AirPodsを購入して100日以上経過しましたので、長期レビューを掲載します。

AirPodsで人類は新しい世界へ

ようやく発売されましたAirPods。AirPodsとは、Appleが新しく発売したイヤホンです。今さらイヤホンなんてと思われる方もいるかもしれませんが、現物を見たらビックリする…

100日使って分かったこと

使ってすぐ、これは凄い!と感じたAirPods。あれから100日以上使ってみても考えは変わりません。ケースからパッと取り出すだけで使えるAirPods。Bluetoothイヤホンの煩わしさは一切ありません。

最初の設定の敷居が高いワイヤレスイヤホンですが、誰でもワイヤレスイヤホンを使えるようにできたのは、Appleだからでしょう。

同じApple IDを持ったApple製品があれば、機器の切り替えも簡単。設定のBluetoothからAirPodsを選択すれば、すぐに違う機械から音を鳴らすことができます。

ワイヤレス故の分かりにくさを、AirPodsは無くしました。便利だけど使うのに敷居が高いワイヤレスイヤホン。設定するという行為を無くすことで、誰でも手軽に自由に音楽を楽しめるようになりました。

Apple製品がないと意味がない

AirPodsは素晴らしいワイヤレスイヤホンですが、Apple製品を持っていないと、利便性が大幅に落ちます。Bluetoothで接続ができる機械なら、普通に接続して音楽を聴くことはできますが、AirPodsの良さは活かせません。接続しているデバイスを瞬時に切り替えることができる、AirPodsの良さが失われてしまうからです。

Apple製品を持っていない方は、他のBluetoothイヤホンを購入しましょう。

遮音性が低い

イヤホンのタイプがカナル型ではないので、周囲の音を遮断できません。AirPodsをグッと耳の奥に差し込んでも、周囲の音が聞こえてきます。カフェで周囲が騒がしいときにAirPodsを使っても、静寂を手に入れることはできません。

音を完全にシャットダウンして集中したい方は、他のイヤホンを選びましょう。

耳に固定できない

耳にしっかりとフィットしません。個人差があるとは思いますが、ヘッド部分の素材がプラスチックのため、どうしても耳の中でズレてしまいます。

AirPodsの本体AirPodsの本体

AirPodsの本体

イヤホンのヘッド部分にスポンジなどを付けるにしても、センサー部分を塞がないようにしなければいけません。AirPodsの充電ケースに収めないと充電できないので、ヘッド部分に装着できるものも限られてきます。

充電するたびに滑り止めを外すぐらいなら、滑るまま使わざるを得ません。裸のまま使うとAirPodsが滑ってしまうので、耳から落ちないよう意識しながら使ってしまいます。

ヘッド部分の素材が滑りにくいものだったら、もっと万人受けするイヤホンになったでしょう。

ケースがツルツルすぎる

AirPodsケース表側

AirPodsケース表側

AirPodsケース裏側

AirPodsケース裏側

Appleらしいデザインともいえますが、充電をするケースがツルツルすぎて、手から落ちてしまいます。AirPods本体をケースに入れようとして、指から滑ってケースが落ちてしまいました。AirPodsを入れ込む穴が小さいので、ケースに入れようとするときに気を使います。さらにケースまで滑りやすいので、2重に気を使わされます。

この何とも言えない緊張感は、実際に使った人にしか分かりません。

こういったカバーを使って対処しましょう。ケースの保護が目的ではなく、充電時に落とさないようにするためです。充電をするケース自体が滑りにくい素材になり、楽に充電することができるでしょう。

音の不満はない

すごく良い音ではありませんが、十分な音質です。このサイズでこれだけ鳴れば十分というのではなく、聞いていて不満のない素直な音です。フラットで癖のない音になっており、万人に好かれる音でしょう。

イヤホンのタイプ的に遮音性はありませんが、周囲の音と混ざりながら、心地よい音を聞かせてくれます。うるさいお客が隣にいなければ、カフェで使うのにベストなイヤホンです。少しざわざわとした中で聞く音楽は心地よく、仕事も捗るでしょう。

ランニングには向いていない

僕の耳にあまり合っていないので、ランニングをすると、ポロポロ耳から落ちてしまいます。2度ほどアスファルトに落としてしまい、少し傷が付いてしまいました。

コードがないので、耳から落ちたら地面に真っ逆さ。ケーブルが付いているワイヤレスイヤホンなら、肩の辺りに乗っかり、地面に落ちることはありません。

ランニング時にAirPodsを使うのは控えましょう。

アウターを脱ぐときは注意

AirPodsのヘッド部分は縦に長い

AirPodsのヘッド部分は縦に長い

AirPodsはヘッド部分から下が長い形状になっています。約2㎝ほどの長さですが、アウターを脱ぐときに、襟元が当たってしまうことがあります。下から上に突き上げるように当たるので、すぐにAirPodsが落ちることはありませんが、耳からズレるたびにヒヤッとさせられます。

ダウン、コート、ジャケットを脱ぐときは注意しましょう。

音漏れはします

iPhoneに同梱されているEarPodsと同じで、思いっきり音漏れはします。あまり大きな音にすると、周囲の人に不快感を与えてしまいます。公共の場での使用は、音量に注意してください。

音が途切れることは、ほぼない

Bluetoothのイヤホンは周囲の電波と混信し、音が途切れることがあります。仕組み的には同じはずのAirPodsですが、なぜか音がブツっと途切れることはありません。周囲の影響を受けないワイヤレスシステムは、AirPodsの素晴らしいところです。

バッテリーの持ちはいい

バッテリーの持ちが良いという評価は変わりません。もしバッテリー切れになっても、ケースに差し込めば、すぐに充電されます。15分程度充電すれば、3時間は音楽を聴けます。

ちょっと耳を休める時に、AirPodsを耳から外して充電すれば、丸一日音楽を楽しめます。

デザインは好みが分れる

デザインの評価が良くないAirPods。ここまで酷評されている原因は、ケーブルが付いているAppleのイヤホン、EarPodsと同じデザインだからです。あるはずのコードがないために、非常に違和感を感じます。人は見慣れていないものを、すぐに受け入れることができません。今は酷評されているAirPodsですが、もう少し時間が経てば、コードがあるEarPodsのほうがダサいと言われるようになるでしょう。

買い

AirPodsを100日使っても、素晴らしいイヤホンという評価は変わりません。耳にフィットする方は、迷わず購入するデバイスです。イヤホンというより、新しいウェアラブルデバイスともいえます。

耳に装着していることを忘れてしまうほどAirな感覚で音楽を聴けるイヤホンがAirPodsです。3年後ぐらいに、AirPodsの登場がイヤホンの形を変えたと言われているでしょう。

総評

評価項目星5つまで
カッコいいか★★★★☆
使用頻度★★★★★
今後も使うか★★★★★
コストパフォーマンス★★★★★
満足度★★★★★
買い度★★★★★

在庫を見つけたら買うべし!

 

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