先日超iPadバカという本を読んだ。僕もITバカだから、この本がとても面白かった。
超iPadバカ 2000種類のアプリをためした男のすごい活用術
僕はバカが大好きだ。普通のバカではなく、この本のようなその道を究めているような大バカ野郎が大好きだ。バカは凄い。その事に関しては、何を聞いても答えてくれる。この著者もそうだろう。iPadの発売日に2台もiPadをゲットしている時点で大馬鹿野郎だ。僕もこの著者には負けるかもしれないが、バカだと思う。
会社に休みを申請してiPadを買いに行った。そしたら新聞に載ってしまった。もし休みを申請していなかったら、とんでもない事になっていただろう。iPadを発売日に飛びついて購入したが、正直使いこなしているかと聞かれると、自信を持って「俺はiPadバカだ!」とは答えられない。自信を持って答えられない時点でバカじゃない。バカには自信がある。オーラがある。僕はiPadに関して、まだそこまでのオーラはないだろう。
それでも一通りの使い方は分かるし、このような状況にはどうしたらいいというような質問にも答えることができる。でも、本当のバカはそんなレベルじゃない。もっと突き抜けた、人をアッと驚かすようなことができるのが、本当の大バカ野郎だ。iPadに関しては、僕はそこまで到達していないと思う。なぜなら、iPadに少し限界を感じていたからだ。
iPadって、スマートでカッコいいし、何でも出来そうに見える。でも使ってみると、意外にできないことも多い。やはり長年の癖で、ついつい使い慣れたパソコンで何でもしてしまう。マシンパワーや、OSの制約で出来ないことを解決するには、MacBook Airを使うのが手っ取り早い。毎日MacBook Airを持ち歩いているので、それでもいいと思うのだが、iPadで済ませられることも、MacBook Airでやってしまっているように思う。もっとiPadの使い方を突き詰めて考えることで、iPadの有効な使い方や、MacBook Airのもっと良い使い方が見えてくるように思う。
先日Nexus 7を購入した。iPadとは違うAndroidの利点を感じて、Nexus 7のほうが良いように思ったが、久しぶりにiPad miniを使ってみると、やっぱりiPad miniのほうが上だと感じた。iPad miniのハード性能に若干の不満はあるが、Nexus 7と比べてどちらがストレスフリーかと考えると、やっぱりiPad miniだと思う。この比較は、なかなか答えがでないが、どちらが良いかと人に聞かれたら、「iPad miniがおすすめ」と言ってしまう。自分で両方使ってみた上で言っているので、自信を持って「iPad miniがおすすめ」と答えることができる。もう少し使い込んでいってみないと分からない部分もあるかもしれないが、もう少し使い込んでいっても、「やっぱりiPad miniがオススメ」と言うと思う。
という訳で、やっぱりタブレットはiPadを中心に使っていこうと思うのだが、今までiPhone、iPad、MacBook Airを使っていて、不便な点が一点あった。それは、ファイルの管理だ。仕事でPCやスマートフォン、タブレットを使おうと思うと、絶対にファイルの管理というのが必要になってくる。時間が経てば、どんどんファイルが増えてくる。商品のカタログ、商品の仕様書、社内資料、会議の議事録、報告書。もう上げれば切りが無い。こんなにファイルだらけになってくると、ファイルを端末に分散させてしまっては、不便すぎる。
今までは、iPhoneとiPadのファイル管理ソフトといえば、GoodReaderだった。
GoodReader for iPhone 3.19.3 (¥450)
現在の価格: ¥450(サイズ: 30.6 MB)
販売元: Good.iWare Ltd. - Yuri Selukoff
リリース日: 2009/02/28
現在のバージョンの評価:
全てのバージョンの評価:
細かいバージョンアップで、どんどん使い勝手が良くなっている素晴らしいアプリだ。iCloudにも対応していて、iCloudのフォルダーに入れると、iPhoneとiPadと同じ内容にすることができる。今まではこれで対応していたが、これが良くなかった。このやり方だと、iPhoneとiPadには同じファイルが入っているが、MacBook Airにはファイルが入っていない。基本MacBook Airには全てのファイルを入れているので、MacBook AirからiPhoneかiPadのGoodReaderアプリの、iCloudフォルダーに入れていたが、この作業がとてもめんどくさかった。いちいちファイルを入れたり入れなかったりしていると、iPhoneやiPadに入れていないときに限ってそのファイルが必要になり、iPadかiPhoneでそのファイルを探しても、この端末には入っていなかったということが起きてしまう。
そういったこともあって、仕事でiPadを使い切れていなかった。そんな時、この超iPadバカを読んだ。そこにはこう書いてあった。「DropBoxの進化により、GoodeReaderは二軍落ち」と書いてあった。Dropboxは、クラウドでファイルを管理し、補助的にファイルを見るソフトだったと思っていた。少し前まではそうだったと思う。いざPDF等のファイルを見ようと思うと、少しスピードの面や、使い勝手でGoodReaderには叶わない面があった。超iPadバカに書いてあった「DropBoxの進化により、GoodeReaderは二軍落ち」という言葉を見て、すぐにDropBoxを使ってみた。
確かに、前よりかなり進化しているように感じた。GoodReaderのほうが優れているとは思うが、普通に使う分にはDropboxで充分だろう。アノテーション機能等を使いたいときは、GoodReaderにファイルを転送してやればいい。これで長年の悩みが解決した。
もうファイルの管理に頭を悩ますのはやめよう。シンプルにDropBoxで一元管理。Dropboxで見れば、iPhone、iPad、Nexus 7、MacBook Air、iMacのどの端末から見ても同じファイルだ。すぐに使うだろうというファイルだけ、スターマークを付けておけばいい(Dropboxは、スターマークを付けておくと、そのファイルを端末に保存することができる)。ファイル管理の最大の問題だった、スマートデバイスとPCの連携がこれで解決する。ここで最後の問題が発生する。一元管理すると、DropBoxの容量では足りないだろうということ。DropBoxの保存容量は通常2GBだが、様々なやり方で容量を増やし、現在8.9GBの容量まで使えるようになった。しかし、これだけ増えても一元管理するには容量が足りない。
容量で悩むのも疲れるので、ここは思い切って年間99.9ドルで100GB使えるプランに変更しようと思う。容量が足りなくなってきて、ファイルを削除するのは時間の無駄だ。作業じゃなくて、価値を生む仕事に集中することが大事だから。
100GBでも足りなくなるときがくるかもしれない。その時は200GBか500GBに上げよう。きっとそのうち1TBというプランもでてくるはずだ。クラウドは便利だけど、容量が少ないという時代も、きっとすぐ過去の事になる。
まずはiPadバカを目指し、その次は超iPadバカになれるよう、頑張ります!
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