ついに日本でもRazer Blade Stealthが発売されました。冷え切ったPC市場の中、ゲーミングPC市場は元気です。ゲーミングPCの周辺機器でトップブランドのRazerが満を持して発売した、メインストリーム向けのラップトップになります。
妥協のない高性能をコンパクトなサイズに収めており、日本でも幅広く売れる製品になるでしょう。
メインストリームユーザーを取り込む「Razer Blade Stealth」 ~創立者兼CEOのMin-Liang Tan氏インタビュー - PC Watch
~創立者兼CEOのMin-Liang Tan氏インタビュー ...
Appleへの対抗心がすごい。
RazerのCEO、Min-Liang Tan氏のインタビューがImpress Watchに掲載されています。このインタビューで興味深い点が2つあります。
Tan RazerはラップトップPCを社内でデザインできる数少ない会社の1つです。おそらく社内でデザインハウスを持ち、設計できる企業は、今のところ全世界でAppleとRazerの2社だけでしょう。他社はデザイン案だけを持っていて、中国のOEMやODMに委託し、そのほかのデザインを任せているのがほとんどです。
ラップトップ(ノートパソコン)を社内で設計できる会社は世界に2つしかないと言っています。AppleとRazer以外の会社はデザイン案だけを持っていて、OEMやODMに投げていると。たしかに、心震えるノートパソコンが少ない現状を見ると、下請けに丸投げしているのかもしれません。
1番興味深いのは次の話です。
将来的にAppleがそのようなソリューションが欲しいというのであれば、我々はライセンス締結やパートナーシップなどを通して、彼らの製品に取り入れることも視野に入れています。
Appleが欲しいのなら、提供してやってもいいよと言っているのです。何を提供するのかというと、ノートパソコンと外付けボックス(Razer Core)を接続することで、ノートパソコンにグラフィックカードを接続するというソリューションです。
小さいモバイルノートパソコンでもハイエンドPCにも匹敵するグラフィック性能を持つマシンに変身させるソリューションは、Intel、NVIDIA、AMDとパートナーシップを結んで開発してきました。この技術をAppleに提供してやってもいいと言っているのです。
日本ではまだまだ馴染みの薄いメーカーが、あのAppleを見下しています。それだけ自分たちが出すプロダクトに自信があるのでしょう。
久しぶりにインタビューを読んでいて震えました。Razerの今後の動向に注目していきましょう。
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