痒いところに手が届かないiPadも、痒いところに手が届くようになっていました。本命になりきれないポジションを今もキープしつつ、本命の位置になろうとしています。
iPadOSも着実に進化してきて、ようやくマトモに使えるようになりました。ここでいうマトモとは、いわゆるパソコンのような感じで使える作業性です。パソコンのように、作業を楽々こなすには、パソコンで使われている道具が使えるようになれば実現します。
マウスがiPadOSになってから使えるようになったことで、作業性が大幅にアップしました。とはいっても、使えるようにはなったというレベルで、あまりカスタマイズはできません。
ブラウザーの戻るや進むといった機能をを割り当てることはできませんし、ホイールスクロールのスクロール量を変更することもできません。
家にあるマウスを色々と接続してみましたが、左クリック自体を認識してくれないマウスもあります。どのマウスがiPadにぴったりなのか分かりづらいというのが、iPadでマウスを使うときの問題点です。
色々と試行錯誤した結果、iPadと相性の良いマウスが見つかったので紹介します。
目次
iPad用マウスはPebble M350がベスト
iPadにピッタリのマウスは、「Pebble M350」です。Logicoolから発売されている小型のマウスです。


Pebble M350がiPad用マウスとして優れている理由
ホイールスクロールのスクロール量がまとも
これが全てです。ホイールスクロールのスクロール量がまともです。


左クリックと右クリックの間にある、ホイールを指で回すと、Safariなどのブラウザーを使っていると、下や上にスクロールさせることができます。そんなの当然じゃんと思いますが、iPadでマウスを使うと、このスクロール量が同じじゃありません。ありえないほど細かくて、回しても回しても下にスクロールしていかないマウスもありますが、Pebble M350は、わりと普通にスクロールしてくれます。もう少しスクロールしてくれてもいいかなとは思いますが、設定でスクロール量を変更できないiPadに、そこまで望んでも仕方ありません。
カリカリかりとホイールスクロールをスクロールさせると、しっかりと上や下にスクロールしてくれます。
この感じでスクロールしてくれれば、わざわざ外にマウスを持っていく価値はあるといえます。
右クリックをすると、しっかりと文字をコピーしたり貼り付けたりもできます。
iPadOSでのマウスカーソルの挙動は優秀で、コピーしたい文字を適切に選択できます。この部分だけは、パソコンより優れています。
Pebble M350を設定で変更する箇所
マウスカーソルのスピード
マウスカーソルのスピードを、少しだけ下げましょう。特に設定をせずに、使うと、少しマウスカーソルの動きが早く感じます。一つ左に下げて、カーソルのスピードを一段階落としましょう。
- 設定
- 一般
- トラックパッドとマウス
- 軌跡の速さ


これで上質でスムーズな感じに変わります。マウスカーソルの上質で滑らかな動きは、Windowsにパソコンでは味わえない、Appleらしい気持ちよさです。一度体験してみてください。
ホイールスクロールの速度
マウスの真ん中にある、ホイールスクロールの速度も変更しましょう。最初の状態だと、ほとんど下にスクロールしていきません。
- 設定
- アクセシビリティ
- スクロールの速さ
- スライダーを1番右に


これでホイールスクロール量が最大になります。最大といっても、シュイーンという感じでスクロールはしません。最大でもやや物足りないぐらい。1番左の状態と1番右の状態では、スクロール量は3倍ぐらい違います。
少しでも高速に動かせるように、1番右にスライダーを持っていきましょう。
iPadにぴったりのマウスはPebbleM350
iPadの仕様のせいで、しっくりとくるマウスがありません。設定を変更することができないのに、iPadにぴったりのマウスは、ロジクールのPebbleM350です。サイズも薄くてコンパクトなので、外に持ち出しても苦になりません。


マウスがあると、iPadがさらに使いやすくなります。3000円程度の投資で、より仕事の効率が上がるでしょう。
マウスのレビュー記事は、下のリンクからご覧ください。
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