
発売日にiPad mini6を購入しました。iPad mini(第6世代) が正式名称ですが、iPad mini6と呼びます。

一か月以上使いましたが、結論からいきます。
iPhoneとパソコンがあれば不要
iPadが登場してから、パソコンの代わりになるか、いや代わりにはならない。といった議論がずっと行われてきました。
この問題の本質は、OSです。機械の性能が高止まりしたことで、ハード的な要因は無くなりました。実は僕らが使っているiPhoneやiPadは、すでにノートパソコンと変わらない性能になっています。性能は変わらないのに、できることが微妙にパソコンと違う。
OSが違うので、まったく同じことができません。
ほとんどのことはiPadで出来るけど、あと少しのことでパソコンが必要。
ちょっと込み入ったことをしようとすると、パソコンが必要になってしまうのです。さらに、
iPadで出来ることは全部iPhoneで出来る
iPhoneがあったら、iPadが無くても困らないのです。
iPadの良いところは画面が大きい
iPadの良いところは、画面が大きいこと。自宅でインターネットをするときに、画面が大きいiPadのほうが便利なのです。

画面の大きさこそが売りなのに、iPad mini6は中途半端すぎます。8.3インチに大きくなっても、ギリギリ片手で持てるサイズを維持しています。
ギリギリ持てるということは、普通のときは片手では持てない。それなのに画面は小さい。大画面が売りのiPadなのに、その大画面の利点が失われています。

iPhoneの画面が大きくなってきました。現在新品で買えるiPhoneの画面サイズは、4.7インチ、5.4インチ、6.1インチ、6.7インチの4種類。上2つは6インチを越えています。iPad mini6との画面サイズ差は、1.6インチ。iPhone 13 Pro Maxを使っている方は、その差はかなり小さいのです。
iPad mini6より大きいiPadは、ノーマルiPadの10.2インチになります。iPad mini6との画面差は、1.9インチ。iPhone Pro Max、iPad mini6、iPadを比較すると、約2インチ刻みで、うまく調整されているのが分かります。
どうせ片手で持てないし、どうせパソコンの代わりにならない。
パソコンの代わりにはならず、ただ見るだけの機械なら、ノーマルiPad以上のiPadがベストiPadなのです。
鞄から取り出すという負担
片手で持てる持てないという問題以外に、あと一つ問題があります。
鞄から取り出さないといけない。
iPad最大の弱点は、ポケットに入れることができないので、鞄に入れなければいけません。
鞄から取り出すという行動が必要なので、どうしても使うのが億劫になります。わざわざ鞄からiPadを取り出さなくても、ポケットからサッとiPhoneを取り出したほうが早いのです。
例えば電車に乗っているとします。電車で座席に座ることができました。さぁネットでもしようと思ってiPadを取り出します。目的の駅に着くまで、iPadでネットを楽しみます。
降りる駅に到着しました。電車から降りるので、iPadを鞄にしまいます。
これがiPadを電車の中で使うときの行動です。
鞄から取り出す。鞄にしまう。
これがiPhoneだと、ポケットから取り出す。ポケットにしまう。もしくは、手に持ったままだから、ポケットにしまわなくていい。
この差は意外と大きく、せっかく電車で座席に座っても、iPad mini6をほとんど使いません。
iPadじゃないと特別できないことはないので、無理して鞄から出す意識も薄れます。外の環境だと、どんな環境でも対応できる、iPhoneが一番です。
室内でしか使わないのなら
こうやってシチュエーションを想像して考えると、より画面が大きいほうがベストです。小さいiPadといってもポケットには入らないので鞄に入れるしかない。
外で使うにも中途半端。自宅で使うにも中途半端。
これがiPad mini6の結論です。小さいタブレットとしては良く出来ていますが、他の端末で十分です。
これからiPad miniシリーズを購入される方は、自分が使うシチュエーションをよく考えたうえで、本当に必要性があるのか。じっくりと考えてみてください。

10インチ以上のiPadを購入するのを勧めます。
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