画面の解像度って分かりますか?僕らが見ているiPhone・スマートフォンやMacBook・パソコンの画面は、細かい点の集まりで出来ています。
昔のコンピュータは性能が高くなかったため、画像を処理する能力が乏しいため、320×240ぐらいの解像度でした。76,800個の点の集まりで、マリオなどのゲームが作られていました。
現在のコンピュータは、処理能力が大幅に向上しています。1920×1080という解像度があたり前です。2,073,600という点の集まりで出来ています。27倍も画面が細かくなっています。
処理能力はどんどん向上しており、4Kと呼ばれるディスプレイも普及しています。3840×2160という解像度です。横の画素数が横の画素数が約4000であることから、4Kと呼ばれています。
これだけ画面に表示できる点が細かくなっていくと、その細かさを持て余します。それほど大きくない画面に、一つの点に一つの点を表示すると、画面の文字が小さくなって読みづらくなります。
同じ画面を解像度を変えて表示しています。
文字が読みづらくなりますが、表示面積が広くなります。目に入る情報が多くなるので、画面が広いほうが便利な時もあります。
MacBookシリーズでも1ドットに1ドット(ドットバイドット)表示できるように
MacBookはRetinaディスプレイという方式を採用しています。1つのドットを4ドットや9ドットで表示する仕組みです。一つの点を、ディスプレイの複数のの点を使って一つの点にすることで、ギザギザじゃない綺麗な映像を作ります。
ディスプレイの点が分からないので、とても綺麗な文字を表示させることができます。とても素晴らしい機能ですが、一つ弱点があります。画面表示が狭くなります。
この2つの画像を見比べると一目瞭然です。WordPressの編集画面でいっぱいだった画面が、デスクトップに置いてあるフォルダーやファイルまで表示しています。これは明らかに情報量が違います。
これまでのMacBook Airは(M1)、1680×1050の解像度をレティーナ化して表示していました。MacBook Airのディスプレイ解像度は2,560 x 1,600ピクセルですが、実際に表示される解像度は、最大1,680 x 1,050。もっと細かく画面を表示することができるのに、OSの仕様上表示することができませんでした。
それが、いつの間にか2,560 x 1,600ピクセルで表示できるようになっています。これは地味に凄いアップデートです。
細かすぎて文字が読みにくいかもしれませんが、使いようによっては実用的な機能です。
より細かい解像度を選択する方法
これまでのMacBook Airは、1680×1050以上の解像度を表示することができませんでした。実際のディスプレイの解像度は2,560 x 1,600ピクセルです。本来の解像度の65%程度の表示面積でしたが、これからは違います。
- 設定アプリをクリック
- ディスプレイをクリック
- すべての解像度を表示
選択できる解像度が増えました。
MacのOSは、13.3以上にしてください。13.2だと高解像度の選択はできません。
より細かい解像度で作業効率をアップ
表示面積が狭いMacBook Airでは、あまり使い道がなかったSplit View。左と右にアプリを並べる機能ですが、2,560 x 1,600ピクセルにすると、実用的で使える機能になります。
解像度を常に変更できるようにしておいて、使うアプリによって解像度を選択しています。
仕事の効率化を図りたい方は、macOS 13.3以降にしましょう。OSの名称的にはVeturaになりますが、Venturaにアップデートしても、バージョンが13.2以下だと高解像度を選択できません。macOS 13.3以降にしてください。
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