サイトアイコン しあわせなITせいかつ

このまま生きて死ぬのか、人間失格という生き方をするのか。

家を出て、死んだ顔で機械のように会社に向かう。機械には出来ない笑顔で会社の人に挨拶をするも、人間らしさは微塵もない。その場を取り繕うだけで、心ここにあらず。そんな不毛な毎日を繰り返し、鏡に映る老いた自分。

気がつけば40を越し、もう若いとは言えないような年齢。日本は高齢化社会に突入しており、いつまで経っても若手扱いをされるが、もう若くないことは自分が一番分かっている。

肩が痛い、腰が痛い。目が疲れる。色んなところの痛みが取れないところを見ると、否が応でも老いを感じる。

僕ら40代は世の中の変化をリアルタイムに経験してきた世代だが、ドラスティックに変わる世の中についていけず、古い生き方を守ろうとする人ばかり。

中途半端に出生を目指し、とりあえず結婚して子供を生んで幸せな家庭を築く。そのレールから外れてしまったものは、肩身の狭い思いをして生きる。そのレールに乗ったものの、離婚して独り身になってしまった人もいる。

そんな僕らは、団塊の世代と草食系で堅実な若者の間に挟まれ、行き場を失って悲しく泣き続ける犬のようだ。

このまま生きてもこのまま生きなくても、ひとつだけ確かなことがある。

いつか死ぬ。

どんなスーパースターも凡人も、いつかは死ぬ。こういう話をすると、嫌な顔をされるが、あした自分がこの世界にいる保証はない。

どうせ死ぬのなら、好きなように生きて死ぬのか、年々減っていくぬるま湯につかり続け、変わらないサラリーを、機械より嘘っぽい笑顔で受け取り続けるのか。

何が正しいかは人それぞれでも、みんなそれぞれに何かを抱えて生きている。抱えていても流れに乗って生きるしかなかった時代とは違う。もう流れなんか世の中には無くなって、自分で流れを作らなければいけない。

時代は変わった。生き方を自分で選べるようになった。

テクノロジーが世の中を変えた。世の中が変わったことを理解しているかいないか。自分の生き方に疑問を持ったものだけに新しい世界がある。

テクノロジーを使って。

 

Twitter でおーの ゆーやをフォローしよう!

Follow me!

モバイルバージョンを終了