なんとなくモヤモヤしたものってありませんか?うまく言葉にできないんだけど、自分の中では気づいていること。そういったものが、誰にもあると思います。僕は1人でいる時間が多いので、余計にそう感じるのかもしれません。

数あるモヤモヤの一つが、今日解決しました。どうやって解決したのかと言いますと、たくさんの良書に出会えたからです。

これらの本を読んで、生きること、仕事、社会、ストレス、人としての在り方。たくさんのことを学ばせてもらいました。これらの本を読んで感じるのは、多くの人が正しいと思っていることが、本当に正しいのかということです。

会社員をしていますが、数年ほど前から完全に世間の常識から外れた生き方になりました。休みは平日になり、来週の休みもハッキリと決められないような状況。そんな状況ですから、イベントに参加することも難しくなり、人との予定を合わせるのも難しくなってきました。いつどんなときでも対応できるように、あまり予定は入れず、一人ブラブラと過ごす毎日。

いい年をした男性が、平日の街中をあてもなくウロウロしているのは、社会的にはよろしくないようで、怪訝そうに足元から顔を舐め回すように見られます。怪訝そうに見られる理由は自分でも分かっています。下を履いてないからでしょう。

普通の人が履いているズボンではなく、短パンを履いています。さらに、短パンに合わせているトップスが良くないのでしょう。常識外のファッションセンスが、困ったおっさんがいるという空気を増幅させます。

白いワイシャツに短パンの組み合わせ。僕はカッコいいと思いますが、世間的にはよろしくないようです。よろしくないと思われる原因は、ワイシャツの丈が長すぎることかもしれません。普通のビジネス用のワイシャツを、ダラーんと外に出していては、単純にカッコ悪すぎますよね。

ファッションで1番大事なのは丈感。スッキリとした丈感を出すことで、もう少し受けがよくなるかもしれません。

飲み屋は仕事の延長戦

それでは本題に入ります。今日気づいたことは、17時からの飲み屋がしっくりこない理由です。ずーっとモヤモヤしていたんですけど、ようやくその理由が分かりました。

仕事が終わっても仕事をしている

結局、会社を出ても仕事をしているのです。これに気づいたのは、昼間の3時から飲んでいるからです。世間的にはあり得ない時間からお酒を飲むことで、世間的にあり得る時間帯との違いを感じることができました。

常識的な日本人男性の1日

時間行動
9時-17時仕事
17時仕事終了
17時〜飲む

これが常識的な日本人男性社会人のタイムスケジュールです。平日の17時前に飲むことは、まずあり得ません。絶賛仕事中ですから、飲めるわけがありません。プレミアムフライデーのような、国が無理やり行なう施作には乗っかります。国全体でやろうとすることは対応する。クールビズが浸透したのも、そういうことです。

プレミアムフライデーで飲みに行くのは、平日の17時以降に飲みに行くのと同じです。仕事を終えた人たちが、そのまま飲みに行っているだけだからです。そうではなく、自分の意志で独りで飲みに行く、真の平日昼飲みの様子をお伝えします。

店内は空いています。大半の人が働いているので、この時間からワンサカお客さんが来ることはありません。店内は非常に穏やか。ポツポツとお客さんはいますが、仕事のしの字もない雰囲気です。純粋にお酒を呑んで、たわいもない会話を楽しみます。秘密の時間帯を共有している仲間意識でしょうか。気がつくいたら会話が始まっています。とくに自己紹介をすることもなく、自然と会話に花が咲きます。

客層は60代以上の男性がほとんど。皆お一人様です。働いている年齢の人は、平日の昼間に飲みに行くことができないので、そういった客層になります。ごく稀に女性の方もいらっしゃいます。この時間帯にいる女性の年齢層はマチマチです。自由な生き方をする女性が、この時間帯に飲みに来ているのかもしれません。

昼間から飲んでいる奔放さからか、お互いのことを詮索することもなく、楽しく会話をして別れます。普通なら二度と会うことはないのかもしれませんが、同じ時間帯に行くと、また会うことができます。2度3度会うと、だんだん距離が近づいていくのが面白いところです。

これが平日昼間の飲み屋さんの様子ですが、17時を過ぎるとガラッと変わります。仕事を終えた人たちが、続々とやってくるからです。白いワイシャツにスーツという方がほとんど。1人で飲みに来る方はほとんどいません。同じ会社の男性同士、同じ会社の男性と女性という組み合わせ、彼氏と彼女といった客層に変わります。稀に女性2人か3人組といった方も見受けられます。

ガラッと変わった客層で占められた店内は、聞こえてくる会話の内容も変わります。仕事のしの字もなかった店内が、17時以降は仕事の話で溢れます。仕事を終えて退社したのに、まだ仕事をしています。同じ会社の男と男なら、仕事の話になってしまうのは仕方がありません。それ以外に話すことはないでしょうから。同じ男性同士ならまだしも、男性と女性という組み合わせになっても、仕事の話をしています。同じ会社だと、仕事の話にならざるを得ないのかもしれません。

話しているのは仕事の話ですが、男と男が話しているときとは様子が違います。男性と女性という組み合わせになると、男性のほうがやや上から目線で、格好を付けているような感じで話しています。僕も同じ状況だったら、きっと同じように話しているでしょう。この辺りに、日本の社会の縮図を垣間見れるような気がします。

17時を過ぎてからの客層と会話の違いを感じると、17時からの飲み屋がしっくりこないのも理解できます。僕はバリバリの会社生活が好きじゃないのでしょう。多くの人は、僕が好きじゃないことを夜が更けるまでやっています。僕にはとても耐えることができません。

17時からの飲み屋さんは、仕事の延長戦。会社を出たサラリーマンが、お酒を飲みながら、まだまだ仕事をする時間なのです。仕事を終えても、飲みながら仕事をしています。未だにのみニケーションは健在のようです。

ママのサポートが成功しない理由

17時を過ぎた時間帯でお邪魔するときも、相変わらずの恰好でお邪魔しています。いつものように短パンで向かいます。いつも非常識な格好でお邪魔していますが、そんな僕をママは快く出迎えてくれます。そんなママと盛り上がるのは恋愛話です。お互いの過去のトンデモ話をしては、豪快に笑い合います。きっとママもクレイジーな方なのでしょう。普通の人が聞いたら反応に困る話にも、最高の笑顔で返してくれます。

いつも1人でお邪魔する僕を気遣って、他の人との仲を取り持つママ。自然にキッカケを与えてくれます。そんなママのおかげで、男性だけではなく、知らない女性ともよく話しをします。これだけたくさんの女性と話せば、間違いの一つでもありそうなものですが、、、残念なことに全くありません。間違い以前の問題で、そもそも会話が続きません。僕のトークが面白くない可能性もありますが、おそらくトークの問題ではないでしょう。

男として見られていない

常識的な女性が求める、然るべき男性の姿ではないからか、会話がまったく成立しません。17時以降の飲み屋さんは、仕事の延長戦です。会社員らしからぬ人とは、社会人の女性も仲良くなりたくないのでしょう。

私が求めているのは、こんな短パン野郎じゃない。興味のない会話から、すぐに気づかされます。Apple Watchを付けているのもマイナスポイントでしょう。これがロレックスなどの高級腕時計だったら、もう少し反応が違う可能性はあります。もしかして、この人経営者かしら?こんな自由な格好をしているのは、きっとそうに違いない。そう女性が思ってくれれば、ママのサポートも身を結ぶのですが、、、

何を血迷ったか、CASIOのチープな腕時計を買い足しました。買い足した理由は、ボディーバランスを整えるためです。すでに片腕にはApple Watchを付けています。一般的に腕時計は左の腕にしますが、改札を通過しやすいよう、僕は右腕に付けています。右腕に時計があることには慣れましたが、片側の腕だけにモノが付いていることに違和感を感じていました。

左右非対称な状態に、何とも言えない違和感を感じるため、左腕にも時計をすることに。冗談でやってみたのですが、これがシックリくるのです。両方の腕に巻いてあることで、両方の腕が同じような感覚にすることができます。サッカーの本田圭佑選手のように、片方がミラノの時刻でも指していればいいのですが、どちらの時計も、同じ日本の時刻を指しています。

これからもママのサポートを無下にしてしまいそうです。ママ本当にゴメンナサイ!!

有給を取って体験してほしい

残念ながら、ママのサポートは実を結びそうにありませんが、モヤモヤしていたものが分かってスッキリしました。同じお店でも、時間帯で極端に空気感が違うことに気づけたのは、社会不適合者になれたおかげです。どちらが正しいかは人それぞれ。両方体験してみないと分からないでしょう。

有給を取って体験してみてください。いつも飲んでいる時間とは違う何かを、きっと感じることができるでしょう。

 

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