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自作系デスクトップパソコンを勧める10の理由

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パソコンを買おうとすると、ノートパソコンを探すことがほとんどでしょう。電気屋さんに行っても、ほぼノートパソコンしかありませんし、ネット上の記事もノートパソコンがばかり。

Celeron(セレロン)と書いてあるCPUは性能が悪いから止めておけという記事をよく見るので、Core i5と書いてあるノートパソコンを見ると、値段は10万オーバーのものばかり。

やっぱりパソコンは結構高いなと思ってしまう貴方に、自作系デスクトップパソコンを勧めます。

自作系デスクトップパソコンという言葉に引っかかるかもしれません、デスクトップパソコンと何が違うのかといいますと、薄くて液晶ディスプレイと一体になったデスクトップパソコンではないものを指します。

AppleのiMacのようなデスクトップパソコンがスタイリッシュで目がいってしまいますが、iMacは買ってはいけません。あれを買うぐらいなら、MacBook Proを買いましょう。どうせデスクトップパソコンで場所を取るのですから、中途半端なものはやめましょう。iMacはデスクトップパソコンですが、あまりにコンパクトすぎるため、性能が犠牲になっています。使われているCPUは、ノートパソコンのCPUで、性能があまり高くありませんし、液晶と一体型になっていることのリスク もあります (画面が壊れたのか、処理するところが壊れたのか分かりにくい)。

かなりの大きさ

そういったコンパクトな一体型のデスクトップパソコンではなく、幅と高さがあって、奥行きも結構あるパソコンです。そんな今どき感のないパソコンが、自作系デスクトップパソコンになります。

あまり目にすることもないため、自作系のデスクトップパソコンを買うのを躊躇してしまうでしょう。どんなパソコンを買ったらいいのか悩む方に、自作系デスクトップパソコンを勧める10の理由を解説します。

  1. 値段のわりに性能が高い
  2. 性能をフルに発揮できる
  3. 寿命が長い
  4. パーツを変えて性能を上げられる
  5. 周辺機器をたくさん繋げられる
  6. 好きなキーボードを使える
  7. 好きなマウスを使える
  8. 画面を複数枚使いやすい
  9. 本体だけ買い替えればよい
  10. パソコンに詳しくなれる

これが10の理由です。順番に解説します。

自作系デスクトップPC(パソコン)とは

理由を説明する前に、自作系デスクトップPC(パソコン)について説明します。

簡単に言うと、大きくてごつい箱に入ったパソコンです。現在メーカー製のデスクトップパソコンはほとんどなく、自作系のデスクトップパソコンしかないような状況です。日本の大手メーカーから、デスクトップのパソコンが発売されなくなり、家電量販店で見かけることもなくなりつつありましたが、ゲーミングPCブームのおかげで、マニアックなデスクトップパソコンを見るようになってきました。

赤とか青のLEDが光るパソコンが多い

Appleの洗練されたデザインに見慣れた現代人には、少々マニアックなデザインかもしれません。拒否反応を示す人もいるかもしれませんが、奥深い自作系デスクトップパソコンの世界を覗いてみてください。

1.値段のわりに性能が高い

デスクトップパソコンを勧める一番の理由は、費用対効果が高いことです。ノートパソコンが買える同じお金でデスクトップパソコンを購入したらどうなるでしょうか。

76,702円のノートパソコン

Lenovo ideapad 520

ベンチマークスコア Cinebench R15

72,770円のデスクトップパソコン

ドスパラ Magnate IM

ベンチマークスコア Cinebench R15

ほぼ同じ値段で買える、8万以内のパソコンです。仕様的には似ていますが、性能はデスクトップが上です。CPUの名称が似ていて分かりにくいのですが、ノートパソコン用とデスクトップ用のi5は同じではありません。実は性能の差がかなりあります。

シングルのスコアは似たような数値ですが、マルチのスコアが370違います。マルチの数値がここまで違うと、ただWebページを見るだけでも快適さが違いますし、写真編集の快適さも随分と違います。

ノートパソコンにはビデオチャットができるWebカメラ、無線LAN、液晶ディスプレイが付いており、全てがひとつにパッケージされているメリットもありますが、パソコンで一番大事な性能が随分と違うのです。

2.性能をフルに発揮できる

もしノートパソコンと、デスクトップパソコンが同じ性能だとしても、その性能をフルに発揮できるのはデスクトップパソコンです。なぜノートパソコンは同じ性能でも、フルに性能を発揮できないのでしょうか。

これはiMacの内部写真だが、ノートパソコンの冷却機構に近いファン。
デスクトップパソコンで使われるファン

冷却性能が違うからです。薄くて限られたスペースに詰め込んでいるノートパソコンは、冷却性能にも制限があります。スペースに余裕があるデスクトップパソコンは、大きくて余裕のあるスペースに機械が入っていて、複数のファンで冷却できます。

この冷却性能の違いによって、性能をフルに発揮することができるのです。ノートパソコンにも、優れた冷却機能を持つものもありますが、その分値段が高くなります。

非常に原始的で扇風機みたいなファンですが、この原始的なファンが一番効きます。これを複数使うことができるデスクトップパソコンこそ、パソコン本来の性能をフルに発揮できます。

3.寿命が長い

安定して性能を発揮できるデスクトップパソコンは、その分寿命も長くなります。限られたスペースに詰め込まれた機械を目いっぱい使うノートパソコンとは違い、余裕のあるスペースで動くデスクトップパソコン。

その大きさ故に場所を取りますが、長い期間安心して使えます。

自作PCを紹介。真のデスクトップパソコンは自作パソコン | しあわせなITせいかつ

3年前に購入した自作パソコンですが、未だに快適に使えています。性能的な不満は一切ありませんし、ほぼ電源を切ることなく点けっぱなしの状態ですが、毎日快調に動いています。

ノートパソコンは3年もすると性能的に不満を感じ、新しいモノに買い替えることがチラつきますが、デスクトップパソコンならまだ2年はいけます。

4.パーツを変えて性能を上げられる

中身のパーツを変えられるのも、自作系デスクトップパソコンの良いところです。ハードディスクを追加したり、より大容量のSSDに変えたり、メモリーを増設したり。さらにはグラフィックボードを搭載し、より高性能なパソコンにすることもできます。

ノートパソコンでは、メモリーを変えるか、SSDを違うものに変えるぐらいしかできません。最近のノートパソコンは、メモリーやストレージが直付けになってきており、ほぼ性能を上げることは不可能です。

デスクトップパソコンは買ったら終わりではなく、その後も少しずつカスタマイズすることで、性能を上げていくことができます。

5.周辺機器をたくさん繋げられる

色んな周辺機器を繋げて、自分だけのパソコンにすることができます。ノートパソコンにもUSB端子はあるので周辺機器を繋げれますが、USB端子の数が違います。3つもあればいいノートパソコンに対して、デスクトップパソコンは5個以上USB端子があります。

僕が使っている自作デスクトップパソコンには、10個のUSB端子が付いています。これだけ付いていれば、USBハブを使わなくても大丈夫ですし、色んな周辺機器を繋げておけます。

これだけの周辺機器を繋いだままにしています。

6.好きなキーボードを使える

ノートパソコンだと、液晶ディスプレイとキーボードがセットになっています。自作系デスクトップパソコンは、自分でキーボードを用意しなければいけません。その分コストは上昇しますが、自分の好きなキーボードを使うことができます。

もしキーボードが壊れてしまっても、新しいキーボードを買ってくるだけです。本体ごと修理に出さないといけないノートパソコンと違い、デスクトップパソコンは、パーツごとに対処することができます。

7.好きなマウスを使える

キーボードと同じく、マウスも自分の好きなものを使えます。ノートパソコンの真ん中に位置している、マウスの代わりになるトラックパッドも優秀ですが、長時間使うことを考えると、マウスのほうが優れています。

横や上にたくさんのボタンが

普通のマウスではなく、たくさんボタンが付いたマウスを使うことで、色々な操作を簡略化(ショートカット)できますし、キーボードと同じように、壊れてもマウスだけ交換して対処できます。

8.画面を複数枚使いやすい

デスクトップパソコンは、ドーンと本体を基地のようにおいて、ディスプレイを接続します。本体性能にも余裕がありますし、液晶ディスプレイも安くなっているので、液晶ディスプレイを2枚使いやすくなっています。

後から違うディスプレイを購入し、2画面で使っている

ノートパソコンでも同じようなことはできますが、いちいちケーブルで接続しなければいけません。基本的に同じ状態を維持するデスクトップパソコンは、常に2枚の画面を使って作業をすることができます。

9.本体だけ買い替えればよい

モニター、キーボード、マウスが別売りになるデスクトップパソコンですが、この3つはほとんど壊れません。とくにモニターは5年以上使えます。僕が使っている液晶ディスプレイも、古いほうは5年以上使っています(いつ買ったか忘れました、、、)。

もし本体が壊れたら、モニター、キーボード、マウスはそのまま使い、本体だけ買い替えればいいのです。自分の好きなキーボードとマウスが見つかれば、それを次のデスクトップパソコンにも流用できます。

10.パソコンに詳しくなれる

何よりパソコンに詳しくなれます。中身がよく分からないノートパソコンと違い、デスクトップパソコンは、中身が見えるモデルも増えています。簡単にケースを開けることもできるので、どんな構造になっているのかも確認できます。

使っているうちに、ここの性能を上げたいという要望が出てきたら、積極的にパーツについて調べるようになるでしょう。自分好みの仕様に変えられるので、ノートパソコンを使っている人より、パソコンに詳しくなれます。結果的にパソコンやインターネット全般に詳しくなり、色んなことにパソコンを活用できるようになるでしょう。

今こそ自作系デスクトップパソコン

e-Sportsが注目されて、ゲーミングPCが脚光を浴びています。ゲームをしない方でも、その高い性能は役立ちます。性能が良いパソコンは、何をやるにしても快適です。ただYouTubeを見るだけでも快適なのは勿論、仕事の資料を作る、写真や動画の編集をする。ノートパソコンではしんどい作業も、デスクトップパソコンなら快適です。

高性能を安心して使える自作系デスクトップパソコン。部屋に置くスペースを用意できるのなら、家に高性能な自作系デスクトップパソコンを置いておきましょう。もう外出時には、スマホかタブレットがあれば十分です。

SSDとメモリーの価格が下がっています。今こそ自作系のデスクトップパソコンに乗り換えましょう。

ちもろぐ | やかもちがゲーミングで半導体なネタを書くブログ

自作系のパソコン関係でおススメのブログ。ここをチェックすれば、自分にほしいパソコンが分かります。

自分でパソコンを作るのは、いきなりは難しいので、メーカーがデスクトップパソコンを組み立てて納品するサイトを紹介します。

ドスパラ

自分好みのパソコンにカスタマイズできます。

Lenovo

そこそこコンパクトなデスクトップパソコンが欲しい方はLenovoが無難。

mouse(マウス)



アイドルを使ったCMで認知度急上昇中のマウス。安くすませるならマウスがおすすめ。

 

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