
パソコンといったら、富士通、NEC、東芝です。日本の家電量販店にたくさん置いてあるのが、国産メーカーのパソコンです。種類がたくさんあり、どれを買ったらいいか迷ってしまいます。
そんな国産ノートパソコンに使われている部品で、パソコンの動作を遅くするのがHDD。データを保存しておくのにつかわれる部品ですが、より高速にデータを読み書きできるSSDという部品があります。以前は高価だったSSDも、今では随分と安くなり、最近のパソコンに多く使われています。
昔のパソコンはSSDがあまり使われていないため、どうしても動作が遅くなります。HDDをSSDに載せ換えることさえできれば、動作が速くなるのに、、、
自分で取り換えることが不可能かと思いきや、ノートパソコンの多くは、裏蓋を外して、部品を交換することができます。
機械をいじると不安になりますが、SSDの交換は慣れれば難しくありません。今回は、富士通の「FMV LIFEBOOK AH77/R」というノートパソコンのHDDを、SSDに換装してみました。
FMV LIFEBOOK AH77/Rのスペック
まずは、「FMV LIFEBOOK AH77/R」のスペックを見ていきましょう。
CPU | Core i7 4712HQ 2.3GHz(4コア) |
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1280 |
タッチパネル | タッチ対応 |
メモリー | 8GB(DDR3L PC3L-12800) |
メモリースロット(空き) | 2(0) |
ストレージ | HDD1TB |
重さ | 2.5kg |
幅×高さ×奥行 | 377.2×23.8×256.6mm |
15インチのノートパソコンなので、重さは2.5kgと重くなっていますが、CPUが Core i7 4712HQ という高性能なものを使っており、5年前のパソコンとはいえ、今でも主力で使える性能です。
PassMark:7515
ベンチマークスコアは7515。最近の10万ぐらいのノートパソコンに搭載されているCPUよりも高速です。
これだけの高性能を活かしきれていない原因は、ストレージにあります。1TBという大容量ですが、HDDが使われています。これがSSDになるだけで、見違えるように早くなります。
13インチのノートパソコンではなく、15インチのノーパソコンなので、部品の取り換えも、比較的簡単にできます。中古で安く入手して、SSDに載せ替える価値はある1台といえます。
FMV LIFEBOOK AH77/RをSSDに換装する仕方
裏蓋を外す

まずは裏蓋を外します。ネジがたくさんありますが、まずは2つのネジを外します。

2つのネジを外すと、裏蓋をスライドさせることで外れます。パソコンを壊してしまいそうでドキドキしますが、安心して外しましょう。
ここからが本番です。見えるネジを全て外していきます。ネジを外すと、このプレートが外せます。

このプレートを外すときは慎重に外しましょう。元々入っているHDDが、このプレートに引っ付いてフレキシブルケーブルごと抜けてしまうことがあります。
ケーブルを接続しているコネクタが軽い形状のため、ケーブルが断線することはないと思いますが、そっとプレートを外しましょう。

コネクタが抜けてしまったら、黒いテープを剥がして、薄いコネクターを探しましょう。コネクターに見えないぐらい薄い形状ですが、SSDを接続するコネクターがあります。ここにフレキシブルケーブルを差してパチンとコネクタを上から倒すと、SSDが接続されます。

これでSSDへの換装が終わりました。
PS:メモリーも簡単に交換して、増設できるのが分かります。
見違えるほど高速に

Windows10をインストールするUSBメモリーを差してPCを起動し、Windows10をクリーンインストールすれば、SSDへの換装は完了です。
Windowsの起動、アプリの起動など、全てが高速になり、見違えるように早くなりました。同じパソコンとは思えないほどの快適さ、これがFMV LIFEBOOK AH77/Rの本来の力なのでしょう。
作業難易度:★★★☆☆
ネジが多いのと、中のプレートを外すときに、HDDが接続されているフレキシブルケーブルがちぎれないように気を付けましょう。
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