せっかくハワイに来たのだから、日本にはないお店へということで、Microsoft Storeに行ってきました。SurfaceやMicrosoft Bandだけではなく、Windows OSを搭載した、他社のノートパソコンも置いてあります。そんな中に、先日発表されたばかりのSurface3が展示してありました。発売は5月からということで、まだ予約注文しか出来ない状態ですが、すでに4台ぐらい展示されていました。もし販売されていたいのなら、その場で購入していましたが、残念ながらまだ購入はできないため、店頭デモ機を軽く触った印象を書きます。
ディスプレイは綺麗
第一印象は、ディスプレイが綺麗だということです。Surface Pro3より解像度は劣りますが、普通に使う分には違いが分かりません。この価格帯の商品で、このディスプレイの綺麗さは素晴らしいと思います。色味、視野角、すべて申し分なしだと感じました。
グラフィック性能にやや不安が
Webページをブラウジングして、サクサク見ることができるかどうかが気になるところです。ASUS EeeBook X205TAに搭載されているATOM(BayTrail)では、画像の読み込みに時間がかかるため、新しいページを開いた時にワンテンポ遅れる印象です。Surface3に搭載されているATOM(CherryTrail)では、グラフィック性能が2倍近くに上がっているということなので、きっとサクサクWebブラウジングができると思っていました。ところが、展示機のSurface3を触ってみたところ、予想に反して画像の表示が遅かったという印象でした。インターネットの回線速度が遅い可能性もあるので、回線速度の速度テストをしてみましたが、下り30Mbps以上出ていたので、回線の問題ではないようです。
そうなると、Surface3の性能の問題ということになります。実際に購入して長時間触ってみないと分かりませんが、思ったよりグラフィック性能が良くない可能性があります(CherryTrailになっても、思ったよりグラフィク性能が良くなっていないという噂があります)。
ただし、画像が表示されなくても操作は受け付けてくれました。Webページの画像が表示されていなくても下にスクロールすることはできます。ASUS EeeBook X205TAにのように、ワンテンポ遅れるかんじではなく、ページが表示されるとすぐに下へスクロールできます。そのおかげでサクサクと文字を読んでいくことはできます。
思ったより重い
タイプカバーを付けた状態で887g。ASUS EeeBook X205TAより、約100g軽いことになります。タイプカバーが付いた状態で持ってみましたが、思ったより重たかったかなというのが印象です。軽いことは軽いのですが、もう少し軽いかなぁと思っていただけに、重く感じてしまったのかもしれません。片手で持った感じとしては、ASUS EeeBook X205TAと変わらない感覚です。
キーボードは相変わらず
タイプカバーのキータッチですが、Surface Pro3と同じです。画面サイズが小さくなっているので、キーが小さくなっていないか心配なところですが、キーの大きさは変わっていません。文字の打ちやすさは、Surface Pro3と同じと思ってもらっていいでしょう。パチパチと相変わらず安っぽい音がしますが、これは構造上仕方がないことなのでしょう。
実機で触ってみて確認してほしい
日本でもそう遠くないうちに発売されるとは思いますが、すぐに飛びつくのは待ったほうがいいかもしれません。一度実機で触ってみて、Webページを閲覧するときのサクサク感を確かめてから購入したほうがいいと思います。アプリの立ち上がり、Wordなどのアプリの動作速度に関しては、まったく不満のない速度でした。それだけに、あのWeページの画像表示が遅いことだけが気になりました。
日本でも発売されてから、店頭で実機で確認してから、各自判断してみてください。
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