日本を代表するパソコンといったら Let'snote(レッツノート)。昔からビジネス市場で絶大なシェアを誇る、パナソニックのノートパソコンです。
1996年に誕生した初代レッツノートAL-N1から23年。今では当たり前となったモバイルPCですが、モバイルという言葉が一般的ではなかった時代に、新しいコンピュータの使い方を提案しました。
時が経てば経つほど仕事がIT化したことで、モバイルPCの必要性は高まり、さらにレッツノートが広まっていきました。
レッツノートの特徴は、 「軽量、長時間、頑丈、高速、操作性、拡張性 」。今でこそ1kgそこそこのノートパソコンは当たり前ですが、1996年から1.5kgを下回るノートパソコンを出して、モバイルPCの世界を牽引してきました。
レッツノートヒストリー | パソコン(法人向け)| Panasonic
そういった拘りを貫き通してきたことで、15年連続モバイルノートシェア第1位」(13型未満ディスプレイ搭載ノートPCとコンバーチブルスタイルPC)という偉業を成し遂げています。
僕も何台か購入して使っていますが、キーボードが打ちやすいので、積極的に使いたくなります。側面には豊富な端子類が備えられており、パソコンでしたいことが、当たり前のようにできます。未だにVGA端子が付いているあたりに、レッツノートがどういったユーザーに使われているのかが分かります。
ビジネスシーンに必須といってもいいレッツノートですが、モデル数が多く、どのモデルを選んだらいいか分かりません。
2019年の冬モデルを解説します。
価格.com - パナソニック、モバイルノートPC「Let'snote」2019年秋冬モデルを発表
Let'snote(レッツノート)2019年秋冬モデルを分類すると
- 10.1型の超軽量ノートPC (DVDドライブなし)
- 12.1型の軽量ノートPC(DVDドライブ付)
- 14.0型の軽量ノートPC (DVDドライブ付)
- 12.0型の2in1ノートPC (DVDドライブなし)
以上の4タイプが発売されました。
ほぼ同じサイズのノートPCが2つ発売されており、やや混乱しやすいラインナップなので、一つずつ見ていきましょう。
750gの超軽量ノートPC レッツノート RZ8(CF-RZ8)
レッツノートRZ(CF-RZ8) | パソコン(個人向け) | Panasonic
2014年10月に登場したRZシリーズ。10.1インチというサイズにすることで、700g台の重さを実現したモデル。キーボードが付いているノートPCで、タブレット並の重さを実現。とにかく軽いノートPCが欲しいという方にオススメだ。
レッツノート RZ8(CF-RZ8)の特徴
- 重さ750g
- 画面タッチ操作対応
- キーボードが少し小さい
- 処理能力がやや非力
良いところも悪いところも含めた特徴は以上。とにかく軽いのが、RZシリーズの特徴だ。ペンは使えないが、画面をタッチして操作ができるので、あまりパソコンの操作が慣れていない人でも、なんとなく使えるタッチ操作ができるのは嬉しいところ。
とにかく軽いのが特徴だが、10.1インチという画面サイズのため、キーボードが小ぶりになっており、少し違和感を感じるかもしれない。使っているうちに慣れてくるとは思うが、購入前に実機をタイピングしておこう。
軽くて小さいこともあり、インテル Core i5-8200Yという、あまり処理能力が高くないプロセッサーを使っているのも注意点。
CPUの処理能力を表す、PassMark CPU Markスコアの点数は、
4300
今出回っているCore i5シリーズの半分ほどの処理性能。同じCore i5という名称ですが、中身は随分と違って、あまり大きなパワーが出ず、バッテリーが持つという仕様になっています。
そのおかげで、小さいサイズでも10時間以上のバッテリー持続時間を実現しています。
文章や表計算などの資料を作るのが多い方におすすめ!
DVDドライブ付モバイルノートPC レッツノート SV8(CF-SV8)
レッツノートSV(CF-SV8) | パソコン(個人向け) | Panasonic
2015年11月に登場したSZシリーズの流れを汲むのがレッツノートSVシリーズ。モバイルノートPCの王道ともいえるサイズで、約1kg程度の重さ。この軽さで、Blu-rayドライブかDVDドライブが入っているという、まさにオールインワンモバイルノートPCといった仕様です。
レッツノート SV8(CF-SV8)の特徴
- 重さ約1000g
- 高い処理能力
- DVDドライブ内蔵
- フルサイズキーボード(キーピッチ19mm) でキーボードが打ちやすい
- 画面をタッチして操作はできない
MacBook AirのようなモバイルノートPCのスタイルで、DVDドライブが内蔵されているという、レッツノートにしかできないモデル。DVDドライブを内蔵して重さ約1kgという驚異的な軽さを実現しています。
持ち運びしやすいノートパソコンを探してる方は、一番お勧めのノートPCです。
持ち運べる重さで、DVDドライブも内蔵されている。これぞノートPCの決定版。
14インチ大画面ノートPC レッツノート LV8(CF-LV8)
レッツノートLV(CF-LV8) | パソコン(個人向け) | Panasonic
2015年11月に登場したSZシリーズの流れを汲むのがレッツノートSVシリーズ。モバイルノートPCの王道ともいえるサイズで、約1kg程度の重さ。この軽さで、Blu-rayドライブかDVDドライブが入っているという、まさにオールインワンモバイルノートPCといった仕様です。
レッツノート LV8(CF-LV8)の特徴
- 14インチの大きな画面
- フルサイズキーボード(キーピッチ19mm) でキーボードが打ちやすい
- Core i5以上のパワフルな処理能力
- DVDドライブ内蔵
- 重さ1300g程度
- 画面のタッチ操作には対応していない
コンパクトなノートPCが多いレッツノートだが、昔から14インチという大きな画面も提供している。ビジネスの世界では、大きな画面で仕事をしたい年齢層も多いのだろう。大きな画面でゆったりと資料を作ることができるのが、CF-SV8の特徴だ。
DVDドライブを内蔵して14インチというサイズで、1.3kg程度の重さを実現しているのは、さすがレッツノートといったところ。大きな画面が欲しい方は、LV8を購入しよう。
大きな画面でも持ち運べる重さ。ゆとりのあるモバイルノートPC。
2in1モバイルノートPC レッツノート QV8(CF-QV8)
レッツノートQV(CF-QV8) | パソコン(個人向け) | Panasonic
今年のレッツノートの新提案が、レッツノートQV8。12.0インチという小型なサイズで、1kgを下回る重さで、ペンやタッチ操作に対応し、Core i5以上のパワフルな処理能力を備えたモデル。
軽くて2in1のノートPCは、処理能力が非力なことが多いが、レッツノートQV8は、Core i5-8265Uという高性能なプロセッサを搭載している。
CPUの処理能力を表す、PassMark CPU Markスコアの点数は、
8500
今のCore i5は、2コアではなくて4コアのため、かなり高い処理性能。一昔前のCore i7を越す性能を実現しています。
レッツノート QV8(CF-QV8)の特徴
- 重さ約1000g
- 画面タッチ操作対応
- 高い処理能力
- 画面解像度が 2880×1920ドットと高精細
- ペン入力にも対応
- タブレットっぽく使える
- キーボードが少し小さい
2in1でも高性能なPCが欲しい方におすすめ!
自分の用途にあったものを選べる2019年秋冬モデルのレッツノート
スタンダードなノートPCをサイズ違いで3種類用意し、今流行りのSurface Pro のような、2in1タイプのノートPCまで用意。豊富な端子類、打ちやすいキーボード、軽い本体、高い堅牢性を全てのモデルで実現。
スキのないラインナップになった、2019年の秋冬モデル。どのモデルを購入するか、じっくりと考えてください。
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