ワイモバイル、UQモバイルが相次いで新料金を発表しました。これまでのプランはそのままで、新たに「20GB」という通信容量のプランを発表。容量を気にせず使っても、低価格という料金プランです。
これまでのスマートフォンの料金は、あまり使わなければ安いといったものでしたが、あまり使わないのでは、外に持ち出せる端末の意味がありません。
容量のことを気にせず使ってこそスマートフォン。ただ安いだけから、使っても安い。ようやく新しい時代がやってきそうです。
ワイモバイルのシンプル20とは
月額4,480円で、20GBまで高速のインターネット通信で使えます。ここで気をつけたいのは、この4,480円という値段は税別です。税込み価格だと、4,928円になります。約5,000円で20GB使えるといったイメージ。
ワイモバイルのシンプル20の特徴として、1回あたり10分までの通話が無料です。多くの通信事業者が、5分まで無料です。ちょっと話が長くなると、結構5分を越えていることがあります。10分まで無料というのは、実際の利用状況をよく分かっているなと関心させられます。
UQ mobileのスマホプランVとは
たいするUQ mobileは、スマホプランVという新プランを発表しました。20GBまでの高速インターネット通信が3980円。こちらも税抜価格なので、税込みだと4,378円になります。
ワイモバイルより550円ほど安くなりますが、UQ mobileには無料通話がついていません。無料通話時間が欲しい方は、別途通話のプランをオプションで選択する必要があります。
ワイモバイルと同じ、10分間まで無料のかけ放題は、別途770円かかります。
合計で5,148円になりますので、ワイモバイルのほうが少し安くなります。
ワイモバイルもUQ mobilも、どちらも5,000円で20GB、10分までの通話は無料と覚えておきましょう。
親会社の料金プランは使い放題で8,000円程度
ここまで解説したのは、大手キャリアのサブブランドの話。みんながよく知っている、docomo、Softbank、auの話ではありません。すでに抱えているユーザーの値段を下げるわけにはいかないので、違うブランドを作って、安いプランを提供しているわけです。
親会社の料金プランは、だいたい9,000円ぐらいで使い放題といった感じです。
Softbankのメリハリプランとは
ワイモバイルの親会社はSoftbankです。Softbankはメリハリプランというものを提供しています。
50GBまで高速インターネット通信ができますが、有名な動画サービスやSNSでの通信はカウントされないので、実質使い放題です(テザリングは別途毎月500円プラス)。
Softbankは基本プラン980円とデータプランメリハリが6,500円の、7,480円。こちらも税別の価格なので、税込みだと8,228円になります。
無料の音声通話はついていないので、別途オプションをつける必要があります。今回は音声プランは割愛させてもらいます。
auのデータMAX 4G LTEとは
auのデータMAX 4G LTEは、容量の制限はありません。無制限で使えて7,480円(テザリングは30GBまでという制限あり)。こちらも無料通話はついてませんので、別途オプション契約をする必要はあります。
税込み金額に直すと、8,228円になります。よく分かりませんが、Softbankと同じ料金になってしまいました。テザリングが30GBまではできるので、Softbankより安いとも言えますが、、、
5Gはプラス1,000円
ここまで説明したのは、4GLTEでの契約。iPhone12など、5Gで使える機種を購入すると、5Gのプランを契約しなければいけません。5Gの料金プランは、Softbankもauも、4GLTEの料金から1,000円プラスになります。税込み1,100円が上乗せされると、9,338円になります。5Gになると、あまり使えるところのない5Gでの通信ができるようになりますが、ほとんどが4GLTEでの通信になるので、1,000円プラスになるメリットは、あまり見いだせません。
docomoのギガホとは
次は王者docomoの料金プランを見ていきましょう。docomoはギガホという料金プランになります。30GBまでの高速インターネット通信が、7,678円税抜。税込みだと8,445円になります。ちょっと容量が少なく見えますが、ずーっとキャンペーン中で、ギガホを契約すると勝手に30GBの容量がプラスされます。
60GBまでの高速インターネット通信ができて、税込み8,445円です。docomoはテザリングも無料できるようになっているので、あとは無料通話のオプションを付けるだけです。
docomoの5Gはいくら
docomoの5Gは、月額8,415円税抜。税込みに直すと、9,256円になります。100GBまで使えますが、キャンペーン中で無制限に使えます。5Gのエリアはほとんどないかもしれませんが、4GLTEの高速インターネット通信が無制限に使えるという、驚きのシステムです。勿論テザリングもすることができるので、docomoの5Gギガホを契約してしまえば、無制限にインターネットをすることができます。
これは使い方によっては、とんでもない可能性を秘めています。
docomo、au、Softbankの5Gプランを比較
大手3キャリアの5Gプランを比較してみましょう。
docomo | au | Softbank | |
月額料金 | 9,256円 | 9,338円 | 9,338円 |
容量 | 無制限 | 無制限 | 50GB |
カウントフリー | × | × | ◯ |
テザリング | 無制限 | 30GBまで | 別途500円 |
特定のサービスを使っても通信容量にカウントされないこと
こうやって比較すると、docomoの5Gが最強ということが分かります。iPhone 12 を購入して、docomoの5Gプランに変更すれば、もうWiFiなんて繋がなくても、好き放題にどこでもインターネット通信を楽しめます。
ギガが足りないなんてことは気にせずに、いつでもYou Tubeや音楽を好きなだけ楽しむことができるのです。
別途スマートフォン本体代はかかる
ここまで説明したのは、あくまで通信料金のことです。通信するための機械の料金、スマートフォンの料金は別途かかります。
例えば100,000円のスマートフォンを24回分割払いで購入したら、100000÷24=4,166円かかります。
docomoの5Gだと、9,256円に4,166円がプラスされて、毎月4,166円払うことになります。10万を超える、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxを購入すると、もっと高くなります。
スマートフォンやiPhoneが高機能化したことで、値段が10万前後になってきました。機種代が高いことも、スマホの料金が高いと感じる要因のひとつです。携帯電話事業者ばかり責められますが、docomo、au、Softbankが悪い訳ではないということも、しっかりと認識する必要があります。
docomoの5Gギガホを契約しよう
ここまで読んだ人は、docomoの5Gギガホが最強ということが分かったことでしょう。僅かな差ではありますが、好きなだけ通信できるのですから、SIMカードがささっているiPhoneやスマートフォン以外の機器も、テザリングをして好きなだけインターネットしましょう。
細かいことを考えずに、どれだけ使っても約10,000円。これ以上分かりやすいプランはありません。通話をたくさんする人は、別途770円や1,870円の無料通話プランをオプションで付けましょう。
高い高いと料金ばかり目がいきますが、その中身もしっかりと見てから考えましょう。とにかくインターネットをたくさんする必要がある人は、自宅の光回線も含めて、何を選択するのか。
しっかりと自分で考える時がきたのではないでしょうか。
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