iPhoneでSuicaが使えるようになる前から、Androidスマートフォンでおサイフケータイ機能を使っています。非常に便利だなと思う反面、かえって不便だと感じることが沢山あります。

SuicaやEdyーなどの電子マネーを使っていて遭遇した、電子マネーで不便を被った出来事を紹介します。

レジを操作する時間が長い

飲食店に多いのですが、Suicaで支払いますと店員さんに告げると、レジの横に置いてある電子マネーリーダーに、再度支払う金額を打つ必要があるようです。

ボタン一発で電子マネーの支払いに切り替わるリーダーが置いてある飲食店はほとんどありません。わざわざ別の機械で金額を打ち直す必要があるために、現金で支払うより時間がかかっているのが現状です。

そもそも店員さんが操作方法を知らない

次に多いのが、仕事歴が短い店員さんだと、電子マネーでの支払いをする操作を知らない方がたくさんいます。

Suicaで支払いますと告げると困った表情になり、「店長すいません、、、」といった感じで、誰かに助けに求めなければいけないため、結果的に時間がかかってしまうというケースがあります。

それだけ電子マネーで支払う人が少ないということでしょう。利用する人が少ないことは、どうしても指導が後回しになります。

故障していて使えない

先日遭遇した出来事です。Suicaで支払いますと告げると、「只今機械が故障しておりまして使えません。」と言われました。

後からよく考えてみたのですが、本当に機械が故障していて使えないケースもあるとは思いますが、もし故障していて使えないのなら、現在電子マネーは使えません、とレジに注意書きがしてあっても良さそうな気がします。電子マネーの操作に切り替えるのが面倒くさいため、店員さんが故障していると嘘をついている可能性があります。

真相はわかりませんが、故障しているのに注意書きがない時点で、電子マネーの利用者が少ないのでしょう。

使い勝手の良い電子マネー対応レジを格安で提供しなければいけない

なかなか電子マネーが普及しない要因の一ついに、iPhoneが対応していないからと長い間言われてきました。利用者が少ないという問題は、iPhone7で一応解決します。まだまだ電子マネーが使えないiPhoneを持っている人がほとんどですが、iPhone7以降のiPhoneに変わっていくのは時間の問題です。

利用者が少ないというのが大きな問題のように思いますが、それ以上に問題なのは、電子マネーを使う方がかえって不便ということです。現金を使わないことで、細々としたやり取りがなくなることが、電子マネー最大の利点です。しかし、電子マネーを使ってもらう側の問題で、電子マネーの方が煩わしいのが現状です。まずここを変えなければ、電子マネーは普及しないでしょう。

使い勝手の良い電子マネーリーダーが、レジと一体型になっているレジを、低価格で提供する。使える場所を増やすと同時に、現金より便利と感じてもらえる環境を作れた時こそ、日本で電子マネーが普及するときでしょう。

本当に美味しい食べ物は、大手チェーンでは食べることができません。個人でやられているような小さいお店に電子マネーが普及しないことには、いつまでたっても現金で支払うことになります。負担のないレジや仕組みを、早急に小さいお店に提供してほしいと思います。

 

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