軽いって素晴らしい。「ASUS Eeebook X205TA」を毎日持ち歩いていると、ノートパソコンが軽くなることの意味を強く感じます。
僕はいつもリュックを背負っているので、手提げ鞄を使っている人よりは、重い荷物を持ち歩くことができます。ノートパソコンだけを持って移動できればいいのですが、他にも様々な荷物を鞄に入れる必要があります。それらの荷物をすべて鞄に入れると、かなりの重さになります。鞄に入っている荷物で一番重いノートパソコンを軽くすることが、鞄を軽くする最大のポイントです。
これまでMacbook Pro13インチRetinaディスプレイモデルを鞄に入れて外出していましたが、ASUS Eeebook X205TAに変更してから、本当に鞄が軽くなりました。Macbook Pro13インチRetinaディスプレイモデルをASUS Eeebook X205TAに変更すると、いっきに590g(1570-980)の軽量化になります。これだけ軽くなりますと、明らかにリュックを背負ったときの感じ方が変わります。今まではずっしりと重く感じたリュックが、ヒョイっと軽々と背負うことができるようになりました。
このように、ノートパソコンが軽くなった恩恵を存分に享受していますが、ASUS Eeebook X205TAには、もうひとつ良い点があると感じています。
ファンレスPCの可能性
ASUS Eeebook X205TAにはファンがありません。ノートパソコンを使っているとよく体験する、「フォーン」と突然噴き出してくるあの風がありません。あの「フォーン」という風の正体は、ファンと呼ばれるものです。様々な処理をパソコンにさせると、パソコン内部の温度が上がってくるため、扇風機のようなプロペラを回してパソコン内部の温度を下げようとします。温度が下がらないと、熱暴走をしてしまうので、ファンがより高速に回って、なんとか温度を下げようとしてきます。しかし、ASUS Eeebook X205TAにはファンがないため、あの「フォーン」という音を聞くことがありません。ファンが無くても温度がそこまで上がらない仕様になっているために、ASUS Eeebook X205TAにはファンが搭載されていません。
ASUS Eeebook X205TAにはファンが搭載されていませんが、あまり本体の熱さを感じません。電源アダプタのコネクターを挿すあたりが、やや熱くなるぐらいで、他はほとんど熱を持ちません。ほとんど熱を持たないという事実が、ファンを搭載しなくても大丈夫だと裏付けています。
ASUS Eeebook X205TAに搭載されているCPUは、Atomと呼ばれるものです。このAtomというCPUは、Windowsタブレットに多く採用されています。タブレットというスペース的に厳しい端末用のため、元々ファンレス前提で作られていますから、当然と言えば当然かもしれません。しかし、ノートパソコンがファンレスということで、今までのノートパソコンの使い方とは違い、スマートフォンやタブレットのような使い方ができます。
机の上でホコリなどに気を付けて使うという感じではなく、寝ながらでも座りながらでも、いつでもどこでも使うことができます。クラムシェルという形状が故、タブレットのように寝転がりながら使うのは厳しい部分もありますが、寝ながら使えないこともありません。寝ながらASUS Eeebook X205TAを使い、文字を入力する必要性が生じたら、起き上がってキーボードで文字を打つという使い方ができます。本体価格が安い上に、ファンレスノートパソコンということで、よりカジュアルな使い方ができます。バッテリーもびっくりするぐらい持ちますし、ここまでカジュアルに使えるノートパソコンは他にはないように思います。
質感が高すぎて慎重に扱ってしまうMacとは違い、安物ノートパソコンならではの使い方ができます。ASUS Eeebook X205TAは「安い・軽い・ファンレス・省エネ」という今までにないノートパソコンです。ただ安いノートパソコンのように見えますが、実際に使ってみると、ASUS Eeebook X205TAに対する感じ方が変わることでしょう。
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