらいじゃないでしょうか。この値段でこのレベルの液晶だったら、納得できるでしょう。
唯一の不満点はストレージ容量
「ASUS Eeebook X205TA」の唯一の不満点は、ストレージ容量です。データを保存できる領域が32GBしかありません。実際にはOSのデータなどで使っていますので、保存できる領域は16GB程度です。いろいろとソフトウェアを入れていくと、さらに減っていきます。実質本体に保存する領域はないと思ったほうがいいでしょう。 Windowsタブレットは64GBのストレージを搭載したものも多数発売していますから、64GB搭載してくれれば、何の問題もなかった訳ですが、、、ここは割り切って、本体にはデータを保存せず、クラウドやSDカードを使うことで回避していきましょう。
モバイラーは買ってもいい
約3万で1kgを切るノートPCが購入できます。ただ軽いだけではなく、普通に使えるだけの性能もありますので、積極的に使いたくなるノートPCです。さらに、キーボードの打鍵感もまずまず。抜群に良いとは言えませんが、これだけの打ち心地なら、高速タイピング可能でしょう。
出先で文章を作ったりすることが多い方は、「ASUS Eeebook X205TA」は購入してもいいノートPCです。最近の学生さんは、タブレットで文章を打つ人もいるようですが、タブレットを購入するより、「ASUS Eeebook X205TA」を購入したほうが、圧倒的に文字が打ちやすいのは間違いありません。少々癖のあるノートPCですが、この軽さを知ったらきっと欲しくなることでしょう。
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