新年早々良い買い物をしました。いつも聞いている音楽の音が、グッと良くなったのです。
これです。iBasso DC03という製品。スマートフォンのイヤホンジャックにイヤホンを接続せず、充電をするUSB Type C 端子に接続し、手持ちのイヤホンを接続すると、これまでより良い音で聞くことができます。
DACとは
今最高の音で記事を書いていますが、ここにたどり着くまでに、実は遠回りしました。USBに挿して音が良くなるというモノを探して、たどり着いたのが、USB DACというジャンルの製品。
DACとは、Digital Analog Converterの略です。デジタル信号を、アナログ信号に変換する機械のことです。スマートフォンなどの端末に入っている曲はデジタルですが、耳に付けているイヤホンで聞こえてくる音は、アナログになります。
スマートフォンのイヤホンジャックに有線イヤホンを挿すと音楽がイヤホンで聞けますが、この時の音質は、スマホに搭載されているDACと、有線のイヤホンに左右されます。勿論、再生する楽曲自体のデータも大事です。曲のデータ自体が悪いと、いくら良いイヤホンにしても、良い音にはなりません。
音質の良い楽曲データは、普通にSpotifyで音楽を聴くだけでも十分。ハイレゾ音源のほうが音は良いのですが、Spotifyで最高音質の楽曲を再生すれば、十分に満足できます。このいつも聞いている音楽を、少しでも良い音にするため、高級イヤホンを購入しますが、イヤホンに伝えるための、DACも良いものにすると、さらに音質を向上させることができます。
それが、DACと言うわけです。スマートフォンで音楽が聴けるのに、ちょっと大きなサイズの音楽プレイヤーがあるのは、DACがスマホより良いモノを搭載しており、スマホより良い音で音楽が聴けるからです。
スマートフォンには充電端子があります。この端子は充電をするだけではなく、データを転送することもできます。ここから出てくるデータは、デジタルデータ。ここにDACを繋ぐことで、スマートフォン内に搭載されているDACを通さず音のデータがやってきて、専用のDACを介してアナログデータに変換されて音が鳴ります。
USB で繋ぐDACは、結構大きいのですが、変換ケーブルレベルの小さな製品もあります。それがiBassoから発売されている、DC03というDACです。
普通の人はDC03を購入
さぁ購入しようと調べると、2種類DACがあります。DC03というものと、DC04というものがあります。値段差は2,000円ほど。高いほうが音がいいのだろうと思い、この価格差なら高いほうを買っておけと、DC04を買ったのですが、、、
なんと端子のサイズが合いません、、、
何かの間違いじゃないかと思いましたが、どうやってもイヤホンジャックがささりません。こういった製品は、普通のイヤホンジャックじゃだめなのかと思い、変換アダプターのようなものを買ったものの、、、
なんと逆側のサイズを間違えました。肝心のイヤホンがささりません。やることすべて失敗し、ここで諦めそうになりましたが、もう一度製品情報を調べてみると、、、iBassoの安いほうは、スマートフォンで使われているイヤホンジャックが挿さるようです。本当にささるのか不安でしたが、翌日ヨドバシカメラで購入しました。
今度こそはイヤホンがささりますように!
しっかりと普通の有線イヤホンがささります!
喜んでいる場合じゃありません。音が良くなるのかどうか。それが大事です。
DACで聞く音楽は明らかに良い音に!
iBasso DC03をRedmiNote9sのUSB Type C端子に繋ぎ、iBasso DC03のイヤホン端子にFinal E3000を差し込みました。
早速いつも使っているSpotifyアプリで音楽を聴くと、、、
間違いなく音が良くなっている!
今まで聞こえなかった音が聞こえます。細かい残響音や、ボーカルの後ろに隠れていたような音も、しっかりと鳴ります。いつも聞いている音が、現代の技術でHDになったかのよう。変に音が強調されて音が良くなっているのではなく、本来なるべき音が元データから再生されます。
ここに変換アダプターのようなものをかますだけで、ここまで音が向上するとは。とてもお手軽で効果が高いガジェットです。
アプリを使って、音を微調整
iBasso UACというアプリがあります。このアプリ音量を微調整できます。イコライザーではなく、音量を上下するだけのアプリです。音量の上げ下げなんて、スマホの音量調節ボタンでできるじゃないかと言われそうですが、その通りです。スマホの音量調節ボタンで音量を上下できますが、iBasso UACというアプリを使うと、より細かく音量の調整ができます。
スマホの音量は最大にしておいて、iBasso UACアプリのほうで、音量を上下させます。
スマホの音量調節だと一気に音量が変わりますが、iBasso UACだと少しずつ音を上げたり下げたりできます。
総額いくらで良い音が手に入るのか
間違えて買ってしまった分は置いておいて、いくらあれば極上の音になるのでしょうか。
- RedmiNote9s ¥24,680
- iBasso DC03 ¥7,560
- Final E3000 ¥3,705
これだけあれば、明らかに音が良くなったと体感できます。
合計金額35,945円!
すでにAndroidスマートフォンを使っている方は、そのスマホにiBasso DC03を買うだけです。有線イヤホンがあれば、それを使ってください。
iBasso DC03が8,000円ぐらい。たったそれだけの投資で、明らかに違う音が手に入ります。イヤホンを変えるより効果が高いでしょう。
ハイレゾ音源は不要
ハイレゾ音源が無くても大丈夫。いつも聞いている曲でも、明らかに音質は向上します。なんならYouTubeで何かを再生するだけで、音の違いが判ります。
いつも聞いているものが、iBasso DC03を用意するだけで良い音になります。
iBasso DC03は買い!
Androidスマートフォンを持っている方なら、iBasso DC03を買っておきましょう。自宅やカフェで仕事をするときに、有線イヤホンの間にかますだけで極上の音が手に入ります。
イヤホンジャックに差し込んで聞くより、明らかに良い音です。イヤホンジャックがスマートフォンから無くなりつつありますが、無くなっても大丈夫。イヤホンジャックにイヤホンを挿すより、iBasso DC03に挿したほうがいいのですから。
音の世界は感覚的な部分が強いので、どう良くなったか説明しずらいのですが、値段以上の効果はあります。少しでも良い音を手に入れたい方は、iBasso DC03の購入しましょう。
シルバーのDC04、ブラックのDC03を購入した僕が教えます。シルバーのほうが、質感が高く見えます。Hi-Resというマークは、どちらもシールが貼ってあるだけですが、iBasso DC03という印字が、シルバーのほうが高そうに見えます。
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