2022年に起こることを予想した記事をアップしました。次の記事は、IT業界で起こるだろうことを予想しました。
メタ、仮想現実の製品は
プロセッサーの処理能力がが一定水準を越えたことで、バーチャルのリアル化がますます進む一年になります。テクノロジー関係の各社は、高性能は機械を登場させています。
PlayStation5が中々手に入らない状態ですが、SONYはPlayStation5向けのVRを発売します。
PS5™向け次世代VRシステム──新たなVRコントローラーについて – PlayStation.Blog 日本語
すでにコントローラーは発表されていますが、肝心のVR本体が発表されていません。
SONYがVR技術のデモをしており、これらの技術がベースになってくるのは予想できます。PS5本体の性能を活かす、高いレベルのVRが登場するはずです。
Unreal Engine 5のデモで使われた、マトリックスレベルの映像がVRで体験できたとしたら。考えるだけでもワクワクします。
現実的な製品としては、Oculus Quest 2の次期モデルが登場するでしょう。わざわざ社名をMetaに変えたのですから、かなり力の入った製品が登場するはずです。
ヘッドセットだけで完結するVRというのが、Oculus Quest の特徴です。この特徴を引き継いで、次のOculus Questが発売されるでしょう。処理性能がアップするのは勿論、ヘッドセットの画質が向上し、ヘッドセット自体の装着感にも手が加えられるでしょう。
この市場にAppleも入ってきます。Appleは少しアプローチを変えて、VRではなくARです。現実世界を重視した製品こそが、Appleらしい製品です。今あるiPhoneを補助する的な端末として、メガネ型のデバイスが登場するでしょう。
Appleがメガネ型デバイスを出すことで、VRとARはかつてない盛り上がりになるはずです。いよいよ現実と仮想空間が合わさった世界がやってきます。
ケータイショップが無くなる
スマホの月額料金は、ここ1年で大きく変わりました。キャッシュバックとか抜け道だらけの料金システムでしたが、知っている人だけ得するやり方は無くなり、自分が値段と内容を見て選択するようになりました。
ahamo、UQ mobile、Y mobileといったブランドが当たり前になったことで、docomo、au、SoftBankといったトップキャリアの意味が無くなりました。同じ回線で、同じ通信速度なのに、値段だけ割高。長期契約していても何も良いことがない。
そんな状況の中、iPhoneの投げ売り合戦も始まっています。売れ残りのiPhoneを契約させるために、大幅に値引きして捌いていますが、お店自らahamoなどの子ブランドに乗り換え流ことを勧める状態です。
このような状況では、もはやキャリアショップで利益は出ないでしょう。docomo、au、SoftBankといったキャリアショップが、街からどんどん無くなっていくでしょう。
大作ゲームが目白押し
仮想現実が現実になる理由の一つに、大作ゲームが続々とリリースされます。今のゲームは映像、音、内容のレベルがとても高く、もはや現実以上の世界を構築しています。
こんなに凄いゲームがたくさん出るとなると、現実世界で過ごす時間よりも、仮想現実で過ごす時間の方が長くなるのは仕方がありません。どの作品も映像クオリティーや世界観の作り込みが半端じゃありません。
こういったゲームが世に出ることで、現実世界の意味合いが変わっていくでしょう。
任天堂Switchの4Kモデル
本当は2021年に発売する予定だったと思われる、スイッチの4Kモデル。
半導体不足で思ったように製造できない状況の中、画面だけ綺麗にすることで乗り切ったのでしょう。中身のチップは変更せず、技術的な生産量の低下を防ぐことで、Switch本体の確保に成功しました。店頭で売られることがないPlayStation5と違い、任天堂Switchの有機ELモデルは、普通にお店で買えるようになっています。
なんとか2021年を乗り切った任天堂。2022年にはスプラトゥーン3やゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの続編が登場し、任天堂の底力を感じる1年になるはずです。おそらく2022年秋頃には、Switchの4Kモデルが登場するでしょう。
2世代遅れだったSwitchの性能が、ようやく現代の性能に追いつきます。Switchの資産を生かしつつ、次の世代へと移行していくでしょう。
チップ開発の激化
AppleがMacに自社製チップを搭載したことで、パソコン市場にも変化が現れました。AMDの躍進を許していたIntelも、ようやく反撃体制に。第12世代のAlder Lakeというチップセットの出来がよく、向上しなかった性能がようやく上がりました。
スマホ、PC向けのチップセットの競争が激化する中、昨年末にはGoogleもPixel6で参加してきました。出来は今一歩といった性能ですが、今年はより良いものが出来るでしょう。そして、MicrosoftもSurface向けに自社製チップを開発中との噂。
Qualcommに挑戦状、MediaTekが新Snapdragonに真っ向勝負のSoC | 日経クロステック(xTECH)
現実的な話としては、これまでイマイチだったMediaTekが、Dimensity 9000というチップセットで、スマホ界でトップの性能を実現するようです。
今年はとんでもない年になりそうです。
Ankerの拡大
いつの間にか巨大ブランドになったAnker。モバイルバッテリーメーカーだったのが、いつの間にかイヤホンからプロジェクターからお掃除ロボットまで。
そして、ついにはマイクまで登場した。ありそうでなかった商品を次々とリリースしていく中で、製品ジャンルをどんどん拡大していくでしょう。
直営店を作りだしたのは、これからまだまだ製品が増えますよというメッセージだろう。
ラジオ局の終焉
あまり話題にはなっていませんが、昨年とんでもないサービスが始まりました。
Music + Talkというこれまでにないサービス。Podcastという個人ラジオで、音楽を流すことができるようになったのです。音楽を流すというのは、技術的には難しいことではありませんが、権利関係の難しい問題があっさりと解決してしまいました。
ただの音楽聴き放題だったSpotifyは、今や音楽業界のリーダーになりました。Music + Talkを始めるアーティストや芸能人も増えており、もはやラジオ局は潰れるしかないでしょう。
テレビ局の崩壊
ラジオ局は本格的に無くなっていきますが、テレビ局も大変厳しい1年になります。いくらでもやりようはあったと思いますが、新しいビジネスモデルを作ることができなかった結果、自社の番組や裏話的なものを、YouTubeで流すという愚策に出ました。
テレビより使い勝手の良いYouTubeに乗っかってしまったことで、もはやテレビというシステムの意味がありません。スポンサーが足枷になって、自分達の番組が作れなくなったせいで、出演する芸能人たちもYouTubeに戦場を移しています。
これまでの資産やコンテンツ作成力はあります。しばらくは生きていけますが、方向性をしっかりと決めていかないと、ラジオ局のようになってしまうでしょう。
通信速度の低下
いよいよ本格普及する5Gだが、通信速度は以前より遅くなるだろう。規格状のスピードは上がるのだが、実際の利用シーンでのスピードは2021年より悪くなるだろう。
ドコモの5Gは、パケ詰まりという問題で使い物にならないので、4Gでしか通信できないようにしているのだが、それでもパケ詰まりっぽい挙動をするようなことが多い。
以前より大容量プランが安くなった上に、パケットを大量に使う動画系のサービスが増えたことで、通信回線の余裕が無くなっています。ますます通信量は増えていくでしょうから、2022年は通信速度はこれまでより遅く感じることが多くなるでしょう。
あらゆるものがデジタルに
もはやスマホなしでは生きられない世の中。楽しいことはほとんどスマホの中にある状態。あらゆるビジネスがスマホ前提になっていくでしょう。
そんな2022年を生き抜くには、高性能で大画面のスマホを持つこと。大きな画面で処理速度の速いスマートフォンを持っていれば、楽しく毎日を過ごすことができるでしょう。
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