あまりフリーWi-Fiが充実していない日本ですが、少しずつフリーで使えるWi-Fiスポットが増えています。おそらく2020年の東京オリンピック開催時には、公共的な施設ではほぼフリーWi-Fiが使えるようになるでしょう。もしフリーのWi-Fiが増えないようでは、日本の国際化はますます遅れていくでしょう。
そんな日本では、大変貴重なフリーWi-Fiスポットですが、ひとつだけ難点があります。接続が意外に難しいということ。インターネットやスマートフォンを使いこなしている方なら大丈夫でしょうが、大変の方は、フリーWi-Fiに接続しようとしたときに、上手くいかなくて諦めたことがあるんじゃないでしょうか。
そんな方に朗報です。非常に簡単に接続できるフリーWi-Fiアプリが登場しました。それは「Japan Connected-free Wi-Fi」という、NTT Broadband Platformが提供しているアプリです。
ここまで使いやすいアプリはあまりないでしょう。
簡単にフリーのWi-Fiに接続
初めて使う時に、アプリ内で一度会員登録をする必要がありますが、その登録さえ終わってしまえば、その後は簡単に使えます。
このアプリの対象となるフリーWi-Fiスポットに着いたら、SSID（Wi-Fiを接続する先）を認識しましょう。SSIDは一度利用すれば、それ以降は自動で接続してくれます。この画面にSSIDが表示されましたら、画面右にある「インターネット接続へ」（写真はWi-FiをONにしよう！になっています）を押すだけです。これだけでフリーのWi-Fiスポットに接続して、インターネットをすることができます。
簡単に接続できると言っても、Wi-Fiに接続できる場所が少なければサービスの意味がありません。「Japan Connected-free Wi-Fi」でWi-Fiに接続できる場所は、空港や新幹線のホームなど限定された場所だけではなく、なんとコンビニエンスストアのセブンイレブンや、ファミリーレストランのデニーズでも使えます。セブンイレブンとデニーズで使えるということで、かなり利用価値が高いと言えるでしょう。
今までもセブンイレブンとデニーズで、フリーのWi-Fiに接続できましたが、その使用方法は少々面倒くさいというのが正直な感想でした。それがこの「Japan Connected-free Wi-Fi」アプリを使うことで、瞬時にセブンイレブンやデニーズなどで使えるセブンスポットでWi-Fiを無料で使うことが出来ます。
従来の接続方法ですと、iPhoneの設定アプリからWi-Fiをタッチして、その後Safariをタッチし、一度どのページでもいいので読み込む必要がありました。ページを読み込むと、セブンスポットの接続画面に行き、そこでIDとパスワードを入れて、最後に利用規約に同意するをタッチして、やっとフリーのWi-Fiが使えるというような状況。それが「Japan Connected-free Wi-Fi」を使えば、「インターネット接続へ」をタッチするだけで、セブンスポットのWi-Fiサービスで、インターネットをすることができます。
こんなにスピーディーにセブンスポットのWi-Fiサービスを使うことができるのなら、セブンスポットでWi-Fiを使っている人は、このアプリをインストールしたほうが良いでしょう。
他のWi-Fiサービスも対応を
セブンイレブンやデニーズで使えるセブンスポットだけではなく、他のフリーWi-Fiサービスも「Japan Connected-free Wi-Fi」アプリで使えるようになれば、かなり使い勝手が良くなります。できることならスターバックスのWi-Fiも、この「Japan Connected-free Wi-Fi」アプリで使えるようになれば、日本のWi-Fi事情も変わってくるように思います。
スターバックスのWi-Fiサービスの使い方が分からないという方もかなり多いようです。Wi-Fiに簡単接続できるアプリが登場すれば、機械に苦手な方でも、Wi-Fiをちゃんと使えるようになるでしょう。訪日外国人旅行者の方々のためにも、他のWi-Fiサービスの、「Japan Connected-free Wi-Fi」への対応を望みたいと思います。
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