ユーザーの望まない話し放題サービスを始め、ユーザーが離れつつある大手携帯電話キャリア。そんな中、MVNOと呼ばれるメーカーが続々と参入し、数えきれないほど格安SIMカードが発売されています。あまりにもたくさん発売されるため、サービスの違いが分からなくなりつつありましたが、本日発表されたNifMoのし放題サービスにはハっとさせられました。
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プリントサービスは、スマホの写真を印刷し放題になるというもの。専用アプリを使って、印刷した写真が毎月、自動的に届くという流れになるという。スマホアプリを使って写真を印刷できるサービスは既にいくつか存在しているが、ニフティではそうした事業者と含めて、他社との協業により本サービスを提供する考え。
これはなかなか面白い試みじゃないでしょうか。スマートフォンのし放題サービスといえば、デジタルで形のないものです(パケット、通話)。しかし、このプリントし放題サービスは、撮影した写真がアナログで届くという、リアルし放題サービス。今までのし放題サービスとは違い、何かが形になって届きます。デジタルのし放題サービスより、こういったアナログ的なし放題サービスのほうが、需要はあるような気がします。
MVNOが一般化のステージへ
毎日ニュースにはなりますが、周りで使っている人を見たことのない、格安SIMカードというサービス。一部のマニアだけのサービスから、一般化へ向けたステージに入ってきたのかもしれません。これからはMVNOも料金の争いではなく、サービスの争いになってくるのでしょう。
料金も安くて、変わったサービスもある。docomo、au、SoftBankで高い料金を毎月払う意味がますますなくなります。とくにdocomoは、このまま手をこまねいたままなのでしょうか。別会社でMVNOを立ち上げて、お値打ちなサービスを提供する必要があるでしょう。
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