Surface3に続いて、ASUS EeeBook X205TAにもWindows10を入れてみました。結論から言いますと、ほぼ問題なく動きます。若干おかしいと感じるところもありますが、概ね問題ありません。動作速度もWindows8.1のときと同じぐらいですし、Windows10が正式リリースされたら、すぐにインストールして問題ないでしょう。
32GBモデルの人はインストールが厳しい
僕が持っている「ASUS EeeBook X205TA」は、2014年12月に購入したため、保存領域が32GBしかないモデルです。かなりソフトを厳選していインストールしても、残り容量が5GBぐらいになっています。この状態でWindows10をインストールしようとすると、おそらく空き容量が足りませんと警告されます。この問題を回避するために、USBメモリーなどの外部記憶装置を繋げることで、Windows10インストール時の、容量が足りない問題を回避できるようになっています。これは助かると思い指示通りに進めましたが、まだ開発中バージョンのためか、外部記憶装置を挿してくださいと警告が出てきて先に進むことができませんでした。間違いなくUSBメモリーを挿しているのに認識してくれませんでした。仕方がないので、一度「ASUS EeeBook X205TA」をクリーンインストールし、まっさらな状態に戻してから、Windows10インサイダープレビュー版(build10162)をインストールしました。
空き容量が10GB以上ある状態なら、問題なくWindows10を「ASUS EeeBook X205TA」にインストールすることができました。
動作速度はまずまず
懸念されるような大きな不具合もなく、まずまず軽快に動いてくれます。この使用感なら、Windows10にバージョンアップしても問題ないでしょう。先日surfaceをWindows10にバージョンアップしましたが、サクサク感はほぼ変わりません。Surface3の画面解像度を少し荒くし、タッチ操作機能も無くして、価格を3分の1ぐらいにしたのが「ASUS EeeBook X205TA」といってもいいでしょう。
スタートメニューの操作に少々難あり
気になる点は、左下のスタートメニューを押したときの操作です。ピン止めしたアプリが右側に並んでいきますが、トラックパッドで下にスクロールさせていってから、アプリをマウスカーソルで選択して決定しようとするとき、スタートメニューが消えてしまいます。トラックパッドで下にスクロールさせた後、1本指でマウスカーソルを動かすと、スタートメニューが消えてしまうようです。
3万でまともに使えるWindows10ノートパソコン
発売当初はあまり注目されていなかった「ASUS EeeBook X205TA」ですが、口コミでジワジワと人気が上がってきました。64GBモデルが追加されたり、Microsoft Office搭載モデルが発売されたりする状況を見ていると、大ヒットモデルと言っていいでしょう。
3万円で買えるWindows10ノートパソコンとして、Windows10が正式リリースされた後も、引き続き売れていくでしょう。値段相応のところはありますが、「ASUS EeeBook X205TA」が3万、Surface3が10万です。ここまで価格差がありますと、人に勧めるなら「ASUS EeeBook X205TA」ということになります。
安いWindowsパソコンをお探しの方は、「ASUS EeeBook X205TA」の購入を検討してみてください。
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