スマホにWowがない

Galaxy Note8を購入して1年が経ちました。新機種のGalaxy Note9も発売されましたが、買い換えようという気持ちがおきません。不満点がほとんどなく、Galaxy Note8に満足しています。1年経っても性能が足りないと思うことはありません。今でもトップクラスのサクサク感です。6.3インチと画面も大きいので、iPhone Xs Maxに買い換える必要もありません。

AndroidからiOSに買い替えてしまうと、色々とできることも減ります。iPhoneにしかないアプリもいくつかあり、iPhoneじゃないと困るという理由で、AndroidからiPhoneに戻す方も多いようですが、代替えアプリはいくらでもあります。

ガジェット好きのような方こそAndroidだと思うのですが、結局iPhoneを使っている人が多くて、同じガジェット好きとして寂しい気持ちになります。

端末とOSの完成度が高くなって、iPhoneの優位性も無くなりました。明らかに劣っていたアプリの完成度も、随分と良くなりました。見た目の洗練さでiPhoneに負けている部分もありますが、ありえないというレベルのアプリは無くなってきました。

もうWowがない

通信環境が良くなり、クラウド前提の世の中になりました。昔のように端末に依存することが減ったため、手元にある端末の必然性が低くなりました。そこそこの性能がある端末なら、なんだっていいのです。

手元にある限られたサイズの画面では、新しい機種に変えても、Wow!はありません。新しいスマホを買ったときに感じていた、あの驚きがもうありません。

新しい機種のほうが優れているのは確かですが、今ある機種を買い替えさせるまでの何かはありません。2018年は完成度の高いスマホが続々と登場しています。ガジェット好きは盛り上がっていますが、一般の方はまったく盛り上がっていません。買い替えても生活に大きな変化がないのです。2016年のiPhone 7ぐらいにスマートフォンを契約した方は、新しい機種に買い換えずに、格安SIMカードに乗り換えています。端末代を支払い終わっても料金が変わらないので、より安いものに乗り換えることを選択しています。

Windows XP以降にパソコンが売れなくなったのと似ています。買い換えるほどのWowがないのです。