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iPhoneとiPadで人気のローズゴールドが、MacBookにも追加されました。Apple製品の売れ方の大きな特徴のひとつに、新色はガジェット好きを中心に売れるという法則があります。ピンクなんて男性が買う色ではないのに、新しいiPhoneやiPadを買ったということをアピールしたいがために、つい新色を購入してしまいます。昨年登場したMacBookにはゴールドが追加されたので、ゴールドがよく売れているようでした。今年はローズゴールドが登場したので、12インチMacBookを購入するガジェット好きは、ローズゴールドを購入してしまうでしょう。

ガジェット好きはこの色が好きだからという動機より、ただ自慢したいだけですから、どんな色でもいい訳です。しかし、一般のユーザーはそうではありません。とくに女性ユーザーは、本体性能や仕様よりも、デザインとか色で購入する傾向があります。長い間、MacBookには可愛い色がありませんでした。一昔前には、ポリカーボネートという素材でできた、ホワイトのMacBookがありりました。今でもあれが良かったという女性ユーザーが結構います。最近のMacBookは、どれもシルバーでできたクールなデザインばかり。いまいち面白みがないけど、他に買うMacがないから、MacBook AirかMacBook Proの13インチが売れていたという状況でした。

しかし、ローズゴールドの12インチMacBookが登場したことで、よく分からないけど、ピンクのMacBookが欲しいという女性ユーザーがたくさん出てくると思われます。MacBook Airにローズゴールドだったら何も問題はありませんが、やや特殊な仕様の12インチMacBookにローズゴールドが登場しました。可愛いからとローズゴールドの12インチMacBookを購入してしまうと、後からトラブルになりそうで心配でなりません。

12インチMacBookの何が問題か

ある程度コンピュータのことが分かる人なら問題ありませんが、あまりコンピュータに詳しくない女性ユーザーが購入すると何が問題になるのでしょうか。

  • 充電端子とUSB端子が同じ端子
  • 唯一のUSB端子がUSB TypeCという特殊な端子

以上2つが大きな問題です。せっかくパソコンを買ったのに、デジカメの写真を読み込もうと思ったら、端子が違うために読み込むことができない。デジカメの写真を読み込むために、充電ケーブルを抜きっぱなしにしておいたら、バッテリーが減っていた。あまりの拡張性のなさに、今までのパソコンのようなものと思って購入すると、望んでいたものと違うということになりそうです。

iPhoneに慣れた今のユーザーなら大丈夫か

女性ユーザーがローズゴールドの12インチMacBookを購入することの危険性を書きましたが、そんな心配も杞憂に終わるかもしれません。ほとんどのユーザーは、拡張性のないiPhoneに慣れていますし、端子が違うのなら、店員さんに聞いて変換ケーブルを購入するでしょう。
中途半端に拡張性があるよりは、すっぱりと割り切った仕様のほうが、今の時代にはあっているのかもしれません。

僕の心配が杞憂になることを願います。

 

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