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はじめてのノマド Vol.7〜外に持ち出すパソコンをメインマシンにしよう

ノマドをするのに必要な道具を揃えたら、あとは揃えた道具で何をするのかです。ほとんどのことがスマートフォンでできるようになった今、それでもパソコンを使う理由を書きました。

一昔前ですと、外に持ち出すパソコンは、性能面でデスクトップパソコンに劣っていました。しかし、性能の進化が頭打ちになってきた今、高性能で省電力というほうへ進化していきました。その結果、かなり軽量のノートパソコンでも、ビックリするぐらい高性能になっています。4Kの動画編集をしなければ、もう軽量のノートパソコンで充分と言ってもいい状況です。ただ最近の軽量のノートパソコンは、保存領域にSSDが使われています。HDDと比べると、まだまだ容量あたりの単価が高くなります。そのために、若干心もとないストレージ容量にせざるを得ませんでした。しかし、SSDも価格が急速に下落してきました。それでもまだ割高感は否めませんが、無理してでも大きめのストレージ容量を選ぶことを薦めます。かなりの出費になってしまいますが、それに伴うメリットがあります。ストレージ容量をおもいきっり増やせば、外に持ち運ぶ(ノマド)パソコンをメインマシンにすることができます。なぜ外に持ち運ぶパソコン(ノマド)をメインマシンにするといいのか説明します。

常にすべてのデータを扱える

クラウドの時代になり、データはクラウドへという流れになってきています。クラウドを使えば、手元にあるデバイスの容量は少なくても、クラウドからその都度データを引き出せばいいという考えかたです。しかし、まだまだすべてのデータをクラウドに預ければ良いとは言えない状況です。なぜなら、「インターネットに繋がらないとデータを引き出せない」「たくさんのデータを引き出すと通信容量制限に引っかかる」この2つの理由により、クラウドにすべてのデータを預けるのを勧めることができません。とくに、「たくさんのデータを引き出すと通信容量制限に引っかかる」というのがやっかいです。3日で1GB使うと、通信速度制限になるというのは、仕事でデータをやり取りしていると、あっという間に使ってしまう人もいるでしょう。

まだまだネットワークは盤石ではなく、できるだけ手元のデバイスにデータを置いておいたほうが、何かと使い勝手が良いのです。すべてのデータがいつも使っているノートパソコンに入っていれば、もう1台のパソコンにデータが入っていて、困ることもなくなります。とくにパソコン初心者の方は、データをどこにやったか見失いがちです。手元のパソコンに、すべてのデータを置いておくことで、そういったこともなくなるでしょう。

どんどん慣れていく

外に持ち出すパソコンをメインマシンにするということは、いつでもそのパソコンを使うことができます。自宅にメインマシンを置いてしまうと、一番性能の良いパソコンを常に使うことができません。毎日使うことにより、使うことに慣れていきます。パソコンを使い慣れている僕でも、しばらく触っていないパソコンですと、使い方を忘れてしまうこともあります。パソコン初心者の方は、少しでも慣れるために、常に手元にあるパソコンをメインマシンにするべきでしょう。

ちょっとしたデータベースの修正もできる

僕もMacBook Airから13インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデルに変えたことで、常にメインマシンが手元にあることになりました。この環境いになって2週間ほど経ちますが、無理して高いカスタマイズモデルを購入して良かったと思います。SSDの容量を1TBにしたため、ビックリするぐらい値段が跳ね上がりましたが(49,000円)、それだけの価値はあったと思います。

今までですと、メインパソコンは自宅にあるiMacでした、iPhoneとの同期や、iTunesデータの修正も、家に帰らないと出来ませんでした。しかし、今は常にiPhoneと同期できますし、iTunesデータの修正もできます。なぜなら、すべてのデータが手元のノートパソコンにあるからです。

膨大なiTunesの音楽データが常にあるおかげで、カフェで仕事をしているときも、常に大好きな音楽を聞くことができます。さらには、プレイリストの編集や、iTunesに入れてある音楽データの細かい修正もできます。意外にiTunesに入れてあるデータの曲名や、歌詞が違っているものが結構あります。常にメインパソコンがあるため、そういったデータの間違いを見つけても、すぐに修正できます。自宅にメインパソコンがあると、そういった作業は後回しになり、結局そのままま放置されてしまいます。

常に何でもできる環境というのは、とても便利なのです。

SSDは最低512GB。できたら1TBにしよう。

ノマド用のパソコンをメインマシンにしたほうがいい理由を書きました。メインマシンにするには、ストレージ容量を、最低でも512GB、できることなら1TBにしたいところです。256GBでは、少し足りません。あれもこれもデータを入れていくと、すぐにいっぱいになるでしょう。データがいっぱいになると、データを消したりして、細かくデータの管理をする必要がでてきます。データの管理は意外に面倒くさい作業です。こんなことで悩まされないためにも、できる限りSSDの容量は大きくしましょう。

1TBSSDの価格は、容量に対する価格が高いためまだ買うべきじゃない状況です。512GBまでは、急速に価格が下がってきており、割高感は無くなってきました。1TBはちょっと高すぎるという方は、512GBのSSDにしましょう。しかし、512GBでもすぐに容量がいっぱいになってくるでしょう。時期尚早かもしれませんが、かなり無理をして1TBのSSDを選択しておけば、あとから公開することはありません。

今の値動きを見ていると、1TBのSSDもあと半年ほどしたら、かなり価格がこなれてくるように思います。もう少し待ってから、1TBのSSDを搭載できるノートパソコンを購入するのも良いかもしれません。

次のMacBook Airで1TBのSSDを選択できるようになると、またノマドの世界も変わってくるように思います。時期MacBook Airは、Retinaディスプレイになると言われていますが、ディスプレイの高精細かより、SSDの大容量化のほうが、僕らユーザーにとっては、意味のあることかもしれません。

 

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