常に打ちやすいキーボードを探しています。自宅用のキーボードは打ちやすいものはたくさんあります。大きくても重くてもよいので、打ちやすいキーボードを作るのは難しくありません。
モバイル用はそうはいきません。外に持ち出のですから、コンパクトで軽い上に、打ちやすさも求められます。
相反する要素を満たすものは多くありません。これまでもたくさんのキーボードを買ってきました。
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現時点でモバイルキーボードの最高峰は、マイクロソフトのデザイナーキーボードです。薄くて軽いのに、キーピッチやキー配置も適正で打ちやすいキーボードです。
値段は下がってきましたが、5,000円以上します。キーボードに5,000円以上の金額は、中々出せる金額ではありません。
安くて打ちやすいキーボードをお探しの方にオススメのキーボードを紹介します。
TK-FBM119KBKデザイン・仕様
対応OS | Windows 11、Windows 10、Windows 8.1、macOS Catalina(10.15)、 macOS Big sur (11.0)、 Android10, 11、iOS14、iPad OS14 |
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接続可能台数 | 3台 |
カラー | ブラック |
通信方式 | GFSK方式 |
電波周波数 | 2.4GHz帯 |
キータイプ | メンブレン |
キー配列 | 92キー(日本語配列) |
キーピッチ | 19.0mm |
キーストローク | 2.5mm |
ホットキー数 | 13キー |
電源(キーボード本体) | 単4形アルカリ乾電池、単4形マンガン乾電池、単4形ニッケル水素2次電池のいずれか1本 |
想定電池使用期間 | アルカリ乾電池使用時の目安 約8カ月 ※1日8時間のパソコン操作を想定 |
外形寸法(キーボード本体) | 幅360.6mm×奥行142.5mm×高さ25.6mm(スタンド含まず)、幅360.6mm×奥行142.5mm×高さ34.1mm(スタンド時) |
質量(キーボード本体) | 約455g ※電池含まず |
付属品 | 動作確認用単4形アルカリ乾電池×1 |
保証期間 | 6カ月 |
対応プロファイル | HOGP(HID Over GATT Profile) |
その他 | 適合規格:Bluetooth 5.0 Class2 |
という仕様です。Bluetooth5.0に対応しているので、安定したワイヤレス通信が期待できます。3台までの端末とペアリングをして、切り替えて使うこともできます。
Bluetoothキーボードに欲しい機能を、しっかりと押さえてあります。
TK-FBM119KBKキー配置
いたって普通のキー配置です。キーボード左下と右下にCtrlキーがあります。十字キーはちゃんと独立しており、さらに左側に配置されています。その分キーボードのサイズが大きくなっていますが、実用性を考えると、十字キーをCtrlキーより右側に配置したほうが使いやすいです。
キー配置★★★★★
[st-kaiwa1]Ctrlキーの位置、十字キーの位置もバッチリです。
TK-FBM119KBKキーピッチ・キーサイズ
キーピッチは19.0mmと標準のサイズ。タイピングをマスターするには、まずはキーピッチ19.0mmのキーボードがオススメです。基本に忠実なキーボードになってい流ので、子供にタイピングをマスターさせたい親御さんにもオススメです。
右側やエンターキー周りのキーが小さくなっていることもなく、ミスタイプがしにくいでしょう。
最上段のFキーだけ少し小さくなっていますが、F1からF4、F5からF8、F9からF12までに分かれており、押し間違えにくいようになっています。
キーピッチ・キーサイズ★★★★★
[st-kaiwa1]19mmで不自然に小さいキーもありません。キーボードは基本に忠実が一番です。
TK-FBM119KBK打鍵感
打鍵感はまずまずです。メンブレンタイプなので、パスパスとした打ち心地ですが、固すぎず柔らかすぎず、打ちやすい打鍵感になっています。値段を考えると、十分な打鍵感。これからタイピングを覚えたいと思っている方にも、おすすめできる打鍵感です。
打鍵感とは:キーボードのキーを押したときに感じる感触のこと。キーボードにはキースイッチの方式があり、それぞれの方式によって感触の傾向はあるが、それとは別で、キーを押したときに感じる感触が良いか悪いかということ。
打鍵感★★★★☆
[st-kaiwa1]メンブレン方式ですが、うまくバランスがとってあり、打鍵感は良い感じです。
TK-FBM119KBKタイピング音
少しカタカタと音がします。煩いというほどではありませんが、静かな場所で使っていると、少し気になる音です。
打ちやすさと静かさのバランスを取りながら、低コストで実現するためには、このぐらいの音が出ても仕方がないところです。
2千円程度で買えて、それなりに軽くて安い。
それを実現した上で、この程度の音なら仕方がないでしょう。
静音度★★★☆☆
[st-kaiwa1]もう少し静かだと最高でしたが、低コストで打ちやすさを実現するために、静音性はやや犠牲になっています。
TK-FBM119KBK重さ・サイズ
455gと結構な重さではあります。十字キーが右側に独立しているので、テンキーレスキーボードとしては少し大きめですが、そのおかげで、Ctrlキーや十字キーが押しやすくなっています。
持ち運ぶには少し重いと感じるかもしれませんが、TK-FBM119KBKの打ちやすさを考えると、少々の重さは目をつぶってもよいと思えます。
重さサイズ感★★★☆☆
[st-kaiwa1]少し大きめなテンキーレスキーボードですが、打ちやすさとコストのバランスを考えると仕方がないでしょう。
TK-FBM119KBK 電池バッテリー周り
1日8時間程度の使用で8ヶ月持つので、頻繁に電池を取り替えることはないでしょう。入手性の良い単四電池ですから、TK-FBM119KBKのバッテリーが切れても、すぐに電池を入手できます。
USBで充電できる電池を使うのも良いでしょう。
バッテリー★★★★★
[st-kaiwa1]バッテリーの持ち、電池の入手性を考えると、単四電池1本というのは大正解です。
3台までの機器を切り替えることができる
右上に、切り替えボタンがあります。3台まで登録することができます。切り替えながら3台の機器をタイピングできます。切り替えボタンがキーボードの裏側にないので、すぐに切り替えて使うことができます。
切り替えやすさ★★★★★
[st-kaiwa1]3台までの機器を切り替えて使うことができますが、キーボードの裏側ではなく、表側に切り替えボタンがあるので、サッと切り替えて、タイピングをする機械を変更することができます。
足がある
キーボードの裏側には、足がついています。足を立てると、キーボードの角度を少し斜めにできます。斜めにしたほうが、多くの方は打ちやすいでしょう。
足★★★★☆
[st-kaiwa1]角度が二段階に切り替えられるので、少し角度があったほうが打ちやすい人でも大丈夫です。
TK-FBM119KBK総評
TK-FBM119KBKは特に特徴がないキーボードですが、特徴がないというのは、キーボードにとっては褒め言葉です。基本に忠実な作りで、価格も安くて、打ちやすいキーボード。
高級キーボードを買うのはちょっとという方にオススメです。安くて打ちやすいキーボードな上に、Bluetoothでワイヤレス接続です。スマートフォンやタブレットと組み合わせて、モバイル用としても使えなくはないサイズと重さです。
値段も安いので、買ってみると意外と役に立つでしょう。
評価項目 | 評価(星5評価) |
機能性 | ★★★★☆ |
打ちやすさ | ★★★★☆ |
サイズ・重さ | ★★★☆☆ |
デザイン | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★★☆ |
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