β版のリリースも頻繁に行われており、Yosemiteの時より順調に開発が進んでいるように見えるEl Capitan。今の段階でも大きな不具合なく使えています。この感じなら、9月頃には正式リリースする可能性もあるのではないでしょうか。新しいiMacの登場も噂されていますので、新しいiMacとEl Capitanが同時にリリースされるかもしれません。
ライブ入力とは
ここ数年改悪ばかり行われていたMac用のOSですが、すぐにでもバージョンアップしたいと思う新機能が、El Capitanには搭載されています。「ライブ入力」と呼ばれる、全く新しい日本語入力システムです。パソコンで日本語を打つという行為はとても疲れます。ただ文字を打つだけではなく、途中で漢字に変換するため、スペースキーを押す必要があります。日本語を頭の中でローマ字に変換しながらキーボードを打ち、スペースキーを押して漢字に変換していかなければいけません。それが当然だと思い込み、毎日パソコンで文字を打っていますが、この常識を覆してくれる機能がEl Capitanには搭載されています。それが「ライブ入力」です。今までスペースキーを押して日本語を打っていた行為が必要なくなります。全くはなくならないかもしれませんが、基本的にはスペースキーをほぼ押さなくなるでしょう。なぜなら、スペースキーを押さなくても、適切な漢字に自動で変換してくれるからです。
初めてライブ変換を体験した時は、テンポがなかなか掴めず打ちにくく感じましたが、今ではこの機能なしでは生きられない体になりました。バーっと文字を打っていくだけでいいのです、漢字に変換することは考えず、日本語を頭の中でローマ字に変換しながらキーボードを打っていけばいいのです。驚くほど正確に、漢字を混ぜた文章が完成されていきます。
久しぶりに世界を変える技術だと断言できます。この機能を手に入れるためにMacにする価値があります。それぐらい素晴らしい機能です。
El CapitanとOmmWriterで最強の執筆環境
とにかく文字を打つのが気持ち良くて仕方がないEl Capitanですが、ライブ入力と、OmmWriterというテキストエディタを組み合わせると、最強の執筆環境になります。
OmmWriterというテキストエディタは、テキストエディタの中でも特殊なソフトウェアです。もちろん文字を打つわけですが、OmmWriterは、文字を打つ行為に没頭するためのソフトウェアです。
文字を打つことに没頭するため、グレーだけの背景になります。他のアプリケーションは見えなくなります。グレーの背景の上に文字が表示されていきますが、キーボードのキーを叩くと、心地の良い効果音が鳴ります。7種類の効果音から好きな効果音を選択することができますが、どの効果音も非常に心地の良いものになっています。さらに文字を打つことに没頭できるように、幻想的な音楽がバックに流れます。この音楽も7種類から選択することができます。7つの効果音と、7つの音楽を好きなように組み合わせることで、ただ文字を打つという行為に没頭できるようになります。
瞑想しながら文字を打つと言ったらいいでしょうか、誰にも邪魔をされることなく、思う存分文字の海に浸ることができます。
このOmmWriterとEl Capitanのライブ入力機能を組み合わせることで、最強の執筆環境を作ることができます。今まではスペースキーを押して漢字に変換する必要がありましたが、これからはスペースキーを押す必要はありません。キーボードでひらがなだけを打っていけば、El Capitanのライブ入力機能が自動で漢字に変換してくれます。ただ頭に浮かんだ文字を打っていけばいいのです。1時間でも2時間でも3時間でも文字を打つことができるでしょう。
El CapitanとOmmWrirterを使って、自分だけの文字の世界に浸りましょう。
※Bluetoothヘッドフォンを使うと、より文字の世界に没頭できます。このBluetoothヘッドフォンは、値段からは考えられない音を聞かせてくれます(レビュー記事はこちら)。
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