
ようやく発売されたMi Watch。Xiaomi(シャオミー)から発売されたスマートウォッチです。

スマートウォッチといったら、AppleのApple Watch。普通にビジネスシーンでも、付けている人をよく見かけます。質感の高さと機能性から、Apple Watchが選ばれているのかと思います。

そんなApple Watchですが、大きな欠点があります。
- バッテリーのもちが悪い
- 四角い盤面が微妙
この2点が欠点です。機能が豊富だと、バッテリーの持ちが悪くなりますが、それでも1日しか持たないのは、時計として使うには悪すぎます。
四角い盤面は好みの問題ですが、時計っぽさはありません。丸いほうが、腕に付けた時の収まりが良く、かっこよく見えます。
そんなApple Watchの欠点を克服しているのが、Mi Watchです。

時計らしい丸い盤面で、バッテリーのもちは約2週間。これこそ僕が求めていたスマートウォッチ。
1週間ほどMi Watch使いましたので、Mi Watchをレビューします。
Mi Watch 同梱されているもの

充電器が入っています。USB Type Cのようなスマホ用の充電端子ではなく、Mi Watch専用の充電器です。

充電器に近づけると磁石で接点にくっつき充電される。AC充電器に差すほうは、USB Type A端子。
Mi Watch デザイン

丸い盤面が、時計らしくて素晴らしいMi Watch。手に付けた時の収まりが、やっぱり丸のほうが落ち着きます。
ボタンが2つ側面にあります。このボタンの機能を表す文字が、盤面に書かれています。

ボタンの機能を表す、HOME、SPORTという文字が。
この文字がないほうが、よりデザインとしては洗練されます。せっかくのシンプルなデザインが、この文字で少し損なわれています。
Mi Watch仕様
防水 | 対応 | 5ATM 耐水 |
重さ | 32g | |
バッテリー持続時間 | 16日間(通常の使用モード) | ワークアウトモード時は50時間 |
GPS | 対応 | GPS、GLONASS、Galileo、BDS |
歩数計 | 対応 | |
心拍数モモニタリング | 対応 | 24時間心拍数モニタリング対応 |
睡眠追追跡 | 対応 | |
血中酸素濃度 | 対応 | |
ワークアウトモード | 117種類 | |
ルート追跡 | 対応 | |
スマートフォン通知 | 対応 | |
音楽コントロール | 対応 | |
アラーム | 対応 | |
タイマー | 対応 | |
ストップウォッチ | 対応 | |
手首を上げて点灯 | 対応 | |
常時表示ディスプレイ | 対応 |
バッテリーが長く持つのと、GPSを搭載しているのがMi Watchの特徴。
Mi Watchはバッテリーが約2週間もちます(通常の使用モードで16日)。実際に使っていても、ほぼ仕様通りの電池もちという印象。GPSを起動させてアークアウトを記録すると50時間に減ります。GPSを使って50時間も持てば、通常の使用では困りません。
1週間に1回充電しておけば、電池切れとは無縁でしょう。
Mi Watch 装着感

標準のバンドの付け心地は、なかなか良い装着感。Miスマートバンド5のバンドよりは、腕に優しい感じです。腕から外した時の不快感が、Mi Watchのほうがありません。

多すぎるぐらいバンド幅の調整穴があるので、どんな腕の太さでも対応できるようになっています。
装着感は上々です。
Mi Watch ワークアウト機能
117種類ものワークアウト機能が搭載されています。あまりに多すぎて意味不明ですが、僕は自転車でのワークアウトを使っています。

ウーバーイーツしているときのワークアウトです。長時間のワークアウトも、しっかりと記録してくれます。


下にフリックしていくと、様々な計測数値が表示されます。

Xiaomi Wear Liteアプリからも、ワークアウト計測をした数値を確認できます。

盤面右下の赤い縁取りがされているSPORTボタンを押した後、画面のGOを押すとワークアウトの記録が始まります。

起動するアークアウトは、予めアプリで設定できます。
GPSが搭載されているので、ランニングやサイクリング時に威力を発揮します。
血中酸素濃度測定機能も搭載

血液中の酸素量を計測できます。最近のスマートフォンに搭載され始めた機能が、Mi Watchにもしっかりと搭載されています。
睡眠計測も
寝ているときにも、Mi Watchが活躍します。睡眠計測機能があります。Mi Watchを付けたまま寝るだけですが、昼寝には対応していません。Miスマートバンドは昼寝に対応しているので、Mi Watchも対応してほしいところ。

夜の睡眠は、しっかりと記録してくれています。
Mi Watchの操作方法

HOMEボタンを押してから、左右にスワイプすると、画面が変わり、各種機能が使えます。

上から下にスワイプすると、スマートフォンに届いた通知が表示されます。

下から上にスワイプすると、アレクサ起動ボタンと、Mi Watchの設定を変更するボタンが。

HOMEボタンを2回押すと、小さい四角いボタンがたくさん出てきます。
ワークアウト、脈拍数計測など、Mi Watchで使える機能を実行するためのアイコンです。
操作方法は以上です。Apple Watchのように、盤面を指で叩いても、画面は点灯しません。

手首をこちらに向けると、画面が点灯する機能はあります。画面が点灯したあとは、スワイプで操作可能です。
Mi Watchの良い点

画面が大きいので、各種表示が圧倒的に見やすい。Miスマートバンドと比較すると違いは歴然。画面も明るくて見やすいので、通知の文章もしっかりと認識できます。
ワークアウトがすぐに起動できるのも良い点。右下のSPORTボタンを押すことで、予め設定しておいたワークアウトを起動できます。

画面にGOと表示されるので、それを押すことでワークアウト計測が始まります。SPORTボタンを押した後、さらに画面をタッチしないといけないのが、少々煩わしく感じます。誤動作を防ぐためにも、2段階の操作にせざるを得ないので、これは仕方がないかと思います。

装着感が良いのもMi Watchの良い点です。長時間Mi Watchを装着していても不快さはありません。

Apple Watchは36.5gで(Series6の44mmモデル)、腕に何かを付けている感じが強めです。Mi Watchは32gで、その差4g程度ですが、装着感はかなり違います。
装着感の良さも、Mi Watchの特徴です。
Mi Watchの悪い点

盤面の数字を押しても、その機能に飛びません。Apple Watchは盤面に表示されている機能を表示させられますが、Mi Watchにはそういった機能はありません。

表面にボタンの機能を意味する、HOMEとSPORTという文字があります。これは無くても良かったんじゃないかと思います。

側面の質感が、少し安っぽい感じはあります。素材はプラスチックですが、塗装がうまく仕上げてあり、プラスチックっぽさはありませんが、Apple Watchのような高級感はありません。
値段が1万3,000円程度。値段のわりに良い質感ですが、Apple Watchレベルの質感や高級感はありません。
丸いスマートウォッチが欲しいなら

Miスマートバンドという、コスパ抜群のスマートウォッチがあります。画面は小さいですが、機能的にMi Watchと近いものが、3分の1の値段で買えます。
Miスマートバンドがあるので、Mi Watchがすべての人にお勧めとはいえません。
時計が欲しいなぁと思っている人や、丸い盤面のスマートウォッチが欲しいと思っている方には、値段と機能のバランスが良いMi Watchを勧めます。
Apple Watchだと型落ちのSeries3でも、21,780円。血中酸素濃度が測定できるSeries6は、47,080円 (税込)もします。Mi Watchは血中酸素濃度が測定できて13,000円。3倍近い価格差があります。
最新のスマートウォッチの機能を搭載している上に、時計らしい丸い盤面。ここに価値を見出せる方には、お勧めのスマートウォッチです。
Mi Watch 評価
盤面 | ★★★★☆ | ディスプレイは綺麗だが文字盤がイマイチ |
バッテリーの持ち | ★★★★☆ | 1週間に1回程度の充電でいい |
デザイン | ★★★☆☆ | 丸型で普通のデザイン |
使いやすさ | ★★★☆☆ | Apple Watchほどは気が利いていない |
総合評価 | ★★★☆☆ | 1万以下なら買い |



mi-watch公式サイト
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