
Mr.Children全シングル&アルバム、明日5月10日より配信開始 – 音楽ナタリー
ついにミスチルの歌が、定額制音楽配信サービスで解禁です。ただのニュースのように思いますが、これ大事なニュースです。日本の音楽業界が、従来の販売手法を諦めたとも取れるからです。
日本のトップミュージシャンの多くの曲は、定額制音楽配信サービスで聞くことはできませんでした。Mr.Children、サザンオールスターズ、小田和正、松任谷由実。長年トップに君臨するアーティストたちの曲が聞けなかったのは、所属する事務所の影響が大きすぎるからです。
CDが売れない売れないと言われ続けて10年以上経ちましたが、日本の音楽業界はCDを売ることに固執してきました。それを象徴していたのが、事務所が巨大なミュージシャンの曲が、定額制音楽配信サービスで聞けないとうことです。
その壁がついに打ち破られました。他の大物ミュージシャンが所属している事務所も追随してくるでしょう。
通信さえできればいい
iPhoneが世に出る前、iPodという音楽プレイヤーが主流だった時代のことを覚えていますか。パソコンを使って、手持ちのCDを1枚1枚リッピングし、iTunesにたくさんの曲を溜め込みました。俺のiTunesに入っている何千曲というライブラリーは最高だ!なんて思っていた時代がありました。
パソコンが古くなって買い換えるときは、そのライブラリーをちゃんと新しいパソコンに引き継ぐことが命より大事だと思うぐらいでした。そんな涙ぐましい苦労も、もう必要ありません。
インターネットに通信さえできれば、何千どころではない、何万、いや無限といってもいい曲を聞く事ができるのです。それらを聞くためには、パソコンやスマートフォンが必要に思いますが、別に自分で端末を所有する必要もありません。

例えばスターバックスに入ってコーピーを頼んだとしましょう。席に簡易的なスマートフォンのような機械があれば、自分のIDとパスワードを入れて、ログインすればいいのです。
スタバのWi-Fiで通信できるので、自分の端末が無くても問題ありません。自分のIDとパスワードでログインすれば、自分だけのページが出てきます。よく聞いている曲はトップページに出てきますし、自分で作ったプレイリストだって表示されます。端末にデータなんか保管していなくても、その都度読み込めばいいのです。
Netflix、YouTube、PS Now、Kindle、Gmail、Googleドキュメント、ネットプリント、カーシェアリングのタイムズカープラス、ドコモ・バイクシェア スマートシェアリング。たくさんの便利なサービスがあります。そういったサービスを契約さえしていれば、もうモノを持つ必要はありません。
何もないと不便なこともあるので、スマートフォンぐらいは持っておきたいところですが、スマホがあればGoogleマップで地図を調べ、楽天トラベルでホテルを予約できるので、家だっていりません。
インターネットさえできる環境があれば、もう何も所有する必要はありません。コインランドリーが進化して、洗濯した自分の服を少しだけ預かってくれるサービスさえあれば、もう住所もなくなるかもしれません。
そんな時代がもうやってきたんだなぁと、ミスチルのサブスクリプションサービス解禁というニュースを知って思いました。
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