ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムを、毎日プレイしています。こんなにプレイしたくなるゲームはいつぶりでしょうか。
前作のブレスオブザワイルドも神ゲーでしたが、ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムは、それ以上の神ゲーです。
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム | Nintendo Switch | 任天堂
序盤から物語に引き込まれる
前作のブレスオブザワイルドは、やや単調な部分がありました。ストーリーを進めていくというよりは、広大な世界にポツンと一人取り残されたような感じです。広大なフィールドを自由に探索できるからこそ、オープンエアーと呼ばれていた訳ですが、今作ティアーズ オブ ザ キングダムは、より広大になった世界を、物語がグイグイと引っ張っていきます。
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムは、今作を象徴する空の世界、空島からスタートします。ここではある程度制限があるマップで、3つ条件を揃えなければいけません。あまり広すぎるとプレイヤーが戸惑ってしまうから、ある程度制約がある中で、ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムの基礎を学べるようになっています。
ただ学ぶのではなく、ゲームのストーリーを進めながら、ちゃんとゲームの操作が学べるようになっています。
物語でグイグイと引っ張りながら、しっかりとプレイヤーを学習することができます。
冒険のワクワク感が凄い
空島から地上へ降り立つ時のドキドキ感、発射塔から真上に打ち上げられて、ようやく入手したパラセールで世界を空から見た時の感動。
ゲームの中に、プレイヤーの感情を揺さぶる何かがあります。
これは簡単に作れるものではありません。あらゆることを妥協せずに作り込んだ結果が、プレイヤーがこの世界で冒険をしていると感じることができるのでしょう。
他のキャラクターとの会話が凄い
任天堂の凄いところは、キャラクターの作り方です。数えきれないぐらい、たくさんのキャラクターが登場します。それぞれが個性的で、喋り方に癖があります。文字を出して文章を読ませるだけですが、こういったところに妥協しないからこそ、言葉では説明し難いリアリティーが出てきます。
前作ブレスオブザワイルドでは、寂しさを感じる冒険でしたが、今作は人との触れ合いが中心に進んでいきます。世界のリアリティーを感じさせるのは、それぞれのキャラクターが本当に存在していると感じるからでしょう。
ゲームとしての難易度は高い
昔からゼルダの伝説は、簡単なゲームではありません。頭をフル回転させないと、クリアーできません。コントローラーのボタンを全て使い切るぐらい、操作が難しいゲームです。
ゲーム歴35年の僕でさえ、Switchのコントローラーのボタンを確認して操作をしてしまうことがあります。
コントローラーを使ってキャラクターを操作するのが、ゲームの醍醐味です。全てのボタンを使って、多彩なアクションをすることができます。多彩なアクションをできますが、ゲーム初心者にとっては、やや難易度が高いかもしれません。
チュートリアルやヒントがさり気なく搭載されている
とても難しいゲームを投げ出さないようになっています。ゲーム内で操作を覚えられるようになっていたり、次の目的を見失わないように、どこに向かったらいいのかが分かるようになっています。ゲームのバランスを取るために、無理やりチュートリアルやヒントを入れているのではなく、物語の流れで覚えられるようになっていたり、他の登場人物との会話でヒントが分かるようになっています。
この不自然さのないチュートリアルやヒントこそが、ゼルダの伝説が高難易度ゲームでも支持を得ている要因でしょう。
同じ景色が違って見える
見慣れた景色が、違って見えるのです。朝や昼や夜といった時間帯の変化、晴れ曇り雨といった天候の変化。そういった現実世界と同じようなことで、見慣れた景色が違って見えます。雨が上がった時の、美しい空や遠景が言葉にできないぐらい美しい。
退屈な見慣れたいつもの景色が、キラキラと輝いて見える。
現実世界でも稀にある感覚が、ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムは頻繁にあります。
あまりに綺麗すぎるので、Switch本体の機能である、写真撮影ボタンを何回も押してしまいます。
※写真
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Switchの中に、もう一つの現実がある
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムは、メタバースといってもいいでしょう。言葉だけ先行しているメタバースですが、本当に作り込まれたバーチャルな世界こそが、本当のメタバースです。
世界中の会社がとうてい真似できないことを、任天堂という会社はやることができます。
その象徴が、ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムです。
ゲームを知らない人にこそ、この素晴らしい世界へ飛び込んでほしいと思います。
何度も何度もやられては、何度も何度も挑戦していく自分に気づくでしょう。
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