久しぶりにKindle Voyageを使ってみましたが、改めて素晴らしい端末だと再確認しました。Kindle Voyageより画面の大きいiPad mini4を購入したので、Kindle Voyageを使う必要もなくなるかなぁと思いましたが、文字を読むならKindle Voyageの方が圧倒的に良いのが分かりました。そろそろ10月も終わりますが、新型Kindle Voyageの発表がありませんので、改めてKindle Voyageを薦めたいと思います。
とにかく軽い
Kindle Voyageの何がいいかって、とにかく軽いということ。カタログ数値で、重さ180g(Wi-Fiモデル)になっています。手に持った感じではもっと軽く感じます。画面サイズが6インチあるので、大きさに対する重さの感覚的に軽く感じるのでしょう。手に持った感じでは、ほとんど重さを感じません。これこそAirじゃないかという感じです。6インチサイズで200gを切る端末は、Kindle Voyageしかありません。スマートフォンならそれぐらいの重さの端末はたくさんありますが、画面サイズが5.5インチ程度です。僅かな違いですが、6インチサイズで200g切りというのが、Kindle Voyageの軽さを際立てています。
Kindle Voyageを購入した当初、純正のケースを付けていましたが、すぐに使うのをやめました。一見便利そうに見えるケースですが、重すぎます。Kindle Voyage本体と同じぐらいの重さなのです。Kindle Voyageの良さを打ち消してしまっています。様々なことに使えるスマートフォンとは違い、Kindle Voyageはが本を読むだけの端末です。落下させる可能性も少ないので、ケースは付けず裸で使いましょう。
iPad mini4の重さが約300gです。120g違うだけで随分重く感じます。Kindle Voyageより画面が大きいのに(7.9インチ)、重さが僅か100g程度違うだけで、持った感じが全く違います。200gを切る重さが、Kindle Voyageの軽さを際立て、読書体験を向上させているように思います。紙の本を持つより軽いので、本(Kindle Voyage)を手に持って読んでも疲れません。
電子インクがいい
iPad mini4の画面も十分すぎるぐらいに綺麗ですが、Kindle Voyageの綺麗さは別格です。綺麗というより、鮮明といったほうがいいかもしれません。モノクロのディスプレイですが、本を読むだけなら、カラーでなくても十分。どの角度から見ても見え方の変わらない電子インクディスプレイが、紙の本と変わらない読書体験を提供してくれます。
写真では説明しづらいので、実際に実物を見て確認してください。
多読できる
紙の本より軽いのに、本が100冊以上入ります。もし容量がいっぱいになっても、本を削除して再度ダウンロードすればオッケーです。Wi-Fi環境がなくても、手持ちのスマートフォンでテザリングして本をダウンロードしましょう。文庫本のような文字が主体の本なら、スマートフォンでテザリングをしても、大した容量じゃないので速度制限の心配もいりません。手元に100冊以上の本が入った本(Kindle Voyage)があることを想像してみてください。それだけの本を鞄に入れたらどれだけ重くなるでしょうか。Kindleのサービスを使えば使うほど、電子書籍の素晴らしさを実感します。
写真が主体の本はiPadがいい
いいことだらけに聞こえるKindle Voyageですが、弱点が一つだけあります。写真が主体の本を読んでも、あまり面白くないということです。雑誌やムックのような、写真が主で、文字が副という位置付けの本は、iPadで読みましょう。カラーでそこそこ大きい画面サイズが活きてきます。モノクロでやや画面サイズが小さいKindle Voyageでは、あまり情報が入ってこないでしょう。
本代とは別に2万を払う価値はあるか
Kindleシリーズは、本を読むしかできないのに、端末にお金を払わないといけません。一番安いKindleなら、まだ払ってもいいかなぁという感じですが、最上位機種のKindle Voyageは、2万近い金額を払わなければいけません。さすがに購入するときは躊躇しまいしたが、今となっては買ってよかったと思います。本を読むことしかできないので、あまり役に立つという感じがしませんが、常に手元に置いておきたいと思わせる端末です。
Kindle Voyageが高すぎるという方は、Kindle Paperwhiteを購入するという選択もあります。最上位機種のKindle Voyageと同じ解像度で、やや安い価格になっています。若干重くはなりますが、Kindle Paperwhiteでも、iPadなどのタブレットでは得られない読書体験ができるでしょう。
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