一般層にも認知されるHUAWEI P9 〜HUAWEIブロガーイベント参加報告〜

前回の記事では、日本市場におけるHUAWEIのポジションについて」説明しました。

今回は、このイベントで紹介されたHUAWEIのハイエンドスマートフォン、「HUAWEI P9」を紹介します。性能が高いSIMフリーのスマートフォンは、今回のイベントに参加しているようなガジェット好きへの受けはいいけど、一般層にはあまり人気がないという傾向です。

しかし、HUAWEI P9は違います。僕がよく通う立ち呑み屋さんにいるお客さんで、HUAWEI P9を使っている人がいたのです。どう見てもガジェットオタクではない紳士な方がHUAWEI P9を使っているので、思わず話しかけて話しを聞きました。

ずっとキャリアのiPhoneを使っていたが、格安SIMカードに乗り換える時に、HUAWEI P9に変えたとのこと。どうしてHUAWEI P9を選んだか伺うと、性能がいいのは勿論のこと、他のスマートフォンにはないカメラ機能が決め手だったと熱く語ってくれました。

つい先日そういった出来事があったため、今回のイベントでHUAWEI P9を体験できたのは、願ったり叶ったの機会でした。ガジェットマニア以外の方でも満足できるSIMフリースマートフォン「HUAWEI P9」を紹介します。

HUAWEI P9の魅力

HUAWEI P9の1番の特徴はカメラです。裏面を見たら一目で分かりますが、レンズが２つも付いています。iPhone7 Plusにも2つのレンズが搭載されているので、2つのレンズが搭載されたスマートフォンも一般的になってきましたが、iPhone7 Plusが発売される前から、HUAWEI P9は2つのレンズを搭載しています。

さらにHUAWEI P9が凄いところは、搭載されているレンズがライカだということ。それぞれのレンズには別のセンサーが搭載されており、左側のレンズがモノクロで、右側のセンサーがカラーになっています。この2つのレンズを搭載したことで、他社のスマートフォンにはない画質を実現しています。この2つのレンズを活かした高機能はカメラが、HUAWEI P9最大の魅力です。

※スマートフォンとは思えない高い暗所性能

僕らが思っている以上にLeica(ライカ)というブランドは絶大です。その影響力を裏付ける出来事を紹介します。ファッションセンスの高い友人がいるのですが、その友人からHUAWEI P9が気になっていると相談を受けたのです。HUAWEI P9が気になったのは、ライカのカメラを搭載しているからでした。ファッション感度が高い方への、ライカブランドの力は絶大です。HUAWEI P9が一般層にも認知されている要因のひとつが、ライカのカメラなのは間違いないでしょう。

HUAWEI P9の魅力はカメラだけではありません。優れたデザインで上質な質感の本体に、ストレスを感じない高性能を搭載。目の肥えたユーザーだけではなく、一般層も満足させるSIMフリースマートフォンがHUAWEI P9です。

実際に触ってみて感じたこと

パッと最初に手に持ったときに感じたのは、とにかく軽いということです。本体重量は144gとなっており、特別軽いわけではないのに、数値以上に軽く感じます。

持ったときに軽く感じるのは、本体がかなり薄いからでしょう。横から見てみると分かりますが、この性能でよくここまで薄くできたと感心させられます。

本体が薄くても、カメラのレンズだけ飛び出ているスマートフォンばかりですが、HUAWEI P9はまったくレンズが飛び出ていません。高性能なレンズをこの厚みに収めたことで、数値以上の軽さを感じさせてくれます。

ただ薄いだけではありません。本体の質感が高く、手に持っていると思わず惚れ惚れとします。細かいところも手を抜くことなく作られています。部品組み合わせ精度も高いので安っぽさはありません。カメラ部にはLEICAという文字が刻まれており、iPhone7 Plusより圧倒的にカッコいいように思います。

ファッション性も求められるスマートフォンですが、ライカという圧倒的なブランドを活かしたデザインになっており、多くの方を満足させるデザインになっています。

勿論、中身も充実しています。ライカのレンズを活かした多彩なカメラ機能には驚きました。今回のイベントでは全て理解しきれないほど、たくさんの撮影モードがありました。オートで簡単に撮ることもできますが、高級なデジタルカメラを使うように、設定を弄りながら撮りたくなるでしょう。ただ設定が細かいだけではなく、思わず設定を変えたくなるようなユーザーインターフェイスになっています。細かいところも手を抜いていないところからも、HUAWEI P9の完成度の高さが分かります。

カメラ以外の機能も、スマートフォンとして不足な部分は見当たりませんでした。高品質な液晶ディスプレイはiPhoneにも匹敵する綺麗さですし、背面の指紋認証の認識精度も抜群です。

数あるハイエンドのスマートフォンにも引けを取らないHUAWEI P9。SIMフリースマートフォンを選ぶ中で、間違いなく選択肢のひとつに上がるスマートフォンだと確信することができました。

HUAWEI P9のスペック

• 本体サイズ
  高さ145mm
  幅70.9mm
  厚さ6.95mm
  重さ144 g

• カラー
  ミスティックシルバー
  チタニウムグレー
  レッド(2016年11月より追加の新色）
  ブルー(2016年11月より追加の新色）

• 対応OS
  Android™ 6.0 Marshmallow / Emotion UI 4.1

• CPU
  HUAWEI Kirin 955 オクタコア(4 x 2.5GHz A72 + 4 x 1.8GHz A53)
• メモリ
  RAM 3GB
• 本体ストレージ
  32GB
• SDカード
  microSD カード（最大128GB）
• バッテリー容量
  3000 mAh (一体型)
• 連続待受時間
  LTE：約566h / W-CDMA：約566h / GSM：約526h
• 連続通話時間
  W-CDMA：約18h / GSM：約33h
• ディスプレイ
  5.2インチ, FHD (1080x1920ドット), IPS液晶
• カメラ
  メインカメラ : 1200万画素 x 2 (開口部F2.2 / AF / 2色flash)
  インカメラ : 800万画素 (開口部F2.4 / FF / BSI)
• 通信速度（受信時/送信時）
  下り（受信時）最大262.5Mbps(LTE)
  上り（送信時）最大50Mbps(LTE)
• 通信方式
  FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/26/28
  TDD-LTE:B38/39/40
  LTE CA DL (カテゴリ6) : B1+B19/B3+B19/B1+B3/B1+B8/B3+B8
  W-CDMA:B1/2/4/5/6/8/19
  GSM:850/900/1800/1900MHz
• Bluetooth：Bluetooth v4.2 with BLE
• Wi-Fi
  Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac準拠 (2.4/5.0GHz)
• テザリング機能
  最大接続台数：8台
• SIM スロット
  Nano SIM
• 測位方式
  GPS/AGPS/Glonass/Beidou
• センサー
  加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、 HALL、指紋
• 本体付属品
  リモコン付ヘッドセット/ 透明ケース / ACアダプタ / USBケーブル(A to C) / USB変換アダプタ(micro-B to C)クイックスタートガイド / 本体保証書 / ACアダプタ保証書

HUAWEI P9のスペックは上記の通りです。2016年レベルのトップクラスの性能を備えています。micro SDカードをさせるスマートフォンは、本体のストレージ容量が16GBになることが多いのですが、32GBというのも嬉しいところ。本体ストレージに多少の余裕があったほうが安心です。コストの影響を受けやすい部分も、妥協していないところもポイントの高いところです。

高い質感とライカカメラ

あまりにHUAWEI P9のカメラが高機能なので、全ての機能を試すことはできませんでしたが、短い時間でも十分すぎるほどHUAWEI P9の魅力を体験することができました。

高い質感の筐体に、ライカのカメラと高性能なプロセッサーを搭載しているHUAWEI P9。SIMフリースマートフォンの購入を考えている方は、その凄さを手にとって体感してほしいと思います。

• 楽天モバイル名古屋栄店
• ヨドバシカメラ名古屋松坂屋店
• ビックカメラ名古屋駅西店

docomo、au、SoftBankといった大手キャリアでは扱っていないません。手に取れる場所はあまり多くありませんが、上記の3店舗で実機を触れることを確認しています。名古屋近辺にお住いの方は、お店に足を運んでみてください。