【AG-WHP01K レビュー】価格1万でノイズキャンセリング機能付ヘッドフォン

前回ヘッドフォンのレビューをしたことで、僕のヘッドフォン熱が高まりました。ヘッドフォンの良い点は、音の広がり方や音圧があるということです。

イヤホンはやや窮屈な音ですが、ヘッドフォンは自然な広がりのある音を聞かせてくれます。

今回レビューするのは、AG-WHP01Kというヘッドフォンです。1万で買えるヘッドフォンの中で、1番人気のヘッドフォン。お値打ちなヘッドフォンですが、ノイズキャンセリング機能まで搭載しています。

AG-WHP01K の実力はどれほどか。早速レビューします。

WHP01Kの外観

落ち着いた感じで、大人でも使いやすいヘッドフォン。

色は３色。ブラック、ダークグレー、クリーム。どの色も落ち着いたカラーです。僕はDARK GRAY（ダークグレイ）を選びました。濃いめのグレーで、ちょっと大人っぽい感じになっています。

大人の男性でもマッチするカラーです。

AG-WHP01K仕様表

再生時間がノイズキャンセリングをオンにして使っても、25時間もちます。丸一日音楽を聞いても大丈夫なほど、バッテリーが長持ち。1日２時間程度の使用なら、1週間は充電しなくてもオッケーです。

聞き始めた時は、やや物足りなさを感じました。透明感があって綺麗な音が届きますが、少しパンチがありません。フラットで聴きやすい音になっており、いわゆるドンシャリ系ではありません。原音に忠実な音ですが、音の広がりや厚みが少し薄く感じます。

ヘッドフォンなので、イヤホンよりワンランク上の低音や、高音の煌びやかさはあります。音一つひとつのクオリティーは高いのですが、全体的な音として聞こえてくるときに、少し物足りなさを感じます。

ややパンチに欠ける音ですが、長時間聞くには丁度良い音になっています。

あと、気になる音漏れですが、盛大に音が漏れています。電車で使うのは、控えたほうがよいレベルです。

ヘッド部分の左に、ノイズキャンセリングボタンとUSB Type C端子。

ヘッド部分右側に、電源ボタン、音量調節ボタン、有線接続用の端子があります。

ノイズキャンセリング機能をオンオフするボタンが左側にあって、他のボタンと分けられているので、とても使いやすい操作形態です。

ヘッド部分が横向きに回転するので、AG-WHP01Kを取り外したときに、首元が窮屈にならないようになっています。

丸まってコンパクトになります。

鞄に収納する巾着袋もついています。

野外や街のカフェで使っていても、音が途切れるようなことはありませんでした。Bluetooth5.0の安定した接続が、ずっと心地良い空間を作ってくれます。

バッテリーの持ちは仕様通り。ほぼ充電する必要なく使えます。ノイズキャンセリングをオンにしても25時間ですから、十分すぎます。

耳にあたる部分が、少し小さいいので、耳への圧迫感があります。僕は耳が大きいので、耳タブや耳の縁が痛くなります。耳が痛くなるので、長時間の視聴が厳しくなります。男性の方には、耳に合わないサイズでしょう。

女性の方は耳がすっぽりと収まって、そこまで耳への負担は大きくないでしょう。

1万という購入しやすい価格で、ノイズキャンセリング機能を搭載しているヘッドフォン。バランスの良いヘッドフォンになっていますが、音質に少し物足りなさがあります。悪い音ではないのですが、もうワンランク上の音だったら、迷わずお勧めできるヘッドフォンでした。

音自体は悪くはありませんし、ノイズキャンセリング機能の効き方も十分あります。1万でヘッドフォンを探している方は、AG-WHP01Kの購入を検討してみてください。

AG-WHP01K